本記事のもくじ
記事構成を作らずにブログを書いてませんか?
この記事で紹介する「記事構成の作り方」を実践すると、Googleなどで検索上位を狙いつつ、読まれるブログを作ることができます。
そこで本記事では、マーケ思考に基づいた記事構成の作り方を解説します。
この記事を読むと、記事構成を作るべき理由やおすすめツールがわかり、記事構成の重要性をマルッと理解できます。
ブログは文章を書くイメージが強いですが、実は「骨組み」にあたる記事構成づくりの方が100倍も重要です。
上記ステップで「マーケ思考」に基づいた渾身の記事構成を作りましょう。いくら文章で着飾っても、骨組みがしっかりしてないと、倒壊してしまいます。
ブログ記事構成のテンプレートもご用意しましたので、ぜひ最後までご覧ください。
ブログの記事構成とは?【骨組み】
ブログの記事構成とは、いわば「骨組み」でして、記事をスムーズに書くための「設計書」のようなものです。
全体像は、上記のイメージです。
テレビ番組やYouTubeでも「台本」をもとに作ってるよう、ブログも記事構成をもとに執筆します。実際に本記事も、記事を書く前にしっかり記事構成を作ってます。
記事構成 =「ライティングの設計書」
ブログの記事構成とは、どんなコンテンツを作るべきかを明確にする「設計書」のこと。
ビルを建設するときも設計書が必要なように、設計書なくして読者に有益なブログは作れません。
検索上位を狙えるか、ブログで稼げるかは「記事構成」次第です。
実際に僕も、記事構成を作り込んでから執筆しております!
ブログの基本構成
ブログ記事は、下記の要素で構成されます。
記事構成パートは、主に「見出し」で記事の「骨組み」を作る作業です。
強固な骨組みを作ることで、伝えたいこともブレなくなります。記事構成さえ整えば、本文だけでなく、リード文やまとめなどもスムーズに執筆できますよ。
ブログの記事構成を作り込むべき理由3つ
ブログで成果を出すなら、記事構成づくりは必須ですよ。
- 理由①:SEOで検索上位を狙うため
- 理由②:伝えたい内容が明確になる
- 理由③:スムーズに執筆できる
いきなりブログを書き始める人がいますが、これは「NG」です。
記事構成を作り込むと、検索上位を狙いやすくなり、伝えたい内容もブレにくくなります。
手間こそかかるものの、記事の方向性が明確になり、話も脱線しません。一貫性あるコンテンツを提供できるため、読みやすく、SEOも評価されやすくなります。
理由①:SEOで検索上位を狙うため
検索上位を狙うには、記事構成をSEO対策する必要があります。
具体的には「見出しに、適切にSEOキーワードを入れる」というものです。
見出しにキーワードが含まれないと、検索エンジンが「どのキーワードを狙った記事なのか?」がわかりにくく、検索上位を狙いずらくなります。
また、見出しがわかりやすいと「平均滞在時間」にも影響してくるため、抜かりない記事構成づくりが大切です。
詳しいSEO対策については【保存版】ブログSEO対策の完全ロードマップ【普遍的に通用します】をご覧ください。
理由②:伝えたい内容が明確になる
読者の悩みを代弁するためにも、記事構成が必要です。
- 記事構成を作る
- →読者の悩みが明確になる
- →記事が読まれやすくなる
- →結果、読者満足度が高まる
- →ラストクリックにつながる
いきなり記事を書き始めると、途中で情報を足したり消したりと、時間を浪費するだけでなく、伝えたい内容がブレブレになります。
記事構成は、読者の悩みを代弁した「見出し」になります。つまり「この記事を読んだら、悩みが解決しそうだな〜」と安心感を与えられます。
だから、記事構成は重要でして、見出しが大切なんですね。ご理解いただけたでしょうか?
理由③:スムーズに執筆できる
そして最後の理由は、自分が記事を書きやすくするため。
記事構成 =「骨組み」なら、ライティング =「肉付け」です。 ブログは「書く」イメージが強いですが、実際は「準備7割:執筆3割」といった具合です。
あなたは、アドリブで人を魅了できるほど「天才」ですか?
そーでないなら、準備がすべて。いきなり書き始めるのではなく、設計書に基づいて執筆した方が間違いありません。
終わりを描け
結果にコミットするなら「終わりを描く」ことが大切です。
つまり「ゴール」が必要でして、そのゴールに向かってパスやドリブルなりをつなげ、読者を解に導きます。
ブログも同じです。記事を書く際も、すでにゴール(結論)が決まっており、そのために記事構成が必要であり、戦略に従ってシュートするだけ。
テキトーにボールを蹴ってゴールできるほど、世の中甘くありません。ブログも渾身の記事構成を作り、読者を解に導きましょう。
ブログ記事構成作りに役立つツール4選
記事構成を作る際に、実際に僕が使ってるおすすめツールを4つ紹介しますね。
- ツール①:Googleスプレッドシート
- ツール②:SEO META in 1 CLICK
- ツール③:Copy All Urls
- ツール④:ruri-co(るりこ)
記事構成を作るなら、上記ツールが重宝します。すべて無料で使えるので、ぜひ活用してください。
本記事でも、上記ツールにて解説しますね!
ツール①:Googleスプレッドシート
「Googleスプレッドシート」は、Googleが無料で提供するオンラインでリアルタイムに共同編集できる表計算ソフトです。
スプレッドシートを活用すれば、記事構成の基盤をサクッと整えられます。使い方はとてもカンタンでして、未経験でもすぐ慣れます。
Googleアカウントさえあればすぐ使えます。まだお持ちでない方は、まずはアカウントを用意しましょう。
>> 「Googleスプレッドシート」を無料でインストールする
ツール②:SEO META in 1 CLICK
「SEO META in 1 CLICK」は、WebサイトのSEOやメタ情報を取得できるGoogleクロームの拡張機能です。
1クリックでWebサイトのSEO情報を取得できるため、競合分析に欠かせません。
こちらも無料でして、まだお持ちでない方は今すぐインストールしておきましょう。なお、ブラウザ環境は「クローム」をおすすめします。
>> 「SEO META in 1 CLICK」をインストールする
ツール③:Copy All Urls
「Copy All Urls」は、検索タブ上のすべてのURLを一括でコピーできるGoogleクロームの拡張機能です。
記事構成づくりにおいて、上記の使い方をします。
検索タブ上にある競合サイトのURLを1クリックでコピペできるため、時短です。また、クリップボードにコピーされたURLからも、個別にタブを開けます。
こちらも競合分析が捗るので、ぜひ無料でインストールしておきましょう。
>> 「Copy All Urls」を無料でインストールする
ツール④:ruri-co(るりこ)
「ruri-co(るりこ)」は、キーワード検索の需要を分析できる無料マーケティングツールです。
- キーワードの類似率
- 検索ボリューム数
- タイトルへの使用状況
使い方はカンタンでして、調べたいキーワードを入力するだけで、該当キーワードの需要をリサーチできます。
記事構成づくりにおいては、競合の狙っているキーワード分析に役立ちます。ぜひ、活用してみてください。
ブログ記事構成を作る前にすべきこと
それは「キーワード選定」です。
キーワード選定
キーワード選定とは、どのキーワードがどのくらい検索されてるかを把握するために行うリサーチです。
- その①:サジェストキーワードの把握
- その②:月間検索ボリュームの把握
- その③:SEO難易度の把握
そこには、どーいったキーワードが「検索される or 検索されない」「稼げる or 稼げない」といった需要が存在します。
テキトーに思い付いたキーワードを狙っても、まったく検索されず、稼げないキーワードかもしれません。つまり、時間と労力がムダになります。
博打を防ぐにも、キーワード選定は必須。ブログの設計段階で行う項目でして、詳しくは【保存版】ブログで必須なキーワード選定のやり方【知らないと失敗します】をどうぞ。
サイト設計は、終わってますか?
キーワード選定を含めた「サイト設計」ありきの記事構成づくりです。
上記があってはじめて、競合分析する価値が生まれます。
どーいったジャンルにて、どのキーワードで勝負すべきか。そこをしっかり分析しないと、勝算のない博打をし続けるハメになります。
ブログ運営の「キモ」ですので、サボらずリサーチしましょうね。というわけで、サイト設計を終えてる前提で、ブログ記事構成の作り方を解説します。
全体像は、上記のとおりです!
ブログ記事構成の作り方【STEP①:ニーズ分析】
記事構成を作る前には、必ず狙うキーワードのニーズを分析します。
- その①:ペルソナを決める
- その②:検索意図を把握する
- その③:Google検索を分析する
- その④:Yahoo!知恵袋を分析する
ニーズ =「検索ユーザーの心理」でして、つまり「どーいった意図で、そのキーワードで検索したか?」を分析する作業です。
プレゼント:記事構成フォーマット
記事構成づくりに役立つフォーマットをプレゼントします。
- その①:ニーズ分析シート
- その②:競合分析シート
- その③:記事構成 下書きシート
本記事でも解説しながら進めていくので、ぜひコピーしながら使ってみてください。
その①:ペルソナを決める
ブログは「誰に向けて書くか?」が大切です。そのため、記事構成を作る前に「ペルソナ(想定読者)」を決めましょう。
ペルソナ設定では、キーワードを検索するユーザーの心をリアルにイメージすることがポイント。そこでおすすめなペルソナ設定が、下記の2つです。
- その①:過去の自分
- その②:身近な友人
というのも、読み手 =「同じ悩みを抱えた読者」でして「過去の自分」や「身近な友人」を設定することで、結果として、読者と痛みを共有しやすくなるためです。
万人に好かれようとすると、誰にも好かれません。だからこそ「たった一人のあなた」に向けて書くこと。
読者の痛みをリアルに想像することで、何を求めてるのかを想定できます。結果として、読み手に深く刺さる文章を作れます。
本記事のペルソナ
そこで今回は、下記のペルソナを設定しました。
本記事のペルソナ
ブログ記事構成の作り方を知らない「過去の自分」
たった、これだけですね。
よくある「都内在住20代、年収450万円で趣味はサウナ巡りの独身男性...」みたいなペルソナ設定は、ぶっちゃけ、どーでも良いです。
基本的には「過去の自分」に向けて書くことで、読者と痛みを共有しやすくなります。なので「経験」から書けるキーワードを狙うのが良いかと思います。
詳しいペルソナ設定については【本質】ブログでドンピシャなペルソナ設定を作る方法【過去の自分を想定せよ】をお読みください。上記を記事構成シート「ペルソナ」欄にどうぞ。
その②:検索意図を把握する
続いて、ペルソナの「検索意図」を深掘りします。
検索意図
検索意図とは、ユーザーがどんな目的でそのキーワードで検索したのかを把握するリサーチです。
本記事の検索意図
今回は「ブログ 記事構成 作り方」の検索意図を下記に想定しました。
本記事の検索意図
- 顕在ニーズ:ブログ記事構成の作り方を知りたい
- 潜在ニーズ:検索上位を狙いたい、稼ぎたい
もしくは「ChatGPT」などのAIツールを使っても検索意図を分析できるため、これはガチでおすすめです。
検索意図の考え方については【本質】ブログの検索意図とは?SEOに強い記事の書き方【結論、"気が利く人"になれ】をどうぞ。こちらも、記事構成シートの「検索意図」欄にどうぞ。
その③:Google検索を分析する
Google検索では、文言がチョクチョク変わりますが「関連性の高い検索」「関連キーワード」「その他の質問」などという項目があります。
まさにこーいった要素が、ユーザーの気になるニーズです。
こーいった関連ニーズを記事構成に落とし込むことで、質の高いブログ記事を作ることができます。こちらも、記事構成シートにまとめておきましょう。
「テンプレート」の需要アリと分かりました!
その④:Yahoo!知恵袋を分析する
Googleだけでなく「Yahoo!知恵袋」にも、悩みの種がたくさん詰まってます。
ニッチなキーワードだとヒットしずらいかもですが、ユーザーの意外なニーズが隠れてたりします。
他のライバルは訴求してない内容を記事に落とし込めば、チャンスですね。ぜひ活用してみましょう。
こちらも落とし込みたい項目があれば、都度、記事構成シートに記入しておきましょう。
ブログ記事構成の作り方【STEP②:競合分析】
下準備を終えたら、本格的に競合サイトのリサーチを行います。
- その①:URLと記事タイトルを抽出する
- その②:狙ってるキーワードを抽出する
- その③:見出しを抽出する
- その④:土台となる記事構成を決める
その①:URLと記事タイトルを抽出する
まず、キーワードでググり、検索上位の「URL」と「記事タイトル」を抽出します。
- 手順①:狙うキーワードでググる
- 手順②:競合サイト10件を別タブで開く
- 手順③:「Copy ALL Urls」でURLを抽出する
- 手順④:「SEO META in 1 CLICK」で記事タイトルを抽出する
- 手順⑤:記事構成シートに貼り付ける
別タブは「⌘+クリック」で開けます。すると、タブ上にページが溜まっていくので、これをツールでコピペします。
記事構成シートにコピペしておきましょう。
その②:狙ってるキーワードを抽出する
続いて、競合サイトの狙ってるSEOキーワードを分析します。
なぜなら、必ずしも検索上位の記事が、狙ったSEOキーワードで上位表示されてるとは限らないからです。
ツール「ruri-co」を使えば、無料で競合サイトのキーワードを分析できます。
ruri-co の使い方
まず、狙うキーワードを入力し「調査」をクリックします。
すると、検索上位のサイトが狙ってるキーワードが一覧で表示されました。共通キーワードに注目し、記事タイトルと照らし合わせつつ、狙ってるキーワードを抜き出します。
ザックリでも構わないので、競合のキーワードを把握しておきましょう。
なお、キーワードは「ロングテールキーワード」を狙いましょう。
競合がビッグ・ミドルキーワードとて、必ず「ロングテール」一択です。詳しくは【弱者の戦略】ブログで検索上位!ロングテールキーワードの選び方【SEOで成果を出す仕組み】をどうぞ。
その③:見出しを抽出する
競合サイトの見出しを「SEO META in 1 CLICK」にて抽出します。記事構成シートにすべて書き写しましょう。
その際は「階層分け」すると、スッキリして分析しやすくなりますよ。
なお、見出し抽出は「ラッコキーワード」にても可能です。競合記事の文字数もチェックできるため、ぜひお試しください。
その④:土台となる記事構成を決める
競合の記事タイトル・URL・見出しをすべて抽出できたら、もっとも質の高い記事をピックアップします。そのライバル記事 =「あなたのブログ記事のサンプル」です。
たぶん「えっマジかよ...」と思うかもですが、みんな黙ってるだけで「上位サイトのパクリ」ですからね。
しかし、それじゃあ問題アリですから、バレないよう言い回しを変えたり、独自性を出します。決して丸パクリではなく、あくまでも「参考」です。
その記事構成をもとに、見出しの文言を変えたり、オリジナル情報を追加したり、不要な情報を削除したりします。これを「リサーチ」と呼びます。
ブログ記事構成の作り方【STEP③:見出し作成】
リサーチを終えたら、渾身の記事構成(見出し)を作っていきましょう。
- その①:渾身の記事構成を作る
- その②:SEO対策を行う
- その③:最終チェック
その①:渾身の記事構成を作る
渾身の記事構成にブラッシュアップするには、下記をおさえてください。
- 参考にする記事をピックアップする
- Googleの関連ニーズに応える
- Yahoo!知恵袋のニーズに応える
- 必ず「独自コンテンツ」を入れる
- 見出しの順番を変える
- 見出しの言い回しを変える
競合の見出しを分析しつつ、渾身の記事構成を作りましょう。同時に「記事タイトル」「パーマリンク(記事のURL)」「メタディスクリプション」も決めましょう。
最重要は『独自性』
独自性とは、他の記事では訴求されてない完全オリジナルな情報を意味します。
Googleは「独自性あるコンテンツ」を評価します。コピペした価値のない記事では、検索上位を狙えません。独自性を出すことで、読者の心にも深く刺さるようになります。
- 質問コーナーを設ける
- 注意点を解説する
- 自身の経験談に触れる
- 実際のデータを公開する
- アンケート結果を公開する
- SNS投稿を混ぜる
本記事の独自性は「おすすめツール紹介」「記事構成を作る前にすべきこと」「記事構成の作り方コツ」などですね。ほかの記事では触れられてないため、チャンスだと思いました。
企業が体裁を気にして訴求できない内容でも、個人ブロガーなら触れやすい。なんせ企業は「パクってます」なんて、死んでもいえませんので。
その②:SEO対策を行う
検索上位を狙うべく、見出しに「SEO対策」を施します。
具体的には、見出し内にSEOキーワードを適切に含めればOKです。
- H1見出し:必ずキーワードを含める
- H2見出し:なるべくキーワードを含める
- H3見出し:適度にキーワードを含める
詳しい見出しSEOについては【コツ7つ】読まれるブログ見出しの作り方【SEOより読者にフォーカスせよ】をどうぞ。
質問:キーワードは左側が良い?
キーワード =「左側」が正解ではありません。HTMLの構造上、見出し内にキーワードが適切に含まれてればOKです。
ブログは「左→右」に文章を読むため、左側にあった方が、キーワードを見落としにくい、見切れない、といっただけ。
無理やりキーワードを左側に配置すると、不自然な文章になる場合もあります。目線は常に「ユーザー」を意識してください。
その③:最終チェック
渾身の記事構成を作成できたら、最終チェックを行います。
- もっとも質の高い記事構成か?
- 独自性ある記事構成か?
- 検索意図(顕在ニーズ・潜在ニーズ)を満たしてるか?
- 競合を丸パクリしてないか?
- 誤字脱字はないか?
ブログ記事構成の作り方コツ9つ
上記でほぼほぼ素晴らしいですが、記事構成がワンランクUPするコツを解説します。
- コツ①:見出しで結論を述べる
- コツ②:見出しは簡潔に
- コツ③:見出しの階層を深くしすぎない
- コツ④:キーワードを詰め込みすぎない
- コツ⑤:伝えたいことを1つに絞る
- コツ⑥:競合サイトを丸パクリしない
- コツ⑦:読者が欲しい情報から書く
- コツ⑧:PREP法を組み込む
- コツ⑨:わりとじっくり考える
コツ①:見出しで結論を述べる
見出しでは「結論」を簡潔に示しましょう。
- NG:〇〇な理由
- OK:〇〇な理由3つ
検索ユーザーは忙しいので、結論をさっさと言わないと、すぐに離脱されます。
タイトルや見出し、文章でサクッと結論を示せば、ユーザーは安心して記事を読み進められますよ。
コツ②:見出しは簡潔に
長い見出しは「NG」です。というのも、大半の読者はスマホで読んでおり、見出しが長いだけで読む気すら失せます。
見出しのポイント
見出しは、2行以内に収める(スマホ)
そもそも、コンテンツを凝縮したものが見出しですから、見出しは簡潔である必要があります。
基本的に、文章を読む =「苦痛」です。長文ラインがモテないように、文章は「短いが正義」ですよ。
コツ③:見出しの階層を深くしすぎない
見出しの階層は、深すぎないように作りましょう。
- 第1階層:H2見出し
- 第2階層:H3見出し
- 第3階層:H4見出し
個人的には、H4見出し以降は使わなくてOKだと思います。
階層を深くしすぎると内容を理解しずらくなります。
コツ④:キーワードを詰め込みすぎない
SEO対策として、見出しにキーワードを詰め込みすぎないようにしましょう。
たとえば「ブログメリット」に関する記事のH3見出しのNG例を紹介します。
これじゃあ、あまりにもクドいですよね。
そーではなく「メリット①:〜」「①〜」みたいな感じでコンパクトにまとめること。
無理やりキーワードを詰め込むと不自然です。ユーザーだけでなく検索エンジンからの評価も悪くなるため、キーワードの詰め込みは避けましょう。
コツ⑤:伝えたいことを1つに絞る
1つの見出し内で伝える内容は絶対に「1つまで」です。見出しで多くを語ると、内容がスッと入りません。
そこで、本記事を振り返ってみましょう。
本記事の見出し構成
<H2>ブログ記事構成の作り方コツ9つ
<H3>コツ①:〜〜
<H3>コツ②:〜〜
<H3>コツ③:〜〜
どーでしょう?H2見出しで結論を示し、H3見出しで細分化してます。
これなら、読者は安心して記事を読み進めることができます。
コツ⑥:競合サイトを丸パクリしない
競合サイトの記事構成、コンテンツをそのままパクるのは「NG」です。
- 著作権侵害にあたる
- 検索エンジンから評価されない
あくまでリサーチでして、メインは「独自コンテンツ」である必要があります。
また、他の記事からコンテンツを引っ張る際は、正しく「引用」すること。詳しくは【簡単】ブログで正しい引用の書き方とは?【5つのルールを守り、愛されよ】をどうぞ。
コツ⑦:読者が欲しい情報から書く
記事構成を作る際は、情報提供の「順番」が大切です。
というのも、ユーザーは上から記事を読みまして「つまらないな〜」「役立たないな〜」と思われたら離脱される可能性が高いからです。
それじゃあ「読者の欲しい情報とは?」ですが、それは「答え」ですね。恋愛じゃないんで、もったいブラずサクッと「結論」を述べましょう。
そのために有効なのが「PREP法」です。
コツ⑧:PREP法を組み込む
ブログの記事構成やライティングは「PREP法」が効果的です。
PREP法
PREP法(プレップ)とは、「①結論②理由③具体例④結論」の順でライティングする技法のこと。
必ずしも、PREP法どおりにライティングする必要はないですが「結論→理由→具体例→結論」の流れをおさえておきましょう。
コツ⑨:わりとじっくり考える
記事構成でブログの「8割」は決まります。
僕の場合「最低1時間」は、記事構成に時間を割きます。
記事構成を考えないのは論外。また、10分ほどで構成を考えて「ライティング」を優先する人もいますが、実は「文章の肉付け」はそこまで重要ではありません。
記事構成がショボいなら、いくら綺麗な文章で肉付けしても、検索上位は狙えません。だから、読まれない、稼げないのは当然。じっくり考え、渾身の記事構成を作りましょう。
ブログ記事構成のテンプレート【SEOライティングの型】
最後に、記事構成づくりに便利な「テンプレート」をご紹介します。本記事で紹介した、記事構成シートにまとめておくべき項目は、下記のとおりです。
- SEOキーワード:狙うキーワード
- メタキーワード:上位表示させたいキーワード
- ペルソナ:「過去の自分」or「身近な友人」
- 検索意図①:顕在ニーズ(ユーザーが認識しているニーズ)
- 検索意図②:潜在ニーズ(ユーザー自身でも認識してないニーズ)
- Google検索のニーズ:関連性の高い検索ニーズ
- Yahoo!知恵袋のニーズ:Google検索外のニッチなニーズ
- URL(パーマリンク)
- 記事タイトル
- 狙ってるキーワード
- 競合の見出し
- オリジナルな渾身の記事構成
- 独自性
さらに、記事構成は「SEOライティング」を組み合わせると、より検索エンジンから評価されやすい見出し構造を作れますよ。
こーいった型をおさえつつ「結論を先、詳細は後」でまとめましょう。
渾身の記事構成を作れたら、あとは「下書きシート」に文章を肉付けするだけ。記事構成が盤石だから、ライティングはスムーズですよ!
>> 関連:【どうしてる?】ブログは下書きせよ!おすすめ無料アプリ&ツール3選【書き方5ステップ】
ブログは渾身の記事構成がすべて
本記事では、ブログ記事構成の作り方をマルっと解説しました。
記事構成は「骨組み」にあたり、ここを手を抜くと、いくら文章で着飾っても輝けません。
アドリブで人を魅了できるほど、あなたは優秀ですか?おそらく「NO」だと思いますし、僕や有名ブロガーやYouTuberでさえも、しっかり記事構成や台本を作り込んでますよ。
というワケで、記事構成をサボって、検索エンジンや読者から評価される、稼げるブログは作れません。ブログ初心者なら、コツコツ経験を積んでいきましょう。
最初はむずかしいかもですが、100記事くらい書けば慣れますよ。
>> 関連:【悲報】ブログで100記事を書いても稼げません【ゴールから逆算せよ】
ブログ記事を執筆しよう
記事構成を完成できて、ようやくライティングです。
- 見出しに沿って本文を執筆する
- リード文を執筆する
- まとめを執筆する
- タイトルを最終決定する
- アイキャッチ画像を作成する
- メタディスクリプションを設定する
- SEO対策を最終チェックする
記事構成を作れば、軸がブレません。記事をスラスラ書けますので、あまり思い悩まずに執筆できると思います。
しかし、ライティングも慣れの要素が強めなので、渾身の記事構成とライティングを数打ちましょう。
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