AIアートって、どういった仕組みなんだろう?AIに無知な僕でも、わかりやすいように教えてください。
こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
- AIアートの仕組みとは?
- AIアートの仕組みを理解した後にすべきこと
この記事を書いてる僕は、ジョージアで暮らすデジタルノマド。AIツールでAIアートを作成しており、時代の最先端で活動してます。
AIアートの仕組みを知りたいですか?
本記事では、AIアートの具体的な仕組みを解説します。
この記事を読むと、AIアートの仕組みや構造をマルっと理解でき、AIアートを始めるチャンスを掴めます。
AIアートの仕組みを理解したら、AIアートに触れてみましょう。勉強して満足する「ノウハウコレクター」に、価値はありませんよ。
AIアートの仕組みとは?
一般的に、AIアートは、入力したテキスト情報からオリジナルな画像が作られます。
つまり、AIアート =「Text to Image」とお考えください。
具体的には、膨大なビッグデータから学習したAIが、テキスト情報からその特徴や一定の法則を炙り出し、組み合わせることで、オリジナルな絵を生み出すイメージです。
人間のように固定観念がないため、「斜め45度の発想」から生み出される独特な作風が魅力的。決して、人間では思い描けない、着眼点の異なるアートをサクッと10秒ほどで作ってくれまして、今、SNSでも超話題です。
そんなAIアートの具体的な仕組みを理解するには、下記を知っておくべきです。
- 仕組み①:人工知能
- 仕組み②:自然言語処理
- 仕組み③:GPT-3モデル
仕組み①:人工知能
AI(Artificial intelligence)=「人工知能」をザックリと解説します。
AIとは、コトバの理解や推論、問題解決を人間ではなくコンピューターに代替させる技術のこと。
いうまでもなく、AIアートとは、AI技術で作られたアート(絵)です。本来、人間が絵を描くには、構想や作風、センスなども必要ですが、AIは膨大なビッグデータから学習済。つまり、過去の産物から、AI独自のアートを生み出せます。
さらに、AI自身が学習するように、AIアートを元にAIアートを生み出すことも可能です。
※現技術では、AI自身に「創作本能」はありません。必ず「人間の指示」が必要です。(もしかしたら、自動botで、AI創作物を量産する仕組みは生まれるかもです)
仕組み②:自然言語処理(NLP)
自然言語処理(Natural Language Processing)とは、人間のコトバを、コンピューターに処理させる技術のこと。
AIアート =「Text to Image」といったのは、自然言語処理という技術が使われてるためです。
人間のコトバをパソコンに認識させる具体例を、Wikipediaから引用します。
・We gave the monkeys the bananas because they were hungry.(猿が腹を空かせていたので、バナナを与えた。)
・We gave the monkeys the bananas because they were over-ripe.(バナナは熟れ過ぎていたので、猿に与えた。)
注目すべきは「they」です。前者は、they =「the monkeys」、後者では、they =「the bananas」と、同じ「they」でも意味が異なります。
なぜ僕たち人間が「they」の文脈を理解できるのかというと、猿は動物で腹が減ることを理解しており、バナナは果物で熟れることを知ってるからです。
上記のように、AIアートでも、AIが膨大な人間のコトバを学習してます。とはいえ、まだまだ完璧じゃなく、AIが認識・理解できるような「書き方」も大切だったりします。
AIアートには、人間のコトバを理解できる「自然言語処理」が使われています。
仕組み③:GPT-3モデル
GPT-3(Generative Pretrained Transformer-3)とは、1750億個のパラメーターを使った文章生成言語モデルのこと。
イーロンマスクなどの投資家たちによって、2015年にサンフランシスコで設立された非営利団体の人工知能研究所「OpenAI」が、2020年7月に発表した高性能な自然言語処理システムです。
GPT-3を使うと、AIでも、人間に近い流暢な言葉を作ることができます。
AI画像作成ツールには「GPT-3」を採用してるサービスもあります。たとえば、AI画像に最適化したテキストを作れる「Catchy」は、GPT-3を採用してることで有名です。
また、GPT-3の開発元である「OpenAI」は、AI画像作成サイト「DALL・E2」を一般公開してます。詳しくは【無料】AI画像作成ツール「DALL・E2」の使い方もどうぞ。
朗報:まもなく『GPT-4』が登場
過去に「GPT」「GPT-2」とあり、GPT-3とは、3番目にリリースされた自然言語モデル。そして、第4のモデルとして「GPT-4」が登場予定です。
>> 参考記事:GPT-4 Is Coming Soon. Here’s What We Know About It
AIアートの仕組みを理解した後にすべきこと
仕組みを学んだだけじゃ、意味はない。
実際に手を動かし、経験することです。
AIアートの始め方・作り方
AIアートの仕組みを理解したら、実際に触れてみることで、知識が「地肉」となります。具体的なAIアートの始め方は【保存版】初心者でもできるAIアートの作り方【ロードマップ】をどうぞ。
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【保存版】初心者でもできるAIアート作り方ロードマップ【簡単3ステップ】
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AIを学べるおすすめ書籍
AIに関する知識や最新情報を、もっと体系的に深〜く学びたい方は、本からインプットするのがおすすめ。
人工知能を学べる本
文系でもわかる下記の書籍が、おすすめです。迷わず、ポチりましょう。
AIアートの仕組みなど、重要じゃない件
本記事では、AIアートの仕組みをマルっと解説しました。
- 仕組み①:人工知能
- 仕組み②:自然言語処理
- 仕組み③:GPT-3モデル
ぶっちゃけ、、、「人工知能とは...」「自然言語モデルとは...」「GPT-3とは...」みたいな思考は、どーでもいいですよ。
上記の仕組みを開発してるのは、世の中の天才エンジニアや企業・研究者たちでして、大半の庶民には、理解にも及ばぬ無理ゲーな世界です。
とりま、知識として「そーいうモンなんだね...」くらいに留めておきつつ、実際に、リスクをとって、AIアートの仕組みに触れてみることに価値があります。
大半の人は「AIアートとか胡散臭い...」「AIアートなどやめとけ...」といった思考でして、それはそれは、とても機会損失かと。この記事を読んだら、間髪入れず、行動すべきです。
というわけで、AIアートの仕組みを理解したら、手を動かしてみることが最重要です。そのプロセスで疑問に思ったら、調べればOK。それでは、素敵なAIライフをどうぞ〜
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