本記事のもくじ
どんなドメイン名にすべきか悩んでませんか?
この記事で紹介する「ドメイン名の決め方コツ7つ」を実践すると、ブログ初心者さんでも、迷わずサクサクとドメインの名前を決めることができます。
そこで本記事では、ブログドメイン名の決め方を解説します。
この記事を読むと、ドメインの概要、ドメインを決めるコツ、おすすめドメイン、具体的なドメインの取得方法を理解できます。
結論、ドメインとは「サイトURL」のことでして、名前決めは、下記のコツ7つを実践すれば悩みませんよ。
ドメイン名は後から変更できないため、最初は「コレだ!」と思っても、途中で後悔する人は多いです。ブログドメインで失敗したくない方は、必見です。
ドメインとは?
ドメインとは、インターネット上の「住所」です。
ドメインの構造
ドメインは上記のとおり「ドメイン名」と「トップレベルドメイン」から構成されます。
- ドメイン名:サイトURL(文字列)
- トップレベルドメイン(TLD):ドメイン末尾
→「.com」「.net」「.org」など
当サイトで解説すると「yutorin-tenysoku.com
」がドメイン名でして「.net
」がトップレベルドメインにあたります。
WordPressブログを開設する場合、自由にドメイン名を決められます。これを「独自ドメイン」と呼びます。
とはいえ、ドメイン名の取得は早い者勝ちでして、すでに誰かが使ってるドメイン名は使えません。
ドメインの種類
ドメインには 「独自ドメイン」と「共有ドメイン」の2種類あります。
- 独自ドメイン:自分だけが所有してるドメイン
- 共有ドメイン:1つのドメインを共有してるドメイン
独自ドメイン =「持ち家」、共有ドメイン =「アパート」みたいなイメージです。
独自ドメイン
独自ドメイン
独自ドメインとは、契約者だけが使える専用ドメインのこと。
維持費はかかるものの、ユーザーからの信頼が厚く、SEO対策も行いやすいメリットがあるため、個人ブログや法人サイトにおすすめです。
共有ドメイン
共有ドメイン
共有ドメインとは、サービス会社が提供するドメインを他のユーザーと共有して利用するドメインのこと。無料で使える場合が多く、サーバー契約や設定などが不要なため、ブログの敷居が低いです。
たとえば「note」「はてなブログ」「アメブロ」などの無料ブログですね。
とはいえ、自分でドメイン名を選べず、途中でサービス自体が終了する可能性もあるため、資産管理の点でデメリットです。
とりあえず「試しにブログを始めたい」「コストを抑えたい」という方におすすめです。
中古ドメイン
また「中古ドメイン」といって、使用済みのドメインを購入して使うこともできます。
メリットは、既存のドメインパワーを引き継げることですが「値段が高い」「悪いSEO評価もそのまま引き継ぐ」といったデメリットも目立ちます。
高評価な中古ドメインは「数百万円」もザラ。ブログ初心者さんは、中古ドメインを購入しても、そのメリットを存分に活かせないので、おすすめしません。
新規ドメインで始めましょう!
ドメインの費用
通常、独自ドメインの費用は、年間「1,000~3,000円」ほどでして、値段はピンキリです。中には、無料なモノや高額ドメインもあります。
ドメインは「長期利用」が一般的ですので、初期費用〜更新費用までを想定しつつ、予算に合わせたドメインを選びましょう。
朗報:永久無料です!
これからWordPressブログを始める方に朗報でして、新規サーバーを契約すると、なんと...独自ドメインが「永久無料」になる超お得キャンペーンなうです!
- エックスサーバー:独自ドメイン永久無料(最大2個まで)
- ConoHa WING:独自ドメイン永久無料(最大2個まで)
ほぼ「常設キャンペーン」でして、今がチャンスです!
ドメイン代など、1ミリも気にしなくてOK。ブログに必要な費用は「サーバー代」だけ。ゼロリスクで始められるビジネスは「ブログ」だけですよ。
ブログドメイン名を決めるコツ7つ
ドメインのネーミングで悩んでる方は、下記のコツを実践してみてみましょう。
コツ①:内容をイメージできる
ドメイン名は、ブログ内容をサクッとイメージできることが大切です。
このように、ドメイン名に発信ジャンルのSEOキーワードを入れることで、サクッとブログ内容をイメージできます。
もちろん、直接的なSEO効果があるワケではないものの、読者とのキョリ感が「ギュッ」と縮まります。
コツ②:ブログ名と揃える
ブログ名とドメイン名を一致させることで、一貫性を印象づけられます。たとえば、みんな大好き「楽天市場」のドメイン名が参考になります。
シンプルに、覚えやすくないですか?
すでにブログ名が決まってる方は、ブログ名をドメイン名にすると、手っ取り早いですよ。
詳しいブログ名の決め方は【コツ7つ】もう迷わない!ブログ名の決め方【タイトル100選/AIを使った方法】をどうぞ。
一致しなくてもOK
とはいえ、必ずしも一致しなくて大丈夫です。
- 副業コンパス:「tabinvest.net」
→発信ジャンルは「副業」「ブログ」 - ブログ帝国:「yutorin-tensyoku.net」
→発信ジャンルは「ブログ」
ドメインと発信ジャンルが異なっても、別に問題ありません。途中でジャンルを変える場合もありますし、Googleはそこをマイナス評価の位置づけとしてませんので。
新しくドメインを取得すれば、今までのSEO評価やドメインパワーがリセットされてしまいます。無理にやり直す必要はありませんよ。
僕もジャンルを変更した背景があります。ので、ドメイン名とブログ名が異なるワケですね。本当は一致してることが理想ですが、法人サイトもズレてるので問題ありません。
コツ③:自分の名前を入れる
ドメイン名に自分の名前やニックネームを含める人も多いですね。
manablog.org
:「マナブ」さんmakuring.com
:「マクリン」さんsuzukikenichi.com
:「鈴木謙一」さん
ドメイン名と個人名が紐づくことで、ドメイン名 =「ブログ名」として機能しつつ、そのまま「個人ブランディング」につながります。
現代は「個人の時代」だからこそ、ドメインを個人名にすることで、影響力を広げるチャンスです。
とはいえ、後から修正できないため、事前にしっかりと方針を考えましょう。
コツ④:短くする
ドメイン名は「短いが正義」ですね。
- シンプルに覚えづらい
- 入力もメンドくさい
- ユーザー目線に欠ける
厳密な文字数はありませんが「10〜20字」ほどで、コンパクトにまとめましょう。
コツ⑤:ハイフンで区切る
上記にも通じますが、長い場合は、必ず「ハイフン(-)」で区切りましょう。
たとえば、当サイトのドメイン名は「yutorin-tensyoku.net
」です。
文字列がつながってると、読みづらいですし、何より覚えづらいですよね?
視認性の観点からも、複数の単語から構成される場合は、半角ハイフン(-)で区切りましょう。
コツ⑥:独自性を出す
独自性は、Googleの評価する重要な指標の一つです。ドメイン名に独自性を出す方法として「造語」を挙げられます。
- ブログ名:「ラクラク転職」
- ドメイン名:「
raku-ten.com
」「raku-tensyoku.com
」
少しむずかしいですが、複数の単語を一つにまとめるイメージでして、コンパクトにできないか検討してみましょう。
コツ⑦:人気定番を選ぶ
トップレベルドメイン(ドメイン末尾)は、人気定番をピックアップしましょう。
- 人気①:「.com」
- 人気②:「.net」
- 人気③:「.org」
このあたりを選べば、無難です。
とはいえ「これだ!」と思っても、人気ドメインは意外とよく被ります。
同じドメインは取得できないため、気に入ったドメイン名が決まったら、いくつかのトップレベルドメインを試してみましょう。
ブログで人気定番なおすすめドメイン7選
トップレベルドメインは「数百種類」以上ありますが、人気定番なドメインは下記の7つ。
トップレベルドメイン | 用途 | 使用制限 | 個人使用 | おすすめ度 |
---|---|---|---|---|
.com | 商用 | なし | ◯ | |
.net | ネットワーク | なし | ◯ | |
.org | 非営利団体 | なし | ◯ | |
.jp | 日本 | なし | ◯ | |
.info | 情報 | なし | ◯ | |
.co.jp | 法人サイト | 法人/1つまで | × | |
.blog | ブログ | なし | ◯ |
ドメインサービスによって「取得費用」「更新費用」「取得条件」は変わります。なお、個人ブログで一番おすすめは「.com」です。
その①:「.com」
まずは、ド定番な「.com(ドットコム)」ですね。
- 特徴①:圧倒的ユーザー
- 特徴②:信頼感も抜群
- 特徴③:値段もリーズナブル
Companyの略でして、制限なく、誰でも使えます。
特にこだわりがないなら、安パイな「.com」でOK。とはいえ、人気ドメインともあり「被って使えない」場合も多いです。その際は、下記で紹介するドメインをどうぞ。
その②:「.net」
定番な「.net(ドットネット)」もおすすめです。
- 特徴①:圧倒的ユーザー
- 特徴②:ユーザーも親しみやすい
- 特徴③:値段もリーズナブル
Networkの略でして、ネット関係のサイトにピッタリ。制限なく、誰でも使えます。
「.com」と同様、ドメインの二台巨頭。ドメイン選びで悩んでるなら、2番目に人気な「.net」で決まりですね。
その③:「.org」
あまり見慣れないかもですが「.org(ドットオーグ)」もおすすめですよ。
- 特徴①:非営利団体で使われる
- 特徴②:個人ブロガーにも人気
- 特徴③:値段もリーズナブル
Organizationの略でして、非営利団体などの組織で使われることが一般的です。
しかし、個人ブログでも使われており、ぶっちゃけ、誰でも取得可能ですね。たとえば「manablog.org
」「tsuzukiblog.org
」などの有名ブログで使われてます。
その④:「.jp」
これまたよく見かける「.jp(ドットジェーピー)」は、日本(ジャパン)を表す国別ドメインの一つです。
- 条件①:日本国内に住所がある
- 条件②:個人もしくは団体
一般ユーザーから見ても、jp =「日本」と認識でき、馴染み深いドメインですね。
ドメインをスッキリさせたい方におすすめです。
その⑤:「.info」
ちょっとお堅いかもですが「.info(ドットインフォ)」もたまに見かけます。
Informationの略でして、情報サービス系のドメインで、誰でも取得できます。
光回線やWi-Fi、ルーターなど、情報通信系のブログ運営にピッタリなドメインです。
その⑥:「.co.jp」
法人でドメインを取得するなら「.co.jp(ドットシーオードットジェーピー)」がおすすめです。
- 条件①:日本で登記されてる法人(個人や個人事業主は取得不可)
- 条件②:1つの法人で1ドメイン
条件付きで、値段は少し高く、年間「3,000〜5,000円」くらいですね。
法人サイトを立ち上げるなら、迷わず「.co.jp」を検討すべきです。法人を証明できるため、体感的にですが、検索上位も狙いやすくなります。
経費にブチ込みましょう!
その⑦:「.blog」
さいごに「.blog(ドットブログ)」をご紹介しますね。
WordPressが運営してるドメインでして、その名の通り「ブログ」を意味します。
2016年に追加されたばかりでして、誕生して間もないですが、今後ユーザーが増える期待の高いドメインです。
個人ブログを運営する方は、ぜひ「.blog」検討してみましょう。
ブログにおすすめなドメインの取得方法2つ
ブログのドメイン取得方法は、下記のとおりです。
- 方法①:レンタルサーバーで新規取得
- 方法②:ドメインサービスで新規取得
これから「新規でWordPressブログを始めたい!」という方は「方法①」一択ですよ!
方法①:レンタルサーバーで新規取得
おすすめな方法は、レンタルサーバーの新規契約とセットで独自ドメインを申し込むこと。WordPressブログを始めるなら、レンタルサーバーの契約が必須です。
- 手順①:サーバーを新規契約する
- 手順②:独自ドメインを決める
- 手順③:WordPressをインストールする
サーバー契約すると、独自ドメインを取得でき、WordPressも一括でインストールしてくれます。
最近は、レンタルサーバーを新規契約すると、独自ドメインを無料で取得できる超お得キャンペーンが頻繁に開催されてます。しかも「永久無料」なので太っ腹すぎ。
もちろん、無料ブログなら共有ドメインを使用するため、レンタルサーバーの契約はいりません。しかし、本格的にブログをビジネス運用するなら、サーバー契約は必須ですよ。
おすすめサーバー2選
ブログ初心者さんに、特におすすめなレンタルサーバーは、下記の2つです。
- その①:Xserver(エックスサーバー)
→国内シェアNo.1!いつも超速、ずっと安定。 - その②:ConoHa WING(コノハウイング)
→サーバー処理速度No.1!独自ドメインが2つ永久無料!
僕は長年エックスサーバーを愛用しており、経験にておすすめします。
ちなみにビジネス的な裏事情ですが、世の中のサイトが「ConoHa WING」をガン推しする理由は「紹介料が高い」という背景があります。
ぶっちゃけ、どちらも性能的に「大差なし」ですが、僕でしたら、使いやすいエックスサーバーですかね。まぁそこは人それぞれですが、どっちでも良いと思います。
エックスサーバーでWordPressブログを始める方法は【無料】たった10分でできるWordPressブログの始め方【エックスサーバー】をどうぞ。
その他、各種レンタルサーバーの比較については【7社】WordPressブログおすすめレンタルサーバー徹底比較【プロが厳選】をお読みください。
方法②:ドメインサービスで新規取得
ドメイン取得サービスを活用することでも、新規ドメインを取得できます。
- 手順①:独自ドメインを取得する
- 手順②:レンタルサーバーを個別に契約する
- 手順③:WordPressを個別にインストールする
- 手順④:上記を紐づける
以前はこの方法で、WordPressブログを始める必要がありました。しかし現在は、レンタルサーバーの「簡単インストール」でOK。
さらに「1,000〜2,000円」ほどの初期費用もかかります。特に事情のない限り、レンタルサーバーの提供するプランから新規ドメインを申し込みましょう。
なお、ドメイン取得サービスといったら、ド定番な「お名前.com」ですね。GMOグループが運営してる大手ドメイン取得サービスでして、国内シェアNo.1の実績を誇ります。
ブログドメインを取得する際の注意点5つ
ドメインを取得する際は、いくつか注意点があるので解説しますね。
- 注意点①:ドメインは変更できない
- 注意点②:同じドメインは取得できない
- 注意点③:取得・更新費用を確認する
- 注意点④:無料ドメインはおすすめしない
- 注意点⑤:マイナーなドメインを選ばない
注意点①:ドメインは変更できない
一度取得したドメイン名は、後から変更できません。どーしても変更したい場合は、改めて新規ドメインを取得する必要があります。
- ケース①:ブログ名を変える場合
- ケース②:スペルミスして気になる場合
- ケース③:ブログのジャンルを変える場合
ドメインの再取得 =「ブログのやり直し」を意味しまして、運営期間が長くなるほど被害も大きくなります。
具体的には、これまでのSEO評価やドメインパワーがリセットされ、また「ゼロ」からのスタートです。
とはいえ、多少ドメイン名をミスっても、それほどブログ運営に支障は出ませんよ。時間とお金がもったいないので、そのまま運営するのがおすすめです!
注意点②:同じドメインは取得できない
誰かと同じドメイン名を作ることはできません。
たとえば、世の中に同じ「住所」は存在しませんよね?ネットの世界も同じです。
契約時に同じドメインを入力すると、自動的に弾かれます。どーしても「このドメインがいいんだ!」という方は、トップレベルドメインをいくつか試してみましょう。
「.com」「.net」「.org」がおすすめです!
注意点③:取得・更新費用を確認する
ドメインは「取得費用」「更新費用」がかかる場合があります。
- 取得費用:契約時に必要なドメイン費用
- 更新費用:更新契約に必要なドメイン費用
レンタルサーバーの開催するキャンペーンを利用すれば、ドメインは「永久無料」の場合が多いですよ。
また、会社サービスによっては「初期費用は無料」「1年目は無料だけど、2年目以降は有料」「ドメイン1個までは永久無料」だったりとまちまち。
たとえ、費用が安くても、更新費が高いものや契約年数の縛りがあるものもあるため、よく確認してください。
注意点④:無料ドメインはおすすめしない
無料ドメインサービスを使うのは、なるべく控えましょう。
- 強制的に広告表示
- ドメイン名が怪しい
- サービス終了の可能性
- 独自ドメインを取得できない
こーいったデメリットがあるため、仮に無料ドメインサービスを使うのであれば、もはや「無料ブログ」で共有ドメインを使用した方がマシですね。
格安ドメインに注意せよ
1円や10円などを謳う「格安ドメイン」に注意しましょう。
ぶっちゃけ、最初が安いだけで、更新費用に数千円ほどかかります。
自分が取得しようとしているドメインの更新費用、必ずチェックするようにしましょう!
注意点⑤:マイナーなドメインを選ばない
マイナーなドメインを使うと、ユーザーから「怪しい」と思われますよ。
たとえば「.tokyo」などのドメイン名を見ると「う〜む...詐欺サイトかな?」と警戒されやすくなります。
やはり、よく見慣れてる「.com」「.net」「.jp」などがおすすめですね。
ぶっちゃけ、マイナーなドメインを使ってもSEO的には問題ありません。しかし、ユーザーの心理に間接的な影響を及すため、クリック率が低下する恐れがあります。
ドメインは「定番」でOKですよ!
ブログドメインでよくある質問5つ
独自ドメインでブログを始めよう
本記事では、失敗しないブログドメインの決め方を解説しました。
ブログドメインは、一度取得したら後から変更できません。そのため、ブログを始める前に、ブログ運営の方針を明確にしないと後悔するハメになります。
とはいえ、ドメインとSEOについてはあまり関係ありません。迷ってるなら、ドメイン名とサイト名を揃えるくらいのイメージ感でOKですよ。
ドメイン選びについても悩みますが、定番な「.com」「.net」「.org」あたりから選べば失敗しません。気に入ったドメイン名をつけられると、自分のブログに愛着もわきます。
さぁ、素敵なドメイン名を決めて、ブログの世界に羽ばたきましょう!
関連:パーマリンク
ドメインと似てますが「パーマリンク」についてもマスターしておきましょう。ドメインとは「サイトURL」のことでしたが、パーマリンク =「記事のURL」のことです。
本記事のパーマリンクは「https://yutorintensyoku.net/blog-domain-naming
」です。
このように、ドメイン名に続く「記事のURL」になります。詳しくは【SEO最適化】WordPressブログのパーマリンク設定ガイド【失敗は簡単】をどうぞ。
WordPressブログの始め方
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