DreamでAI画像を作る方法をわかりやすく教えてください。
こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
- Dream by WOMBOとは?
- Dream by WOMBOの使い方
この記事を書いてる僕は、ジョージアで暮らすデジタルノマド。AIツールでAIアートを作成しており、時代の最先端で活動してます。
DreamでAI画像を作ってみませんか?
本記事では、AI画像作成ツール「Dream by WOMBO」の使い方を解説します。
この記事を読むと、誰でもゼロ知識でAI画像を作れます。
Dreamは、キーワードを入力してスタイルを選ぶと、サクッと10秒ほどでAI画像を作ってくれます。スマホでも簡単に作れます。さぁ、AIアートの世界に出発しましょう。
Dream by WOMBOとは?
Dream by WOMBOとは、テキストから自動でAIが画像を作ってくれる無料のAI画像生成サイト・アプリ。
カナダの「WOMBO社」が2021年にリリースした、AI自動生成ツールです。PCだけでなく、iOS、Androidアプリにも対応しており、誰でもサクッとAI画像を作れます。
Dream by WOMBO | ダウンロード |
---|---|
PC/iOS/Android対応 | PC版はこちら|iOSアプリはこちら|Androidアプリはこちら |
Dreamの特徴
Dreamの特徴は、下記のとおり。
- 特徴①:無料で利用できる
- 特徴②:スタイルは39種類(2022年10月現在)
- 特徴③:日本語に対応
- 特徴④:絵を購入できる
- 特徴⑤:NFTとして発行できる
特徴①:無料で利用できる
Dreamは「無料」です。
AIアートの作成やダウンロードに、マネーは1ミリもかかりません。
ただし、Dreamには、生成したAIアートを購入できる機能がありまして、その際は、別途、お金がかかります。詳しくは、後述します。
特徴②:スタイルは39種類
Dreamは、選べるアートスタイルが「39種類」と豊富です。
Bad Trip|Cartoonist|HDR|Realistic|Isometric|Retro-Futurism|Analogue|Paint|Polygon|Gouache|Comic|Line-Art|Malevolent|Meme|Throwback|No Style|Ghibli|Melancholic|Pandora|Daydream|Provenance|Arcane|Toasty|Transitory|Etching|Baroque|Mystical|Dark Fantasy|Psychic|HD|Vibrant|Fantasy Art|Steampunk|Blacklight|Wuhtercuhler|Rose Gold|Psychedelic|Ukiyoe|Synthwave|
個人的に「Ghibli」「Etching」「Steampunk」「Ukiyoe」「Synthwave」がオススメ。日本に影響されてるのか「ジブリ」や「浮世絵」スタイルもあり、なかなか面白い。
特徴③:日本語に対応
Dreamは、海外サービスとはいえ、日本語にも対応してます。
ぶっちゃけ、精度はビミョーですが、たとえば「モンスターボールから出てくるピカチュウ」という指示で、AIアートを作成してみます。
ピカチュウのようなモノが、モンスターボールのようなモノから出てくる途中を描いたのでしょうか?ちょっと、ホラーですね。
一方、英語で入力してみます。「Pikachu coming out of the Monster Ball」で試しました。
やはり、ホラーですね。
とはいえ、日本語でも英語でも「ピカチュウ モンスターボール」という特徴をおさえてはいるかと。テキストを詳細に打ち込む必要があるかもですね。
特徴④:絵を購入できる
Dreamでは、「50$」ほどで、AIアートを購入できます。
- プリントスタイル:標準フレーム、キャンバス、マットポスター、プレミアフレーム
- サイズ:12 × 18 in、18 × 24 in、16 × 24 in、20 × 30 in、24 × 36 in
- 量:欲しい分だけ
ぶっちゃけ、不要かと。
そのまま、無料ダウンロードでOK。
フレームが付いたところで...っていう。
特徴⑤:NFTとして発行できる
Dreamでは、生成したAI画像をミントできます。
NFTとしてミントするには、Dreamと仮想通貨ウォレットを接続するのですが、この辺りは、NFTや仮想通貨の知識が必要です。下記の記事をどうぞ。
- 関連記事①:【保存版】NFTとは?【基礎・仕組み・事例・将来性】
- 関連記事②:【簡単5分】メタマスク(MetaMask)とは?【登録、送金方法を解説】
- 関連記事③:【重要】NFTにおけるMint(ミント)とは?【仕組み・方法・注意点】
ただし、利用規約をちゃんと読みましょう。
Users are solely responsible for the safety and management of keys associated with blockchain addresses, smart wallet addresses, and transactions occurring between third parties such as sales of minted NFTs on other platforms or with other individuals. WOMBO will not be able to restore any not be able to restore any artwork or NFTs lost due to lost private keys.
User acknowledges that cryptographic and blockchain technologies including the Ethereum blockchain, NFTs, cryptocurrencies, and smart contracts are novel, experimental, and speculative, and that therefore there is significant uncertainty regarding the operation and effects and risks thereof and the application of existing law thereto. User acknowledges that once deployed to a blockchain or smart wallet address, WOMBO cannot modify the code of smart contracts.引用元:Dream by WOMBO|Use of Blockchain Technologies, NFTs, and Cryptocurrencies
責任は負わないとのこと。
あくまで、実験。
NFTに触れる身としては、そこまでDreamでNFTには触れたくないですね。自己責任でどうぞ。
Dreamの注意点
作ったAI画像の著作権は、すべて「WOMBO社」にあります。よって、商用利用ができません。
All intellectual property in the Services protectable in any jurisdiction worldwide is and will remain the exclusive property of WOMBO and any licensors to WOMBO or third-party developers, if applicable.
Users may only use WOMBO’s trademarks and trade dress in accordance with these Terms, and may not otherwise use WOMBO’s trademarks or trade dress in connection with any product or service without the prior written consent of WOMBO. 引用元:Dream by WOMBO|Intellectual Property
しかし、日本の著作権法では、AIによる著作物に著作権は及ばないと考えられます。
というのも、著作権法上だと「思想又は感情を創作的に表現したもの」となってるからです。 AIは、思想又は感情を表現したものではないため、著作物には該当せず、著作権も発生しないと考えらます。
AIが感情を持ったら、また別の話。現状、AIはプログラムされてるだけ。と、、、信じたいですが、一部では、AIが感情や意識を持ち始めたとのウワサを聞きました...
Dream by WOMBOの使い方
使い方は、とても、とても、カンタンです。
- 手順①:プロンプトを入力する
- 手順②:スタイルを選択する
- 手順③:画像をインプットする(任意)
- 手順④:NFTを追加する(任意)
- 手順⑤:Createする
手順③と④は、任意です。
プロンプトを入力→スタイルを選択→Createするだけ。
※本記事では、PC版で解説します。スマホ版でも、やり方は同じです。僕はどちらも使ってますが、PCの方が圧倒的に作業しやすいですよ。
手順①:プロンプトを入力する
プロンプト =「文章」のこと。
Dreamでは、プロンプトは200文字までと少なめ。残念ではありますが、字数オーバーせぬよう、短い文章でイメージをAIに伝えるスキルが必要です。
AIアートの世界では「Prompt」という言葉がよく使われるので、AI画像を生成するためのテキストと覚えておきましょう。
プロンプトにはAIツールを
AI画像を生成するには、AIが読み取りやすいテキストを入力する必要があります。
しかし、英語の苦手な人がプロンプトしても、ぶっちゃけ、微妙なAIアートが完成します。
そこで「Catchy(キャッチー)」というAI文章作成ツールを使うことで、誰でもサクッとプロンプトできますよ。
詳しくは、AI文章作成ツールの神「Catchy(キャッチー)」の使い方【現役ブロガーがレビュー】をどうぞ。
-
AI文章作成ツールの神「Catchy(キャッチー)」の使い方【現役ブロガーがレビュー】
続きを見る
手順②:スタイルを選択する
2022年現在、Dreamでは「39種類」のアートスタイルから選択できます。
PREMIUMプランに加入すれば、より凝ったデザインも使えますけど、無料でここまで使えるので十分です。
手順③:画像をインプットする(任意)
こちらは任意ですが、画像をアップロードすることで、その画像に似たAI画像を生成できます。
参照する画像は「弱・中・強」レベルで調節できます。また、デフォルトでサジェスト画像が用意されてますけど、あまり使うことはないかと。
手順④:NFTを追加する(任意)
こちらも任意ですけど、NFTも生成するAI画像に反映させることができます。
メタマスクなどの仮想通貨ウォレットと接続する必要があります。
NFTから画像を作りたい方だけどうぞ。
ぶっちゃけ、ここはスルーでOK。
手順⑤:Createする
上記を入力したら、そのまま「Create」しましょう。10秒ほどで、AIアートが完成するかと。
あとは「Download」をクリックすれば、クレジット付きのAIアートを無料でダウンロードできます。SNSにもシェアできます。
以上で、Dreamを使ったAIアートの作成方法は、おわり。とても、カンタンでしたね。
Publish
生成したAIアートは、コレクションとして発行できます。また、購入したり、NFTとしてミントしたりもできます。
- Name artwork:作品名
- Add Tags:作品のタグ
- Extra actions(Mint as NFT / Print Artwork)
しかし、ナゾに後からは編集できません。同じ絵が生成されることはないので、削除してやり直すしかありませんね。
DreamでAIアートを作ってみた
Dreamで、AIアートを作ってみました。
- プロンプト:Cyberpunk crab ship, falling into the abyssal sea, end of the century
- スタイル:Ukiyoe
サイバーパンクな蟹工船が深淵な海に沈み行く世紀末なイメージです。浮世絵チックにすると、どーなるんでしょうか?...
まぁ、いい感じな浮世絵が出来上がりました。浮世絵スタイル、好きですね〜...
いろいろスタイルを変更すれば、違った味わいを楽しめ、実に面白いですよ。ぜひ、あなたも、DreamでAIアートを作ってみましょう。
Dreamを使ってみた感想
本記事では、「Dream by WOMBO」を使ったAI画像の作り方を解説しました。
ぶっちゃけ、精度はそこまで高くなさそうです。そして、Dream臭がありますね。
- 画像は縦長で使いづらい
- 文字数は200字までと少ない
- ダウンドード画像はクレジット付き
クリエイター目線では、あまりオススメできません。しかし、AIアートに触れる初心者向けの一歩としては、気軽に体験できる素晴らしいサービスだと思います。
無料で使えますし、まずは試しに触ってみることに価値があります。本記事を読み終えたら、今すぐに手を動かしましょう。AIアートの素晴らしさに巡り合えるかと。
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