
メタマスクって何?どうやって、登録すればいいの?仮想通貨に関して無知なので、メタマスクの利用方法について教えてください。
こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
- メタマスク(MetaMask)とは?
- メタマスク(MetaMask)のインストール方法
- メタマスク(MetaMask)の送金方法
この記事を書いてる僕は、ジョージアで暮らすデジタルノマド。普段から仮想通貨やNFTなどのWeb3.0に触れており、メタマスクを使っています。
メタマスク(MetaMask)の登録方法や使い方がわからないと悩んでませんか?
本記事では「メタマスクとは何か?」やメタマスクのインストール方法、仮想通貨の送金方法について解説します。
この記事を読むと、Web3.0で必須なメタマスクを網羅的に理解できます。
メタマスクなしにWeb3.0は、あり得ません。むずかしくないので、サクッと学んでいきましょう。登録は無料、サクッと5分で終わります。
メタマスク(MetaMask)とは?
ザックリと、要約します。
- メタマスクは、イーサリアム系の仮想通貨ウォレット
- メタマスクは、ChromeなどのWebブラウザで管理する
- メタマスクは、Web3.0のサービス利用時に必須となる
メタマスクは、ブロックチェーンが基盤となるWeb3.0サービス利用時に必須です。知識のない方は、まず、Web3.0とは?【インターネットの歴史から紐解く】をどうぞ。
メタマスクとは?
メタマスク(MetaMask)とは、グーグルChromeが提供する「仮想通貨ウォレット(お財布)」のこと。
イーサリアムを使う分散型アプリケーション(DApps)にアクセスしやすくするためのプラグインです。イーサリアムやイーサリアムをベースにして発行された「ERC-20」トークンをWebブラウザ上で保管します。
- イーサリアム系の仮想通貨を入金・出金する
- イーサリアム系の仮想通貨を保管する
- イーサリアム系のNFTを保管する
たとえば、上記の使い方をします。
あくまで、イーサリアムブロックチェーンに対応した仮想通貨ウォレットでして、現在ビットコインなどは扱えません。
NFTやDefiなど、Web3.0ではイーサリアムベースのサービスが増えてます。そして、Web3.0とメタマスクを接続することでサービスを利用できるイメージです。
また、アカウント作成後に、イーサリアムのメインチェーンとは異なるブロックチェーン情報を追加することもできます。たとえば、ポリゴン(Matic)やBSC(バイナンススマートチェーン)などですね。
こういったイーサリアム系列の仮想通貨で、入金や送金を行い、Web3.0のサービスやアプリを楽しみます。
ちょっと話はむずかしかったかもですが、メタマスク =「仮想通貨のウォレット」という認識でOKです。
対応ブラウザ
メタマスクは、対応ブラウザが限られてます。
- Google Chrome
- Firefox
- Brave(Web3.0ブラウザ)
- Microsoft Edge
2022年現在、上記のブラウザのみ。
人によっては、Safari(サファリ)やInternet Explorer(インターネットエクスプローラー)をお使いかもです。しかし、メタマスクに対応してないので、Google Chromeがベストかと。
対応OS
- Android
- IOS
メタマスクは、パソコンだけでなく、スマホでも利用可能となりました。スマホで利用する際は、専用アプリが必要となります。なお、個人的には、操作性のしやすさから、パソコンを推奨します。
メタマスク(MetaMask)のインストール方法
メタマスクに触れていきましょう。
手順は、下記のとおりです。
- 手順①:メタマスクをインストール
- 手順②:パスワードの設定
- 手順③:リカバリーフレーズの保存
手順①:メタマスクをインストール
本記事では、PC版メタマスクのインストール手順を解説します。まずは、Chromeウェブストアにアクセスし、画面右上の「Chromeに追加」をクリックします。

手順①:メタマスクをインストール
すると『「MetaMask」を追加しますか?』と表示が出るので、「拡張機能を追加」をクリックしインストールします。時間は、1分ほどかかるかもです。
手順②:パスワードの設定
メタマスクが、Chromeにインストールされたと思います。画面右上の「パズルマーク」より、メタマスクを起動しましょう。ピン刺しすると、画面右上に固定表示されて便利です。

手順②:パスワードの設定-01
「開始」をクリック。

手順②:パスワードの設定-02
必要であればプライバシーポリシーを確認しつつ、特に問題なければ「同意する」をクリックします。

手順②:パスワードの設定-03
メタマスクを初めて使うならば、右側のセットアップ画面から「ウォレットを作成」をクリックします。

手順②:パスワードの設定-04
続いて、メタマスクにログインするパスワードを設定します。メタマスクを起動する際、その都度パスワード入力しまして、必ずメモっておきましょう。
なお、パスワード設定でお困りなら「パスワード生成ツール」がおすすめです。無料で使える万能パスワードツール。僕も、愛用してます。
以上で、メタマスクのパスワード設定は終わりです。
手順③:リカバリーフレーズの保存
続いては、リカバリフレーズの保存作業です。まずは、1分弱の動画を見て「リカバリフレーズとは?」を学びましょう。「次へ」をクリックします。

手順③:リカバリーフレーズの保存-01
- アカウントを復元させるカギ
- 12個の単語から構成される
- フレーズを厳重に保管すること
- フレーズを誰にも共有しないこと
間違ってメタマスクを削除してしまったり、メタマスクをインストールしてるPCやスマホが故障してしまったときなどに、リカバリフレーズを使って復元します。

手順③:リカバリーフレーズの保存-02
シャドーがかかってる部分をクリックすると、あなた専用のリカバリフレーズが表示されます。このリカバリフレーズを紙などにメモしてください。
- 紙にメモする
- 一時的にスクショする
- そして、誰にも見られないこと

手順③:リカバリーフレーズの保存-03
12個のリカバリフレーズを、シャドーがかかってた箇所と同じようにクリックして並べてください。「確認」をクリックします。
上記の画面になれば、これにてメタマスクの設定は終わり。お疲れ様でした〜。

メタマスク-インストール完了
一応、メタマスクにログインしてみましょう。上記画面になってれば、メタマスクを使ってWeb3.0のサービスを使えます。
パスワードを忘れた場合

メタマスクのパスワードを忘れた場合
パスワードを忘れた場合、ログインできません。なので「パスワードを忘れた場合」より、新しいパスワードに変更します。
ウォレットがリセットされますけど、仮想通貨は無事なので、ご安心を。
12個のリカバリーフレーズから復元します。そして、新しいパスワードを入力しましょう。今度は、必ずパスワードをメモり、忘れないようにしてくださいね。
メタマスク(MetaMask)の送金方法
それでは、メタマスクを実際に使っていきましょう。送金がメインになるので、下記の2つのパターンを解説します。
- その①:仮想通貨取引所→メタマスクに送金(メタマスクに入金)
- その②:メタマスク→仮想通貨取引所に送金(仮想通貨取引所に入金)
当たり前ですが、メタマスクを開設しただけじゃ意味ない。仮想通貨が必要なので、仮想通貨取引所を開設しつつ、イーサリアム系の仮想通貨も購入してください。
まだ、仮想通貨取引所を開設してない方は【初心者向け】仮想通貨取引所おすすめ3選【10分でできる】をどうぞ。
>> 関連記事:【簡単】メタマスク(MetaMask)の送金方法【知らないと損する注意点】
その①:仮想通貨取引所→メタマスクに送金
本記事では、初心者でも操作性がわかりやすい「コインチェック」で解説します。そして、扱う仮想通貨は「ETH(イーサリアム)」とします。
基本的に、どこの仮想通貨取引所だろうと、やり方はほぼ同じです。なので、安心してくださいね。

仮想通貨取引所→メタマスクに送金
コインチェックにログイン後の手順です。
「暗号資産の送金」→「各種入力」と進みます。この際、メタマスクのアドレスをコピーして、「宛先」に貼り付けてください。
なお、送金先をミスると資金が消えます。なので手動入力するのではなく、必ず、コピペしてください。
- 送金する通貨:Ethereum
- 宛先:MetaMask:メタマスクのアドレスをコピペ
- 送金先サービス名:その他(MetaMask)
- 金額(ETH):送金したいETHの額
- 手数料(ETH):コインチェックの場合、固定「0.005ETH」
上記を入力したら「送金する」をクリックしましょう。
コインチェックでは、固定のガス代「0.005ETH」がかかります。ネットワークの混雑具合によりけりですが、5分〜10分ほどで、ウォレットに着金されるかと。
以上です。
マジ、楽チンですね。
その②:メタマスク→仮想通貨取引所に送金
次は、上記の逆バージョンです。当たり前ですが、メタマスク内に仮想通貨があるのが前提。じゃないと、そもそも送金できませんので。

メタマスク→仮想通貨取引所に送金-01
まずは、メタマスクを起動し「送金」をクリックします。

メタマスク→仮想通貨取引所に送金-02
次に、コインチェックの「暗号資産の受取」より、イーサリアムの専用アドレスをコピペしてください。ここに、メタマスクからイーサリアムが送られてくるイメージです。

メタマスク→仮想通貨取引所に送金-03
メタマスクに、先ほどのコインチェックのアドレスをコピペします。すると、アドレスを自動で検出してくれるので、送りたい額のETHを入力して「次へ」をクリック。

メタマスク→仮想通貨取引所に送金-04
上記のように、仮想通貨の送金時には「ガス代」がかかります。今回のケースは微々たる額ですが、曜日や時間帯、ネットワークの混在状況によって変わります。
当たり前ですが、余剰資金をガス代でオーバーしたら送金できません。そーいった場合は、上記「編集」より、送金の優先度を低めに調節してみてください。
ガス代が安くなる代わりに、送金スピードが遅くなります。とはいえ、これも混在状況によりけりですね。
以上で、送金手順の解説は終わり。基本的に、やり方はどこも同じです。メタマスクウォレットのアドレスを間違いなくコピペし、送金額やガス代を入力するだけ。
注意すべきは、アドレスの入力ミスだけ。
マジで、資金がなくなります。
メタマスクをマスターしよう
本記事では「メタマスクとは何か?」を解説しました。そして、メタマスクのインストール方法、仮想通貨の送金方法についても触れました。
- メタマスクは、イーサリアム系の仮想通貨ウォレット
- メタマスクは、ChromeなどのWebブラウザで管理する
- メタマスクは、Web3.0のサービス利用時に必須となる
メタマスクの基本操作をマスターし、ぜひWeb3.0を楽しんでください。
というわけで、今回は以上です。
Web3.0 =「ブロックチェーン」でして、ほぼメタマスクを使用します。仮想通貨取引所とセットで、必ずインストールしておきましょう。
登録は無料ですし、設定も5分で終わります。マジで楽チンなので、この記事を読みつつ作業してください。それでは、楽しいWeb3.0生活を〜。
未来へつながる行動リンク
メタマスクを無事インストールできたら、Web3.0のサービスに触れてみましょう。
- その①:NFTアート
- その②:メタバース
- その③:DeFi(ディファイ)
- その④:GameFi(ゲームファイ)
- その⑤:Web3.0プラットフォーム