Blog ブログ SEO対策

【SEO】ブログ記事に最適な文字数とは?【結論、存在しません/ただし、目安アリ】

2023年6月24日

本記事は、一部「広告」を含みます。

ブログは「◯文字以上、書かなければならない」とカン違いしてませんか?

この記事で紹介する「ブログ文字数の目安」を知ると、ブログ記事に必要な「本質的な文字数」を理解できます。

そこで本記事では、文字数とSEOの関係性、上位記事の文字数が多い理由、ブログ記事における最適な文字数の目安などを解説します。

この記事を読むと、ブログ記事における文字数の本質を理解できます。

結論、ブログ記事に最適な文字数は存在しません。とはいえ、目安はあるため、その秘訣をコッソリと教えますね。

それにGoogleは、文字数だけでコンテンツを評価していません。大切なのは「読者愛」でして、ユーザーの悩みを「深く」解決する情報をわかりやすく届けることですよ。

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【執筆者】

ミヤビ|ブログ愛好家

【ミヤビ:当サイトの編集長】

  • ブログ歴3年
  • ブログ収益7ケタ達成
  • ブロガー/デジタルノマド

ブログ記事の文字数に正解など存在しません

その理由は、キーワードによって書くべき内容が異なるからです。

結論:キーワードによって最適な文字数は変わる

考えてみれば当たり前でして、キーワードによって、書くべき内容は変わりますよね?

  • キーワードが異なる
  • 届ける読者も異なる
  • 記事の構成も異なる

キーワードは無数に存在し、記事内容が変わるのは当然です。それに、読者の抱える「悩みの深さ」も変わります。

つまり「何文字以上、書かなければならない」という決まりはなく、大切なのは「いかに読者の悩みを解決できるか?」の一点だけです。

そこで、わかりやすいよう「大谷 年収」というキーワードで検索するユーザーの心を紐解いてみましょう。

具体例:大谷 年収

たとえば「大谷 年収」でググるユーザーの気持ちはというと、シンプルに「大谷選手の年収が知りたい」ですよね?

他にも「二刀流の秘訣とは?」みたいなニーズもあるかもですが、まず読者が知りたいのは「いいから、大谷の年収を教えてくれ」です。

だから、記事の冒頭で「大谷選手の年収は〇〇です」と結論を示せば、ユーザーの疑問は晴れ、安心して帰ります。

※このキーワードの場合、記事の文字数は「500字」ほどで、ユーザーの悩みや疑問を解決できるハズ。

解答:再検索させない

すでにヒントを示したとおり「再検索させない」ことが重要です。つまり、記事内で完結させること、厳密にいえば「戻るボタンを押させない」ことですね。

  • ステップ①:悩みや疑問を解決するために検索する
  • ステップ②:悩みや疑問が解決したら画面を閉じる
  • ステップ③:上記が解決されない場合、別の記事に移る

つまり、悩みが解決した =「画面を閉じる」でして、文字数が多かろうと少なかろうと、本質ではありません。(キーワードによって、ユーザーの悩みレベルが異なるから)

100%"正解"とは断言できませんが、SEOの内部事情に詳しいエンジニアの知人も言ってたので、信憑性は高いです。

文字数が少なくても上位表示されるのは、検索意図を十分に満たしてるから。ユーザーが画面を閉じることで「この記事は役立つ」と判断されてるからです。

検索意図をスルーして、文字数を積み上げても意味はありません。あくまで「読者に役立つ記事を書いたら、結果的にこれくらいの文字数に落ち着きます」というお話です。

文字数は「少ないが正義」です

そもそも、たいはんの人にとって、文章を読む =「苦痛」でして、なるべく文字数は少ない方が紳士ですね。

読者は「この記事を読んだら、自分の悩みが解決するのか?」に興味があって、別にあなたの文章をスキ好んで読んではいません。

個人的に「〇〇は〜〜でしょう」みたいな言い回しで文字数を盛るたびに「自信ないのかな...?断定できないなら、上から目線で語るなよ...」と虫唾が走ります。

 書きたいことを書くな!

なお、僕がブログを書くときは、下記の3点を意識してます。

  • ポイント①:書きたいことを書くな!
  • ポイント②:一文は短く!
  • ポイント③:感情を消せ!

よくブログを「個性を出す場」とカン違いしてる人がいますが、いくら自分の書きたいことを書いても、読まれませんよ。本や雑誌でも「オレの話」など、全体の1%もないので。

読者の心に先回りしつつ「次は何を知りたいのかな?」と、いわば「気を遣うライティング」が大切です。これを「SEOにおける先読みライティング」と呼びます。

とはいえ、検索上位は文字数が多い

とはいえ、検索上位を調べると、やはり文字数は多い傾向にあります。

検索上位トップ10の平均文字数

出典:sweor.com|Ideal SEO Content Length

英語圏のデータですが、やはり検索上位ほど、相対的に文字数は多い傾向にあります。

 本キーワードの場合

また、本記事のキーワード「ブログ 文字数」の検索上位における文字数を調査したところ、やはり下記のとおりでした。

[ブログ 文字数] の検索上位における文字数
検索順位 文字数
1位 10,163字
2位 11,066字
3位 8,215字
4位 4,181字
5位 10,950字

平均「9,000字」でして、わりと多いイメージですね。

一般的に「文字数は、SEOに関係ない」と言われるものの、検索上位の記事は文字数が多い傾向にあるのも、また事実です。

ミヤビ
ミヤビ

では、その実態に迫ります!

検索上位のブログ記事で文字数が多い理由3つ

上位記事の文字数が多い理由は、下記のとおりです。

読者ニーズに120%応える記事を書くと、記事構成が分厚くなり、自然と文字数が増えます。

これは、YouTubeやセミナーでも同じでして、コンテンツの質が高いほど、情報量は増え、ユーザーの満足度も高まります。

理由①:検索意図を網羅する

ブログを書くなら、適切に「検索意図」をくみとること。

検索意図

検索意図とは「読者はどんな思いで、そのキーワードを検索したのか?」を知る手がかりのこと。2種類あり、それが「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」です。

  • 顕在ニーズ:読者がシンプルに知りたいこと
  • 潜在ニーズ:読者に隠された本当の悩みや疑問

たとえば、本記事のキーワード「ブログ 文字数 目安」の検索意図は、下記のとおりです。

  • 顕在ニーズ:ブログにおける文字数の目安を知りたい
  • 潜在ニーズ:ブログの文字数よりも大切なことを知りたい/長文でも離脱されないコツを知りたい/短い記事と長い記事のメリット・デメリットを比較し、個々のブログに適した文字数を決めたい

つまり、顕在ニーズの解消後に「読者は何を知りたいか」「どのように行動してもらいたいのか」と、読者の心に先回りしたライティングが大切です。

本記事でも「ブログに文字数の正解はありません」と顕在ニーズを解消しつつ、いろんな角度から潜在ニーズに訴求してます。そのため、文字数も自然と増えるワケ。

理由②:記事の専門性が高い

SEOでは「専門性」が評価されます。

Googleは「E-E-A-T(経験-専門性-権威性-信頼性)」を掲げており、最重要は「専門性」です。検索上位を狙うには、専門性ある質の高い記事を書かなければなりません。

専門性を発揮するコツ

  • コツ①:特化ブログ(1つの専門分野に特化する)
  • コツ②:専門用語を使う(※サルでもわかる言葉で解説する
  • コツ③:同ジャンルの権威あるサイトから引用する
  • コツ④:データや実体験を「根拠」として織り込む
  • コツ⑤:関連記事を「内部リンク」でつなぐ

たとえば「SEO(Search Engine Optimization)」についての記事を書くなら、母親でも理解できますか?

ぶっちゃけ、法人サイトは「そんなの関係ねぇ」って感じですが、著者の知識が深ければ深いほど、わかりやすく解説できるハズです。

このように専門レベルが高いと、情報量は自然に増えます。結果、プロフェッショナルが評価され、読者の悩みを深く解決できる質の高い記事は、上位表示されやすくなります。

理由③:内容に網羅性がある

ブログで検索上位を狙うには「SEOライティング」が必須です。

SEOライティング

SEOライティングとは、検索エンジンに好かれる記事構成でライティングする方法でして、書きたいことを書いても評価されにくいのは、このためです。

SEOライティングで網羅性を出す記事構成

  • 記事内容に必要な前提知識(〇〇とは)
  • 重要性や理由
  • 方法・手順
  • 商品の口コミ評判
  • 自身の体験や経験談
  • 注意点や質問事項
  • 記事のまとめ

このように、網羅性ある記事はユーザーの悩みを「深く」解決でき、文字数が増えた結果、検索上位を狙いやすくなります。

さて、ブログにおける文字数の重要性を理解できましたね?ココからは「どーやって、競合サイトの文字数を調べるの?」という疑問に迫ります。

※まさにココが「潜在ニーズ」ですね。

競合ブログ記事の文字数を調べる方法

先にネタバレすると、文字数の目安は「検索上位の平均値」です。これを念頭に、競合サイトの文字数を調べる方法を解説しますね。

文字数を調べる方法

競合サイトの文字数を分析できるおすすめツールは「ラッコキーワード」です。

ラッコキーワード|競合記事の文字数を把握する-01

ラッコキーワード|競合記事の文字数を把握する-01

まず、検索欄に狙うキーワードを入力しましょう。

たとえば「チャーハン パラパラ コツ」と入力し、次に「見出し抽出(上位20サイト)」をクリックします。

ラッコキーワード|競合記事の文字数を把握する-02

ラッコキーワード|競合記事の文字数を把握する-02

すると、検索上位TOP20サイトのデータが出力されますので、その中の「文字数」に着目すると、その記事の文字数が詳しくわかります。

また、上部に注目すると、検索上位の「平均文字数」もわかりまして、これにて「どのくらいの文字数が必要なのか?」をサクッと分析できます。

他にも分析データが得られるので、詳しいラッコキーワードの使い方は、ブロガー必須!ラッコキーワードの超便利な使い方ガイド【無料・有料プラン】をどうぞ。

【神ツール】ブログに必須!ラッコキーワードの使い方ガイド【無料・有料プラン】
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検索上位 =「Googleの解答」です

残念ながら、検索上位の記事 =「Googleの解答」でして、その記事の文字数(情報量)が、一つの「目安」になります。

たとえば、検索上位の平均文字数が「10,000字」だとします。しかし、たった「3,000字」の情報量で検索上位を狙うのは、なんとなく現実的ではなさそうですよね...?

これは「戦」をイメージすればわかりやすいかと。軍勢1万に対し、たった「3,000人」で勝とうとするのは、よほどの運と戦略がない限り、無謀かと。

平均の文字数で、ようやく戦えるイメージ。あくまで目安ですが「現実的には、それくらいの『情報量』は必要ですよ...」ということ。

※ここで大切なのは、文字数 =「情報量」ということ。いくら不要な言葉で文字数を稼いだとて、読みくかったら、本末転倒ですよ。

文字数から最適化したブログ記事構成の作り方【3ステップ】

競合サイトの文字数を分析する方法を理解できたら、記事作成に活かさないとですね。

上記の手順にて「検索上位の平均文字数」から導き出した情報量を盛り込みましょう。

手順①:キーワードを決める

前提として、いきなりブログを書いてはいけません。必ず「狙うキーワード」を決め、次に「どのくらいの検索需要があるか」を分析すること。

  • その①:SEOキーワードを決める
  • その②:月間検索ボリュームを把握する

たとえば、本記事も「ブログ 文字数 目安」というキーワードを狙っており、一定の検索需要アリと分析した上で、記事を書いております。

実際の検索ワードやどのくらい検索されてるかの数値データを無視して書いたところで、それは単なる「博打」です。

詳しいキーワード選定の方法は別記事を用意してるので、しばしお待ちください。

手順②:検索意図を洗い出す

次に、読者がそのキーワードを検索する意図(なぜ検索したのか?)を、ザックリ洗い出しましょう。

繰り返しですが、検索意図は2種類あって、それが「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」です。ココを無視すると、SEOでまったく評価されないため、文字数よりも大切です。

詳しくは【本質】ブログの検索意図とは?SEOに強い記事の書き方【結論、"気が利く人"になれ】をどうぞ。

手順③:渾身の記事構成を作る

キーワードと検索意図を導き出したら、あとは記事構成に落とし込むだけ。

記事構成とは、いわゆる「目次」でして、建築でいう「骨組み」にあたります。

骨組みのない建物は、一見カタチは整ってるように見えても、中身はスカスカです。ブログも同じでして、記事構成がしっかりしてないと、それは「無」に等しいですよ。

渾身の記事構成の作り方は、別記事を用意してるので、しばしお待ちください。

ブログ記事の文字数に関する注意点3つ

ブログの文字数では、下記に注意しましょう。

注意点①:文字数をムダに稼がない

過去に、数万文字を書くことで検索上位を狙える「長文SEO」という手法が流行りました。しかし、現在は通用しません。

数万字もあれば、もはや「スクロール地獄」です。一般人なら「1万字」くらいが、ギリ読めると思います。

情報が増えるなら「内部リンク」をつなげて別記事で解説すべき。文章を読む苦痛もガクッと減るので、ユーザー目線に立ちましょう。

内部リンクの貼り方については、別記事で解説しますね。

注意点②:一文を長くしない

一文が長いと、シンプルに読みづらいです。

いくら文字数をムダに稼いだとて、読みにくい文章なら途中で離脱されます。

たとえば「〜という」「〜することができます」「〜ではないでしょうか?」など、不要な言葉を盛ったところで、読者に不快感を与えてしまいます。

くれぐれも、一文は「短いが正義」ですよ。スマホでもストレスフリーで読める情報量をカバーしましょう。

>> 関連:【脱初心者】読みやすいブログの書き方とは?7つのコツを伝授【パクリは正義】

注意点③:コピペしない

当たり前ですが、文字数をかさ増しするために、コピペは「NG」です。

新鮮な独自のコンテンツを作成を推奨。ユーザーに付加価値をほとんどもたらさない、既存のコンテンツの焼き直し(またはコピー)は避けるべき。引用元:Google検索セントラル|検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド

Googleは、コピーコンテンツを避けるよう警告してます。

ユーザーに役立つオリジナリティある記事が評価されるため、他人のコンテンツを焼き回すと、検索圏外へ飛ばされるリスクが高まります。

ブログ記事の文字数でよくある質問4つ

ブログ記事の文字数よりも大切なこと

本記事では、ブログ記事における文字数の目安について解説しました。

この記事のまとめ

  • ブログ記事に最適な文字数は存在しない
  • なぜなら、キーワードによって異なるから
  • 文字数ではなく、ページ全体が総合的に判断される
  • 目安は「検索上位の平均文字数」を分析すればOK
  • 文字数よりも、読者愛を持とう

ココで伝えたいのは「文字数に正解はない」ということ。大切なのは、検索意図を満たした記事でして、文字数が少なくても、コンテンツ次第では、検索上位を狙えます。

Googleも「何文字以上、書かなければならない」といったアルゴリズムで評価していません。読者ニーズを無視して長文を書いても、意味ないのでやめておきましょう。

文字数よりも大切なこと、それは「読者愛」

あくまで「結果論」でして、文字数にこだわるのは本質ではありません。

大切なのは、読者ニーズを「深く」満たすこと。

本記事も読者ニーズを優先した結果、9,000字ほどになりました。というのも「ブログ 文字数」とググる読者の悩みを解決するには、そのくらいの情報が必要になるからです。

しかし、本記事の結論は、記事タイトルで明確です。そして一文は短く、読むのも苦痛じゃなかったと思います。こーいった「読者目線で書く」ことが大切ですよ。

常に「読者は、何を求めてるのか?」を考えながら、検索意図を適切に読みとりつつ、最適な「情報量」で、わかりやすく届けましょう。

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最後までお付き合いありがとうございました。僕のTwitter(@ImperialMiyavi)もフォローしてもらえたら嬉しいです。ブログ運営に関するお役立ち情報を発信しており、ブログとセットで勉強できます!

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ミヤビ

ブログ帝国を作ってます|ブログ累計収益7ケタ|【経歴】新卒(専門:行政広報)→総合職(自治体派遣)→国家公務員→フリーランスエンジニア→【ブログ × YouTube × 金融特化ライター】|ブログ、クレカ、仮想通貨ブログ運営|日本⇄ジョージア⇄トルコ⇄オーストラリアに引きこもってます【元皇室の中の人】

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