本記事のもくじ
ブログでブルーオーシャンを見つけませんか?
この記事で紹介する「ブルーオーシャンの見つけ方」を実践すると、企業や他のライバルを出し抜く穴場なテーマを発見できます。僕自身、常に競合サイトを差別化する方法で記事を書いてます。
そこで本記事では、ブログでブルーオーシャンを見つける方法やコツ、注意点をマルっと解説します。
この記事を読むと、個人ブログでも競合サイトに負けない戦略的ブログ設計が可能です。
結論、ブログにブルーオーシャンなど存在しません。仮に、存在したとしても、一瞬で「血の海」と化すでしょう。
そもそもブルーオーシャンとは、レッドオーシャンから創り出すモノです。血みどろの"赤い海"を泳ぎつつも、オアシスという名の"ブルーオーシャン"を探していきましょう。
ブログにおけるブルーオーシャンとは?
まずは、マーケティング用語「ブルーオーシャン」と「レッドオーシャン」について解説しますね。
※すでに「知ってぜベイベー!」って方は「ブログにブルーオーシャンなど存在しません」にお進みください。
ブルーオーシャン・レッドオーシャンの違い
ブルーオーシャン | レッドオーシャン | |
---|---|---|
競合 | 競合がほぼ存在しない | 競合が激しい |
市場 | 未開拓の市場、ニッチな市場 | 既存の市場、成熟した市場 |
成長 | 成長性アリ | ピーク&不変 |
リスク | ファーストペンギン | 競争に巻き込まれる |
ブルーオーシャンとは?
ブルーオーシャンとは、競合が少ない市場のこと。
つまり「誰にも汚されてない青い海」です。
競合やライバルが少ない or いないため、利益を独占できる可能性があります。ブログでは検索上位を狙いやすく、たくさんのアクセスを集められます。
とはいえ、競合が少ない =「ブルーオーシャン」ではないですよ。
検索上位を狙えても、そもそも検索ボリュームが少ない可能性もありますよね?需要ない市場ですと、どんなに素晴らしい記事を書いたところで、ぜんぜん稼げません。
レッドオーシャンとは?
一方、レッドオーシャンとは、競争が激しい市場のこと。
つまり「血で染まった赤い海」です。
特に、稼げるジャンルはたくさんのライバルが検索上位をめぐる死闘をくり広げており、成功すればガツンと稼げますが、やはり参入障壁は高いですね。
- 公的機関
- 法人サイト
- 古参アフィリエイター
初心者ブロガー以外にも、競合はたくさんいるため、ベテランブロガーとて稼ぐのは一筋縄ではいきません。
狙うべきは「レッドオーシャン」です
とはいえ、個人ブログで稼ぎたいなら、狙うべくはブルーオーシャンではなく「レッドオーシャン」です。競争が激しい分、稼げます。
きっと「競合の少ないブルーオーシャンを狙うべきでは?」と思いませんか?
しかし残念ながら、ブログの世界では、ブルーオーシャンなんて存在しません。
稼げる市場とわかれば、ハイエナの如く、貪り尽くされます。 常に企業が狙うのは、パイの大きい「年間数億円」の市場でして、従業員も抱えてますし、売上に必死ですからね。
一方、個人ブロガーは、企業から"おこぼれ"をいただく感じでして「レッドオーシャンに漂う"オアシス"」を探すイメージです。
個人は「月50万〜100万」を狙えるジャンルで十分!
ブログにブルーオーシャンなど存在しません
悲報ですが、ブログにブルーオーシャンなど存在しません。
仮に"ブルーオーシャン"が存在するなら、すでに誰かが見つけてます。そして、あなたも見つけられるハズですが、この記事を読んでる時点で、見つけられてないのかと。
たまに「ブルーオーシャンを探しましょう...」という人もいますが、怪しいコンサルや情報商材をしてる人なので、あまり信じない方がいいかと。 その理由を深掘りします。
強いていうなら「AI」はチャンスかもですね。
ブルーオーシャンは創り出すモノです
そもそも論、ブルーオーシャンとは、見つけるモノではなく「創り出すモノ」です。
「ブルーオーシャンを見つけよう...」とは聞こえ良いですが、そんな生ヌルいこと言って、稼げるのですかね...
ブルーオーシャンとは、この世界に「今」存在しておらず、今後のビジネス活動における一連のプロセスで「創造されるモノ」です。
深紅の血に染まったレッドオーシャンを死に物狂いで泳ぎつつ、微かに見えた"オアシス"にたどり着けるか。そこが、、、"ブルーオーシャン"かもしれません。
ブルーオーシャンは刹那です
所詮、アイデアなんて、一瞬でパクられておわり。 悲しくも、これが「現実」です。
たとえば「タピオカ」「マリトッツォ」など、ブームは一瞬でした。
そして、そんなモノは以前からありましたよね...結局、大半のビジネス =「模倣」でして、パクリあいの副産物ですよ。
仮に「絶対に〇〇は流行る!間違いなく天下をとれる!」と確信アリでも、歴史から分かるよう、ブルーオーシャンに「永遠」など存在しません。
束の間の楽園を享受したら、速攻で"血の海"に沈みます。ブルーオーシャンは、すぐに「レッドオーシャン化」することを忘れないでください。
ブログは「ビジネス」です
つまるところ、ブログって「ビジネス」なんですよね...
人と違うことをやるのは理想かもですが、未開の海を一人で突っ走ったところで、たいてい「不発」におわります。
ブログやYouTube、起業にせよ、ブルーオーシャン戦略って、ハードル高いですよ。
それより、すでに誰かが成功しており「需要アリ」と分かった安住の地で勝負する。その方が、戦略を分析できるので、失敗を対策できるメリットがあります。
稼げる血みどろのレッドオーシャンに飛び込みつつ、経験値を積み上げる。その中で、自分なりの成功法則や"オアシス"を見つける方が、再現性は高いハズですよ。
ブログで避けるべきレッドオーシャンとは?
とはいえ、ほぼ撃沈するブログ領域があるので、お伝えします。それが「YMYL(Your Money or Your Life)」です。
YMYLは、限りなく避けるべき
YMYLとは「人々の健康、経済、または福祉や幸福に大きな影響を与える可能性のある記事」を指します。
- 健康:医療、薬学、美容など、医学的根拠が求められる内容
- 社会:法律、政治、経済など、社会幸福や専門性の高い内容
- お金:保険、借金、投資など、お金の知識が求められる内容
専門性や信頼性のない個人がYMYL記事を書くと、ユーザーや社会に悪影響を及ぼす可能性があります。
Googleの判定次第ですが、個人の書いたYMYL記事は検索上位に表示されません。信頼性や正確性の高い政府、企業、公的機関が評価されやすく、検索上位は無理ゲーです。
詳しくは、Googleが検索結果の評価基準をまとめた「検索品質評価ガイドライン」をどうぞ。
>> 関連:【HARMの法則】人の心を動かすブログ記事の書き方【アフィリエイトで必須】
ブログでブルーオーシャンを見つける方法【5ステップ】
それでは、ブログで"ブルーオーシャン"を見つける方法・手順を解説します。
- 手順①:得意なジャンルを選ぶ
- 手順②:キーワードを選定する
- 手順③:売る商品を分析する
- 手順④:カテゴリーを選定する
- 手順⑤:独自性ある記事を書く
繰り返しですが、レッドオーシャンを泳ぎつつ、微かに見えた"オアシス"、、、そこがブルーオーシャンかもです。
手順①:得意なジャンルを選ぶ
あなたの得意なジャンルは何ですか?下記を掛け合わせたジャンルを選べると理想です。
- 専門性ジャンル:あなたの専門分野は何ですか?
- 好きなジャンル:興味関心あるテーマは何ですか?
- 稼げるジャンル:稼ぎやすいテーマから書くのもアリ
とはいえ「そんな経験や実績なんてありません...」というのが本音かと。
そーいう方は、興味あるジャンルを選びましょう。 好きなジャンルなら、効率的にインプット&アウトプットでき、一石二鳥です。あわよくば、稼げるため、コスパ良いです。
ブログで何を書けばいいのかわからない人は【簡単】ブログで何を書く?書くことを見つける3ステップ【書きたいことを書くな】をどうぞ。
専門ジャンル
あなたが、誰よりも詳しいジャンルは何ですか?
- 大学で学んだ分野
- 本業で経験した分野
- 趣味を極めた分野
たとえば僕は、大学で行政広報を学んだ経験から、本業でWebマーケティングを活かしつつ、現在は「ブログ」ジャンルを発信してます。
つまり、人生で得た「オタク」ジャンルを選べばよく、経験にて培ったノウハウは誰にもマネできません。
好きなジャンル
あなたの好きや得意な分野であれば、積極的に記事を書きやすく、ブログを継続しやすいです。
- 旅好き:旅ブログ
- 本好き:書評ブログ
- 節約好き:ポイ活ブログ
- 投資好き:仮想通貨ブログ
- 機械好き:ガジェットブログ
もしくは、これから学びたいジャンルを選んでみるのもアリですね。
学びながら成長しつつ、しかも稼げる可能性もあって、おすすめです。
稼げるジャンル
もしくは、専門性や興味関心がなくても、初めから「稼げるジャンル」をサクッと選んでしまってもOKです。
- 稼げるジャンルを選ぶ
- インプット→アウトプット
- 専門知識が深まる
- 稼げるようになる
- 結果、好きになる
人はお金に弱い生き物。稼げるようになれば、その分野を好きになるハズ。
人の悩みが深ければ深いほど、お金の動きも大きくなる傾向にあります。稼げるジャンルは別記事をご用意しますので、しばしお待ちください。
手順②:キーワードを選定する
書くべきジャンルが決まり、商品選定もおえたら、重要な「キーワード選定」です。
- キーワードをすべて洗い出す
- 各キーワードの検索ボリュームを洗い出す
- キーワードを細分化して整理する
あらかじめ、ブログで書くべき記事を明確にすることが大切です。
キーワード選定をしっかり行うことで「ブログでネタ切れしました...」などと1ミリも悩まず、設計書どおりに記事を書くことができます。
詳しいキーワード選定については【保存版】ブログで必須なキーワード選定のやり方【知らないと失敗します】をご覧ください。
ロングテールキーワード
血みどろのレッドオーシャンで生き残るには、9割以上を「ロングテールキーワード」を狙いましょう。
こーいった特徴・メリットがあります。 法人サイトがあまり攻めてこなく、ブログ初心者にも狙いやすいです。
詳しくは【弱者の戦略】ブログで検索上位!ロングテールキーワードの選び方【SEOで成果を出す仕組み】をどうぞ。
ネガティブキーワード
ネガティブキーワードとは、企業が体裁やイメージを気にして、書きにくいキーワードのこと。 たとえば、下記のようなマイナスイメージのあるキーワードです。
- 〇〇 やばい
- 〇〇 怪しい
- 〇〇 やめたい
- 〇〇 やめとけ
- 〇〇 オワコン
ネガティブキーワードはユーザーからの注目を集めやすく、クリックされやすい傾向にあります。
ネガティブキーワードでは、個人ブロガーでも勝ちやすくチャンスです。積極的に狙ってみましょう。
手順③:売る商品を分析する
得意なジャンルと書くべきキーワードが決まれば、あとは競合分析しつつ、売る商品を決めましょう。
競合サイトの商品をチェック
マネタイズ方法は、検索上位のサイトがメインで紹介してる商品を確認すればOK。
特に法人サイトの場合、お金や人材など豊富なリソースを投下してます。企業利益が最大化する商品を紹介してるハズですから、企業から知恵を盗む方がコスパ良いかと。
- 人気商品
- 高単価商品
- 承認率の高い商品
売る商品の選定ポイントは、上記のとおり。
余談ですが、検索上位のサイトが、知名度の低い商品を紹介してる背景は「報酬単価」です。マイナー商品が認知を獲得するには、単価UPで露出しなきゃですからね...
競合が紹介してる商品をヒントに、売る商品を分析すること。詳しくは【ブログ】失敗しないアフィリエイト商品の選び方【商品選定の前にすべきこと】をどうぞ。
手順④:カテゴリーを選定する
ここまでで、ジャンルに対する書くべき記事が明確に定まってるため、それらをカテゴリーごとに整理しましょう。
カテゴリーに関して、ブログ初心者さんの99.9%がコケる要素です。僕も失敗しており、トップブロガーでさえミスってまして、難易度は思った以上に高いですよ。
たとえば、下記のようにカテゴリーを「絞る」意識が大切です。
つまり、第2階層目を作らないんです!(SEO的には、2層目までOKです)
たいはんは、第1階層に「ブログ」「SEO」などとカテゴリー分けしますが、実は落とし穴。ブログの中に、さらにブログを作る...という迷宮に彷徨い始めます。
だから、SEOやサイト設計の観点からも「雑記ブログより特化ブログ」でして、Googleも専門性のあるサイトを評価すると述べてますよね。
詳しいカテゴリー選定の方法は【脱失敗】ブログで超重要なカテゴリー分けの決め方【絞る意識が重要です】をご覧ください。
タグも設計しておこう!
カテゴリーとセットで「タグ」も設計しておきましょう。
タグとは、カテゴリーとは異なる角度から目的の記事を探せる「バッジ」のようなものでして、さほど重要ではないにせよ、最初に決めておくべき項目です。
詳しくは【コツ5つ】ブログで適切なタグの作り方と設計方法【縦に串刺すイメージを持て】をどうぞ。
手順⑤:独自性を掛け合わせる
ここまでできたら、あとは記事を書くだけ。その際、経験より独自性(オリジナリティ)ある記事を書けると、競合サイトにパクられにくくなるので、ぜひ意識してください。
- 体験談を混ぜる
- データや図解を混ぜる
- ツイート文を載せる
たとえば上記は、独自性あるコンテンツとして、記事に深みが出ます。
とりわけ、Googleは「経験」を重視しておりますので、AIに100%任せきりなんて、絶対しない方がいいですよ。
ブログでブルーオーシャンを見つけるコツ5つ
繰り返しですが、レッドオーシャンを泳ぎつつ、その中から"ブルーオーシャン"を見つけましょう。そのためには、下記を実践すること。
コツ①:特化ブログを選ぶ
先にも触れましたが、ブログで稼ぎたいなら「雑記より特化ブログ」一択です。
- 読者の悩みを深く解決できる
- ペルソナが明確で記事を書きやすい
- Googleや読者から専門性を評価されやすい
- 内部リンクでつなげやすくSEOでも高評価
- 高単価なアフィリエイト商品も売れやすい
一見、ブルーオーシャンを見つけるには、いろんなジャンルに手を出すことをイメージしガチですが、発信ジャンルがバラバラだと、SEOでも評価されにくくなります。
好きなことを書いたり、書きたいことを書くのは、芸能人やインフルエンサーだけに許された特権です。令和以降のブログ戦略は「特化ブログ」が定石ですね。
詳しい特化ブログの作り方は、別記事をご用意しますので、しばしお待ちください。
コツ②:SEOを気にしない
Web集客の基本は「SEO」です。法人サイトはガチガチSEOを固めており、赤字覚悟で検索上位を狙ってきます。しかし、読んでてつまりません...
個人ブロガーが小手先のSEOテクニックに時間を割くなら、読者の心をくすぐる有益な記事を1つでも多く書くべきです。
個人ブロガーなら、企業と同じような記事を書いても意味ありません。せっかくの「個人の良さ」を潰してしまっては、もはや「ブログを書く意味とは?」です。
そして、SEOは果てしなく競争でして、行き着く先は「レッドオーシャン」です。SEOを理解しつつも、読者の心を掴めると、そこが"ブルーオーシャン"かもしれません。
個人ブログ向けのSEO対策の基礎は【保存版】ブログSEO対策の完全ロードマップ【普遍的に通用します】をご覧ください。
コツ③:SNSでも発信する
ブログと同時にSNSも伸ばしましょう。
- ツイッター:ミニブログ
- インスタ:フィード投稿
- YouTube:ファン化
ブログの台本となる「YouTube」が最強です。
とはいえ、SNSを伸ばすには「実績」が必要です。現実世界で成果を出すことで権威性が生まれ、コンテンツが読まれるようになります。
コツ④:自社商品を作る
Googleアドセンスやアフィリエイト以外にも、自社商品を作ってマネタイズ可能です。
たとえば「note」「Brain」「Tips」「Lステップ」などを利用すれば、独自コンテンツの販売を誰でも挑戦できます。
何より、単価を自分で決められるのが最大の魅力。そのため、アフィリエイトの報酬単価や承認率に依存しないビジネスモデルが可能でして、収益性をガツンと伸ばせます。
実際に僕の友人は、自社商品で月商1億円を達成しました。 そのためには、発信ジャンルで「実績」を作ること。
実体験をもとにした自社商品こそ、もはや"ブルーオーシャン"です。ブロガーは「自分の商品」を売ってる人が少なく、稼げるチャンスは大きいですよ。
コツ⑤:継続する
何事においてもですが、やはり「継続」は大切です。
ブログは更新が途絶える人も多く、ゴキブリ生命力の如く継続できるだけで「将来性アリ」だったりします。
そもそもブログは、短期的に稼げません。法人サイトは1年ほど赤字を垂れ流しつつも、2〜3年で黒字化するビジネスモデルです。
レッドオーシャンを泳ぎ続けた者だけ、"ブルーオーシャン"にこぎ着けます。
ブログを書いたら、たまたま稼げてしまうこともありますが、所詮「マグレ」です。どうせすぐに稼げなくなるので、最低条件は「継続」ですよ。
ブログにおけるブルーオーシャン戦略の注意点3つ
ブルーオーシャンは、必ずしも利益を生み出せるワケではありません。革新的で高リスクなビジネスの場合が多く、失敗することもあります。
- 注意点①:市場需要
→既存マーケットに比べ、規模が小さく、売上が少ない可能性アリ - 注意点②:成長時間
→新しい市場を確立するまでに、時間がかかる可能性アリ - 注意点③:商品選定
→紹介する商品の事前リサーチが必須
競合他社が存在しないブルーオーシャンは、需要があるかさえ不明確です。
自ら「ファーストペンギン」になりつつ市場を創造するため、稼げるかどうかは、やってみないと誰にも分かりません。
長期的なビジョンと十分なリサーチが必要です!
注意点①:市場需要
まだ存在してない市場を開拓するため、需要がない or もしくは需要の低い可能性があります。裏を返すと、"ブルーオーシャン" =「見込みナシ」と判断されてるかもです。
たとえば、YouTubeで「旅系チャンネル」は、わりと穴場イメージですが、悲しくも、ぜんぜん稼げません。
なぜなら、企画や撮影がクソ大変なわりにコストも大きいから。そして何より、旅そのものを本人がまったく楽しめません。
僕の友人も1,000万円ほどを旅系YouTubeに投資しましたが、赤字撤退でした。旅行会社が参入しないのは、コストをかけても資金回収できる見込みがないからです。
このように、必ずしも"ブルーオーシャン" ≠「"ブルーオーシャン"」であることに注意してください。
注意点②:成長時間
ブルーオーシャンは、ヒットするまで時間がかかる場合もあります。たとえば、今ホットな「AI」市場を振り返ってみます。
昔から「AI時代がくるのでは?」と言われてましたが、なかなか波は来ず...しかし、2022年からAIアートが、2023年にはAIチャット「ChatGPT」が旋風を巻き起こしました。
2010年ころ、AIを発信してても、世間から興味すら持たれにくかったハズ。
それに、紹介できる商品も少ないので、いくら検索上位をとれても、ブログで大きく稼ぐのは物理的にむずかしかったりします。
注意点③:商品選定
ブログで売れるアフィリエイト商品があるかを事前に確認しましょう。なぜなら、紹介する商品がないと、いくら検索上位をとれても、収益化に結びつかないからです。
- 発信するジャンルで紹介できる商品はあるか?
- その商品を紹介することで得られる報酬単価は?
- ASPによる「承認率」はどのくらい?
ブログで商品を紹介するには、ASPへの登録・審査が必要です。
ASPとは、広告主とメディアを結ぶ仲介業者です。いろんなジャンルをカバーしており、ブログではASPの広告商品を紹介することで、アフィリエイト収益を上げます。
詳しくは【無料】ブログ初心者におすすめなASPは5つだけ【結論、すべて登録すべし】をお読みください。
-
【無料】ブログ初心者におすすめなASPは5つだけ【結論、すべて登録すべし】
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売上の要素分解
ブログ収益を要素分解すると、下記の公式のとおりです。
売上 =「PV × 誘導率 × 申込率 × 単価 × 承認率」
- PV:月間にどれくらいブログにアクセスされてるか
- 誘導率:集客記事から収益記事にどれくらい誘導できてるか
- 申込率:商品サイトに遷移し、そのうち何人が申し込んだのか←企業サイトに依存
- 単価:紹介する商品のアフィリエイト報酬単価
- 承認率:購入された商品の承認率←ASPに依存
5つの要素で重要なのは、自分で操作できる「PV」「CTR」「単価」です。
特に報酬単価については、高単価商品を積極的に狙いましょう。
結局、安い商品だろうと高い商品だろうと、売る労力に大差ありません。報酬単価の低い商品を紹介すると、薄利多売で消耗します。
詳しいブログ収益化の仕組みについては【初心者】ブログ収益化の仕組みとは?【広告収入を得る方法/おすすめ広告サービス】をどうぞ。
レッドオーシャンを泳ぎ、ブルーオーシャンを創り出せ
本記事では、ブログにおけるブルーオーシャン戦略について解説しました。
- ブルーオーシャンとは、競合他社のいないニッチな市場のこと
- ブルーオーシャンとは、見つけるものではなく、創り出すモノ
- ブルーオーシャンでは、市場を独占でき、稼げる可能性がある
- とはいえ、ブログにおいて"ブルーオーシャン"など存在しません
- レッドオーシャンを泳ぎつつ、ブルーオーシャンを見つけよう
繰り返しですが、ブルーオーシャンは、カンタンに見つからないこそ「秘境」です。そして、レッドオーシャンで血を流しつつも「創造するモノ」です。
くれぐれも、市場をリサーチせず、需要や将来性のないジャンルを狙うのはやめましょう。おそらく「不発」におわります。
ブログで稼ぎたければ、レッドオーシャンを泳ぎつつ、血を味わいながら、ブログスキルやビジネススキルを身につけてください。
そして、個人ブログ最大の強みは、絶対に「赤字を出さない」こと。企業は赤字を垂れ流しつつメディア運営してるので、それを思えば、ブログの継続なんて余裕ですね。
というわけで、今回は以上です。ブログにブルーオーシャンなど存在しません。むしろ、すでに稼いでる競合サイトを徹底分析しつつ、自社サイトに落とし込みましょう。
競争のない世界を創造しよう
ブルーオーシャン戦略について深く学べるおすすめな書籍です。よろしければ、勉強の一環として地肉にしてください。
WordPressブログの始め方
-
【無料】たった10分でできるWordPressブログの始め方【エックスサーバー】
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最後までお付き合いありがとうございました。僕のTwitter(@ImperialMiyavi)もフォローしてもらえたら嬉しいです。ブログ運営に関するお役立ち情報を発信しており、ブログとセットで勉強できます!