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【保存版】ブログで必須なキーワード選定のやり方【知らないと失敗します】

2023年7月30日

本記事は、一部「広告」を含みます。

ブログは「キーワード選定」を行わないと、必ず失敗しますよ!

この記事で紹介する「キーワード選定のやり方」を実践すると、ブログで書くべき記事が明確になり、マーケティングに基づいたブログ運営が可能になります。

そこで本記事では、ブログで必須なキーワード選定のやり方やコツを解説します。

この記事を読むと、ブログでキーワード選定が必須な理由や具体的な選定方法を理解でき、ニーズに基づいた渾身のブログ記事を書く方法をマスターできます。

結論、ブログのキーワード選定のやり方は、下記のステップです。

キーワードを調べないとは、ただ「書きたいことを書く」自己満なブログを意味します。リサーチもせず、お店をオープンさせませんよね?

ブログでなかなか成果が出ない方や絶対に失敗したくない方は、必見です。

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【執筆者】

ミヤビ|ブログ愛好家

【ミヤビ:当サイトの編集長】

  • ブログ歴3年
  • ブログ収益7ケタ達成
  • ブロガー/デジタルノマド

ブログのキーワード選定とは?

ブログで必須な「キーワード選定」とは一言でいうと、下記のとおりです。

「どんなキーワードが、どれくらい検索されてるのか」を調べる事前リサーチ。

要は、テキトーに記事を書くのではなく「需要に基づいて狙って書きましょう...」ということ。

とはいえその前に、キーワードの基礎理解が必要です。まずは、そちらに軽〜く触れてから、丁寧に解説しますね。

検索ボリュームに基づく3つのキーワード

検索キーワードは、3つあります。
重要なので、絶対おさえましょう。

  • その①:ビッグキーワード
  • その②:ミドルキーワード
  • その③:ロングテールキーワード

キーワード選定を行うには、上記の理解が必須です。中でも「ロングテールキーワード」が最重要でして、ここを無視して、ブログで成功はあり得ません。

ビッグキーワード

ビッグキーワードの特徴です。

  • 特徴①:月間検索ボリューム「1万」以上
  • 特徴②:単一の「シングルキーワード」で構成される
  • 特徴③:検索意図が広く、読者ニーズをつかみにくい
  • 特徴④:検索上位を狙うのは、かなりむずかしい
  • 特徴⑤:検索上位を狙えると、膨大なPVを獲得できる

たとえば「ブログ」「アフィリエイト」「SEO」などが挙げられます。

ビッグキーワードは、検索上位を狙えると大きなPVと収益を見込めますが、競合がガチで強く、公式サイトや法人サイトで独占されてる場合が多いです。

しかし、ユーザーの検索意図が広いため、あらゆる角度からユーザーの悩みを解決できる最高品質の記事が求められます。それに、サイト全体の評価も重要ですね。

弱者の立場である個人ブログが、ビッグキーワードばかりを狙うのは得策ではありません。サイト全体で「1〜2個」が妥当です。

ミドルキーワード

ミドルキーワードの特徴です。

  • 特徴①:月間検索ボリューム「1,000~1万」ほど
  • 特徴②:2語のキーワードから構成される
  • 特徴③:検索上位を狙うのは、むずかしい
  • 特徴④:検索意図が狭まり、記事が書きやすい
  • 特徴⑤:検索上位を狙えると、PVや収益を稼ぎやすい

たとえば「ブログ 始め方」「アフィリエイト おすすめ」「SEO 」など、複数のキーワードから構成されます。

ビッグキーワードよりもユーザーの検索意図をつかみやすく、検索上位を狙えると、PVや収入も見込めます。

とはいえ、難易度はビッグキーワードと同じくらいでして、ここも法人サイトなどの競合がひしめき合ってます。

ビック同様に、ミドル狙いもあまりおすすめしません。そこで、下記で紹介する「ロングテールキーワード」が重要になります。

ロングテールキーワード

ロングテールキーワードの特徴です。

ロングテールキーワード

ロングテールキーワード

  • 特徴①:月間検索ボリューム「50〜1,000」ほど
  • 特徴②:3〜4つのキーワードで構成される
  • 特徴③:検索上位を狙いやすい
  • 特徴④:検索意図が絞られ、記事がかなり書きやすい
  • 特徴⑤:記事単体ではPVや収益を稼ぎにくい

ロングテールキーワードは、検索ボリュームが少ないため、法人サイトが手を出しづらいビジネス事情があります。なぜなら、彼らは稼がないと人件費すら賄えませんので。

つまり、個人でも検索上位を狙いやすいことを意味します。

基本的には、全記事「ロングテールキーワード」を狙って記事を書くことをおすすめします。評価が高ければ、徐々に、ミドル→ビッグでも表示される可能性があるからです。

検索キーワードに基づく4つのクエリ

検索クエリ =「キーワード検索の目的」とお考えください。クエリは、下記の4つに分類されます。

  • Doクエリ:アクションを起こすときに検索するキーワード(〇〇 方法, 〇〇 手順)
  • Knowクエリ:ノウハウを知りたいときに検索するキーワード(〇〇とは, 〇〇 オワコン)
  • Goクエリ:特定のサイトに行きたいときに検索するキーワード(〇〇 行き方,  商品名)
  • Buyクエリ:商品を購入したいときに検索するキーワード(〇〇 比較, 〇〇 格安)

ブログで成果を出すには「Do・Knowクエリ」を中心に書くこと。

ブログでも押し売りしても、嫌われるだけ。Do・Knowクエリ:Buyクエリ =「9:1 」のイメージで、ロングテールキーワードを狙いましょう。

基本は「1記事1キーワード」

必ず、ブログでは「1記事1キーワード」の原則を守ること。

複数のキーワードを狙うと、Googleやユーザーは「何について書かれてるのか?」がわかりません。また、複数のキーワードを同時に狙っても、いづれも上位表示できせん。

本記事も「ブログ キーワード 選定」と「1記事1キーワード」を守ってます。

つまり「ブログにおけるキーワード選定のやり方」について深掘りすればよく、関係ない内容については書くべきでありません。

ブログのキーワードを選定する理由2つ

その理由は、下記のとおりです。

もう一度、キーワード選定の意味を振り返ってみましょう。

「どんなキーワードが、どれくらい検索されてるのか」を調べる事前リサーチ。

カフェをオープンするにせよ、リサーチなしに事業を始める人なんていません。土地勘をまったく調査せず、立地が悪ければ、お客は「ゼロ」かもしれません。

ブログは「書きたいことを書く」ではダメ。事前に「需要」をリサーチしつつ、ユーザーの悩みを解決すること。そのために、キーワード選定を行います。

理由①:検索キーワードを把握するため

一つ目の理由は「どんなキーワードで検索されてるか」を把握するためです。

  • NG①:キーワードを狙わないで記事を書く
  • NG②:自分でキーワードを考える

ニーズを知らなければ、ただの「博打」。立地調査なしに、なんとなく店をオープンすることと同じです。

たとえば「エンジニア転職」に関するブログなら「エンジニア転職を目指すユーザーは、どんなキーワードで検索してるのか?」をしっかり把握すること。

「エンジニア転職」で検索されるキーワード

  • エンジニア転職 エージェント
  • エンジニア転職 ポートフォリオ
  • エンジニア転職 未経験
  • エンジニア転職 失敗
  • エンジニア転職 資格

実際にはこーいったキーワードが検索されており、詳しくは後述しますが、キーワード選定ツール「ラッコキーワード」を使えばカンタンに分析できます。

理由②:検索ボリュームを把握するため

2つ目の理由は「狙うキーワードはどのくらい検索されてるのか」を把握するため。つまり「店をオープンしたら、どれくらいの客を見込めるか?」を把握する作業です。

  • NG①:メインジャンルの検索ボリュームを調査しない
  • NG②:各キーワードの検索ボリュームを調査しない

もしかしたら、まったく検索されないキーワードかもしれません...下記は、おそらく失敗するジャンルとキーワードの例です。

キーワード 月間検索数
エンジニア転職 5,400
エンジニア転職 エージェント 590
エンジニア転職 ポートフォリオ 90
エンジニア転職 未経験 720
エンジニア転職 失敗 210
エンジニア転職 資格 140

このように、キーワードの需要がわかります。

上記は、検索ボリュームが少なく、法人サイトばかりヒットします。個人ブロガーの踏み入る余地は、ありません。

つまり「参入する or しない」を事前に判断できます。検索需要の少ないジャンル・キーワードにて「ブログが読まれない...」という失敗を回避できます。

検索ボリュームを把握するには「キーワードプール」を使えばカンタンに分析できます。書くべき記事の優先度もわかり、最短でブログ成果を出すことができます。

ブログキーワード選定のやり方【5ステップ】

それでは実際に、下記のステップにて、ブログのキーワードを選定していきましょう。

そこで今回は「ワーホリ」ブログを例に、ロールプレイング形式でわかりやすく解説していきますね。

手順①:ブログテーマを明確にする

ブログのテーマは決めましたか?ジャンルと似て非なる「テーマ」ですが、ザックリと「稼がない or 稼ぐ」という違いがあります。

  • 稼がないブログ:趣味や日記など「書きたいことを書く」ブログ
  • 稼ぐブログ:ユーザー目線に立ち「読者の悩みを解決する」ブログ

稼がないブログは、収益化を目指さないため、キーワード選定は必要ありません。一方、稼ぐブログなら、ブログ =「ビジネス」として、マーケティングしないと失敗します。

本記事では「稼ぐブログ」にフォーカスしつつ、詳しくは【決まらない】稼ぐブログテーマの決め方7つのポイント【テーマを決めた後にすべきこと】をお読みください。

手順②:上位表示を狙うキーワードを決める

ブログの柱となる「キーワード」を決めます。つまり「ジャンル選び」ですね。

メインキーワード(ジャンル)の例

  • 「ブログ」
  • 「転職」
  • 「プログラミング」
  • 「エンジニア」
  • 「留学」
  • 「ワーホリ」
  • 「クレカ」

要は「誰の何の悩みを解決するブログなのか?」を決めないと、軸がブレます。すると、検索エンジンから評価されず、誰にも読まれまず消耗します。

キーワードを『深く』絞ること

ビジネス全般に言えますが「1つに深く絞る」ことが大切です。現在のGoogleは「専門性」を評価しており、「特化ブログ(超特化ブログ)」を実践すること。

専門性の高いブログの例

ワーキングホリデー > オーストラリア >(ファーム)

上記のように「オーストラリア限定のワーホリ」に絞りつつ、さらに人気で需要ある「ファーム」まで絞り切るとグッドです。

よくある失敗が、間口の広すぎる「ワーホリ」をターゲットに設定し、さらには「旅行」「留学」「リゾバ」などもつい書いてしまう「雑記ブログ」になること。

企業なら資金と人材パワーで可能ですが、個人では無理ゲー。書くべき記事が明確でない =「サイト設計が甘い」でして、キーワード選定の重要性かわかりますね。

なお、絞り切った後では「横展開」が可能。しかし、その逆はできません。ここを理解してないと、ビジネスで全般で「失敗」しますよ。

手順③:関連キーワードをすべて洗い出す

上記に関連するキーワードを「すべて」洗い出しましょう。ツールを使えばカンタンでして「ラッコキーワード」がおすすめです。

たとえば「ワーキングホリデー オーストラリア」と検索すると、キーワードを一覧で取得できます。右上「全キーワードコピー」から、スプレッドシートにまとめておきましょう。

ラッコキーワード:サジェストキーワードの取得

ラッコキーワード:サジェストキーワードの取得

上記でヒットした検索されてるキーワードこそ「あなたの書くべき記事」でして、取得した一つ一つのキーワードに対して、再び検索をかけます。

たとえば「ワーキングホリデー オーストラリア 費用」というキーワードを深掘りします。

ラッコキーワード:ロングテールキーワードを狙う

ラッコキーワード:ロングテールキーワードを狙う

「ワーキングホリデー オーストラリア 費用」

  • ワーキングホリデー オーストラリア ビザ 費用
  • ワーキングホリデー オーストラリア 費用 1年間
  • ワーキングホリデー オーストラリア 語学学校 費用

すると、費用でも「ビザ」「1年間」「語学学校」などと、検索されてる詳細なキーワードが判明しました。まさに、このロングテールこそ、真の書くべき記事です。

キーワードを深掘りすると、ユーザーの悩みが鮮明になります。ニーズの似たキーワードは一つにまとめ、異なるニーズは、一つずつ書いていきましょう。

マジで"つらたにえん"な作業ですが、この世に"近道"なんて存在しません。地道なくして、成功はあり得ませんよ。

手順④:月間検索ボリュームを洗い出す

関連キーワードをすべて洗い出したら、各キーワードの月間検索ボリュームをツールにて把握します。

月間検索ボリュームを取得できるツール

  • ラッコキーワード(有料)
  • キーワードプール(無料)
  • キーワードプランナー(課金)

完全無料で済ませたいなら「キーワードプール」をおすすめします。サジェストキーワードと月間検索ボリュームを同時に取得できます。

キーワードプール:月間検索ボリュームの取得

キーワードプール:月間検索ボリュームの取得

上記のとおり、選定したキーワードを入力すれば、関連キーワードと、平均の月間検索ボリュームを調べられます。

これまた大変ですが、一つずつ精査しながら、スプレッドシートにまとめていきましょう。3日ほどガチれば終わりますね。

どのキーワードがどれくらい検索されてるか」を把握し、テキトーに記事を書かないことが大切です。キーワードの需要を確かめつつ、マーケ思考でブログを書きましょう。

手順⑤:キーワードを整理する

上記キーワード選定を終えたら、キーワード群をスッキリまとめましょう。

  • 関係ないキーワードをすべて削除
  • 月間検索ボリューム50未満を削除
  • カテゴリーごとに仕分ける

関係ないキーワードをすべて削除

ブログの方針とは関係ないキーワードを、すべて削除します。

たとえば「オーストラリアのワーホリファーム」に関するブログを運営するなら、キーワード選定にてヒットした関係ないキーワードを事前に間引いておきましょう。

関係ないキーワードを削除する

  • ワーキングホリデー オーストラリア アパレル
  • ワーキングホリデー オーストラリア エンジニア
  • ワーキングホリデー オーストラリア ツアーガイド
  • ワーキングホリデー オーストラリア 看護師
  • ワーキングホリデー オーストラリア 保育士

1ミリも関係ないキーワードは、たとえ検索されてるにせよ、除外します。

月間検索ボリューム50未満を削除

目安として、月間検索ボリューム「50未満」のキーワードは「削除」でOK。

検索数が少ない =「需要がない」でして、そのキーワードで上位表示できたとて、まったく検索されない可能性があります。

とはいえ、ツールも完璧ではありません。検索数が「ゼロ」にせよ、実は検索されてたり、稼げる場合もあります。

月間検索ボリュームを鵜呑みにしてはいけません。あくまで「参考値」なので、読者に必要と思われる記事は、検索数がゼロでも書くべきですね。

カテゴリーごとに仕分ける

書くべきキーワードが明確なので、あとは「カテゴリー」ごとにまとめること。

「オーストラリア ワーホリ ファーム」のカテゴリー例

  • カテゴリー①:ファーム 始め方
    →必要なモノ、費用、ビザ、保険、エージェントなど
  • カテゴリー②:ファーム 稼ぎ方
    →給料、時給、貯金、
  • カテゴリー③:ファーム 探し方
    →履歴書、セカンド、サード、
  • カテゴリー④:ファーム 家探し
    →シェアハウス、一人暮らし、住む場所など
  • カテゴリー⑤:ファーム 体験記
    →おすすめ、英語力、その後、失敗など

このように、あらかじめカテゴリーを作りつつ、その中にキーワード選定した記事を振り分けるだけ。キーワード選定を行わないと、絶対にカテゴリーで失敗します。

  • NG:何となく記事を書いてから、カテゴリーに振り分ける
  • OK:書くべき記事とカテゴリーが決まっており、振り分けるだけ

あとでカテゴリーを増やしたり消したり...というナゾの行動は「言語道断」。

カテゴリーは、後戻りできない重要なSEO項目です。詳しくは【脱失敗】ブログで超重要なカテゴリー分けの決め方【絞る意識が重要です】をどうぞ。

ブログキーワード選定のコツ5つ

下記の「コツ5つ」を実践することで、キーワード選定がブラッシュアップされますよ。

コツ①:ロングテールキーワードを狙う

繰り返しですが、必ず「ロングテールキーワード」一択です。

  • ロングテールキーワードで記事を書く
  • すると、ミドルキーワードでも検索結果に露出するようになる
  • すると、ビッグキーワードでも検索結果に露出するようになる

ロングテールで評価されることで、ミドル→ビッグキーワードでもじわじわ評価され検索上位を狙えるんです!

よくない例が、いきなり「〇〇 とは」みたいなキーワードばかりを狙ってしまうこと。競争が激しく、高品質かつサイトが育ってないと上位表示はむずかしいです。

僕も初心者の頃はロングテールの重要性を理解しておらず、適当に記事を書いてました。しかし、今となって「痛み」を学び、反省し、改善しました。

ロングテールキーワードについては【弱者の戦略】ブログで検索上位!ロングテールキーワードの選び方【SEOで成果を出す仕組み】をどうぞ。

コツ②:実際にググる

必ず選定したキーワードで、ググりましょう。

  • 法人サイトばかり→避ける
  • 個人ブログがヒット→ここは狙える
  • 競合がほとんどいない→余裕で狙える

実際にググらないと、そのキーワードで検索上位を狙えそうかわかりません。また同時に、検索上位の記事は「どーいったキーワードを狙ってるのか」もわかります。

勝てる見込みのあるキーワードで勝負する。こーいった「負け戦」を避けることで、時間や効率を高めることができます。

 狙い目は、個人ブログが上位表示

検索上位に、個人ブログがヒットしてるロングテールキーワードを狙いましょう。

法人サイトやドメインパワーの強いサイトが検索上位を独占してる場合、個人ブログに勝ち目はありません。記事質はショボくてもドメインパワーで上がってるだけです。

たとえば、金融ジャンルで「クレジットカード おすすめ 初心者」と検索すると「法人サイト」ばかりヒットします。 勝てる見込みはないので避けましょう。

コツ③:派生キーワードを分析する

実際にググってみると「関連性の高い検索」などから、キーワード選定では見つけられなかった「ヒント」を得られます。

Google検索:関連性の高い検索

Google検索:関連性の高い検索

要は「こーいったキーワードでもよく検索されてますよ...」とGoogleが教えてくれており、つまり「穴場」です。

ツールでは見つからないキーワードもあるため、積極的にお宝キーワードを狙いましょう。

コツ④:競合サイトから分析する

サボりガチですが、同ジャンルの競合サイトを分析しましょうね。ちょっとエグいかもですが、競合分析はこうやります。

  • 手順①:競合サイトを3〜5つピックアップする
  • 手順②:サイトマップより、すべての記事を洗い出す
  • 手順③:全記事をググり、検索上位を狙えそうか判断する

よく「パクるのは良くない」なんて聞きますが、所詮「キレイ事」でして、真実は「競合のパクり合い」です。

「おい、マジかよ」と思うかもですが、これが事実です。法人も有名ブロガーも、表ではキレイごとしか言いませんよ。コッソリ暴露しておきますね。

キーワード選定を行うことも大切ですが、競合の記事をすべてピックアップしつつ、狙ってるキーワードを書けば良いだけ。

特に法人サイトの場合、リサーチから「稼げると判断された記事」を書いており、競合のキーワード =「あなたの書くべき記事」ともいえますね。

コツ⑤:YMYLを避ける

ロングテールを狙いつつも、YMYLのジャンルやキーワードを避けましょう。

YMYL

YMYLとは「Your Money or Your Life」のこと。他人の人生を大きく左右する「お金」「健康」「法律」などに関する内容は、高度な専門性が求められ、信頼性の高い法人サイトや公的機関の記事しか上位表示されない仕組みとなってます。

いくらロングテールでも、医療・法律・金融系は、個人では厳しいです。詳しくは「General Guidelines(検索品質評価ガイドライン)」をお読みください。

キーワード選定から導いた入魂ブログ記事の書き方【5ステップ】

キーワード選定を完了してるので、あとは「設計書」どおりに記事を書くだけですね。手順は、下記のとおりです。

手順①:キーワードでググる

いきなり記事を書くのではなく、まずは検索上位を分析しましょう。その際、気をつけるべきことが「シークレットモード」でググること。

シークレットモード

シークレットモードとは、履歴を残さない検索方法でして、検索結果が履歴の影響を受けません。Macなら、[ ⌘ + Shuft + N ] でシークレットモードを開けます。

シークレットモードでググることで、正しい検索順位が反映されます。

記事を書く前に選定済みのキーワードでググり、検索上位の記事をリサーチしましょう。

手順②:競合記事を分析する

繰り返しですが、検索1ページ目の競合サイトをすべてリサーチします。具体的な方法は、下記のとおりです。

  • 手順①:全記事のURLを抜き出す
    →Chromeの拡張機能「Copy All Urls」がおすすめ
  • 手順②:全記事の見出しを抜き出す
    →Chromeの拡張機能「SEO META in 1 CLICK」がおすすめ
競合記事を分析し、スプレッドシートにまとめる

競合記事を分析し、スプレッドシートにまとめる

このように、スプレッドシートなどに情報をまとめておきましょう。こーすれば「競合はどーいったキーワードで、どーいった記事構成を狙ってるか」を分析できます。

すると、どの記事も似たような構成になってることに気づくと思います。(つまり、パクり合いの結果ということ)

とはいえ、検索上位 =「Googleの解答」でもあるため、検索上位を分析することが、実は「近道」だったりします。

手順③:検索意図を把握する

ユーザーの「検査意図」も考えましょう。検索意図がズレてると、検索上位を狙えません。

検索意図

検索意図とは、ユーザーがそのキーワードでググった理由や目的を意味します。具体的には「顕在ニーズ」「潜在ニーズ」があり、両者をしっかり記事内に落とし込むことが、記事質を高める秘訣です。

競合分析しつつ、自分でも検索意図を考え、記事構成や文章に落としこむことが大切です。

検索意図をつかむ方法は【本質】ブログの検索意図とは?SEOに強い記事の書き方【結論、"気が利く人"になれ】にて解説してます。

手順④:渾身の記事構成を作る

競合サイトを分析にしつつ、渾身の記事構成を作ります。要は「台本作り」でして、台本がダメダメなら、"演者"はアドリブ任せになってしまいます。

  • 検索上位の競合サイトをマネする
  • ユーザーの検索意図を落とし込む
  • 経験や独自性ある内容を盛り込む
競合分析から渾身の記事構成を作る

競合分析から渾身の記事構成を作る

特に重要は「経験や独自性」です。ただ競合をパクったら、それは「コピーコンテンツ」ですので。価値はありません。

ブログでも「記事構成が、命」です。構成がしっかりしてるからこそ、論理的でわかりやすい文章を書け、読者の心を動かせます。

本記事も、記事を書き始める前に、台本となる記事構成を作り込んでます。だからこそ、主張がブレません。一貫した論理展開が可能です。

詳しい記事構成の作り方については別記事をご用意してますので、しばしお待ちください。

手順⑤:ブログ記事を書く

記事構成が完成してるので、あとは骨組み(記事構成)に肉付けする(文章を書く)だけのカンタンな作業です。

ブログ初心者は、リサーチもせずに、いきなり記事を書き始めます。僕もそうでしたが、間違いなく失敗します。

論文や読書感想文でも、いきなり書き始めるからダメでして、事前に「何を書くべきか、書かないべきか」を決めるだけで、論理が破綻しません。

詳しいブログ記事の書き方については、テンプレートをご用意してますので、しばしお待ちください。

ブログキーワード選定に必須ツール5選

キーワード選定に必須なツールを紹介します。

その①:ラッコキーワード

ラッコキーワード

キーワード選定の定番ツールとして「ラッコキーワード」は必須です。

  • その①:サジェストキーワードを取得できる
  • その②:月間検索ボリュームを取得できる
  • その③:その他、細かな競合分析も可能

月間検索ボリュームの取得は「有料プラン」です。月額1,000円ほどでして、初月でキーワード選定を終わらせてしまいましょう。

キーワード選定以外でも、とても重宝するツールです。詳しくは、ブロガー必須!ラッコキーワードの超便利な使い方ガイド【無料・有料プラン】をどうぞ。

その②:キーワードプール

キーワードプール

実は穴場な「キーワードプール」も必須です。サジェストキーワードと検索ボリュームを同時に取得でき、ラッコキーワードより使い勝手は良いかもですね。

  • その①:サジェストキーワードを取得できる
  • その②:月間検索ボリュームを無料で取得できる
  • その③:その他、細かな競合分析も可能

無料版には「利用制限」があります。「待機時間」と「利用回数」があり、若干のストレスです。

とはいえ、ぜんぜん無料でも使えますね。待機は30秒ほどかかりますか、他の作業や調べごとをしてれば問題ありません。

完全無料で済ませたいなら、キーワードプールをおすすめします。詳しくは【神ツール】キーワードプールの使い方ガイド【検索ボリュームを無料抽出】をどうぞ。

その③:その他キーワードツール

ぶっちゃけ、上記でキーワード選定は完結します。しかし補足的に、その他のキーワードツールも紹介しておきますね。

ツールによって多少なりとも精度のバラツキはあります。ラッコキーワードやキーワードプールをメインで活用しつつ、上記ツール使うと精度が高まります。

一般的に「キーワードプランナー」が人気ですが、検索ボリュームを取得するには、広告を出稿しなければなりません。もはや「時代遅れ」でして、補足的に活用しましょう。

ブログは渾身のキーワード選定で命運がわかれる

本記事では、ブログで必須なキーワード選定の方法について解説しました。

上から目線かもですが、ブログ =「ビジネス」です。ビジネス思考がないと、確実に成果は出ません。つまり、ブログを書き始める前に「キーワード選定」を行いましょう。

芸能人なら日記を書いても読まれますが、一般人なら、マーケティングが必要です。強者と弱者では戦い方が異なり、インフルエンサーをマネしても成果は出ませんよ。

というわけで、今回は以上です。渾身のキーワード選定にて、確実に失敗を避けるブログ運営を行いましょう。

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最後までお付き合いありがとうございました。僕のTwitter(@ImperialMiyavi)もフォローしてもらえたら嬉しいです。ブログ運営に関するお役立ち情報を発信しており、ブログとセットで勉強できます!

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ミヤビ

ブログ帝国を作ってます|ブログ累計収益7ケタ|【経歴】新卒(専門:行政広報)→総合職(自治体派遣)→国家公務員→フリーランスエンジニア→【ブログ × YouTube × 金融特化ライター】|ブログ、クレカ、仮想通貨ブログ運営|日本⇄ジョージア⇄トルコ⇄オーストラリアに引きこもってます【元皇室の中の人】

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