本記事のもくじ
カテゴリーを適当に作ってませんか?
この記事で紹介する「ブログカテゴリーの分け方コツ7つ」を実践すると、絶対に失敗しないカテゴリーを作れます。
そこで本記事では、ブログでカテゴリーを作るメリット、具体的な作り方のコツ、具体例、注意点などをマルッと解説します。
この記事を読むと、ブログ初心者でも上級者しか知らないプロ級なカテゴリー分けを実践できます。
結論、ブログカテゴリーで最重要なのは「第二階層を作らない」という引き算思考です。下記は、カテゴリー分けのコツになります。
- コツ①:最初に設計する
- コツ②:メインキーワードを含める
- コツ③:階層構造(ピラミッド)にする
- コツ④:第二階層を作らない
- コツ⑤:トピッククラスター構造を意識する
- コツ⑥:競合サイトを参考にする
- コツ⑦:シンプルなカテゴリー名にする
カテゴリーは、SEOで修正できない重要項目です。最初に設計しないと、絶対に後悔しますよ。
ブログカテゴリーを作るメリット3つ
カテゴリーとは、ブログ記事の「分類分け」です。
「このブログには、どんなジャンルの記事があるのかな〜」といった、いわば「フォルダ」のようなイメージですね。
ブログ記事をカテゴライズすることで、下記のメリットがあります。
- メリット①:ユーザーが目的の記事を探しやすくなる
- メリット②:検索エンジンがサイト構造を把握しやすくなる
- メリット③:SEO対策になり、検索結果に表示される
それぞれ解説します。
メリット①:ユーザーが目的の記事を探しやくなる
ブログ記事がカテゴリー分けされてると、読者が目的の記事を探しやすくなります。
- カテゴリー①:転職 サイト
- カテゴリー②:転職 エージェント
- カテゴリー③:転職 面接
- カテゴリー④:転職 履歴書
たとえば、上記カテゴリーがあるとします。そこで「転職の服装」が気になるユーザーは「カテゴリー③:転職 面接」を探せば見つかりそうだな...とイメージできそうですよね?
このように、読者目線に立ったとき、カテゴリー =「道標」の役割を果たします。
検索欄を設置せよ
カテゴリーとセットで「検索欄」も設置しておきましょう。ユーザーがキーワードを入力することで、目的の記事をダイレクトで探すことができます。
サイト内に記事が多くなると、たとえカテゴリー分けしても、特定の記事を探すのに苦労します。
メリット②:検索エンジンがサイト構造を把握しやすくなる
カテゴリーは、検索エンジンがサイト構造を把握するのにも役立ちます。
検索エンジンの仕組み
検索エンジンは、クローラーというボットがウェブサイト内を巡回(クロール)することで、サイト構造を把握し、記事を評価しつつ、検索順位を決定します。
- カテゴリー①:転職 サイト←「転職 サイト」に関する記事群
- カテゴリー②:転職 エージェント←「転職エージェント」に関する記事群
- カテゴリー③:転職 面接←「転職 面接」に関する記事群
- カテゴリー④:転職 履歴書←「転職 履歴書」に関する記事群
たとえば、上記カテゴリーがあるとします。そしてカテゴリーには、関連した記事を格納することが大切です。
クローラーがカテゴライズされた個別記事の内部リンクを辿ることで、カテゴリー構造を把握できます。さらに、各カテゴリー同士に関連性があるほど、サイト全体の専門性も高まり、検索上位を狙いやすくなります。
クローラーも無限ではありません。巡回しやすい内部リンク構造を作ることで、クローラーの巡回スピードが上がり、コンテンツも素早く発見されます。
迅速にインデックス登録され、検索上位を狙いたいなら、適切なカテゴリー分けが大切ですよ。
メリット③:SEO対策になり、検索結果に表示される
カテゴリーが機能すると、検索結果にも表示されやすくなります。
テーマやプラグインでは、カテゴリーをインデックス登録させるかどうかを設定できます。検索結果に表示されれば、アクセスUPを狙えるため、インデックス登録をおすすめします。
Google検索エンジンは、回遊率が高く、滞在時間の長いサイトを「有益なサイト」と評価します。カテゴリー分けが素晴らしいと、読者が迷わず目的の記事を探せるため、検索エンジン最適化(SXO)の観点からも高評価です。
ブログカテゴリーの分け方コツ7つ
カテゴリーを決める際は、下記のコツ7つを実践しましょう。
- コツ①:最初に設計する
- コツ②:メインキーワードを含める
- コツ③:階層構造(ピラミッド)にする
- コツ④:第二階層を作らない
- コツ⑤:トピッククラスター構造を意識する
- コツ⑥:競合サイトを参考にする
- コツ⑦:シンプルなカテゴリー名にする
ぶっちゃけ、カテゴリー作成の難易度は高いですよ!
コツ①:最初に設計する
カテゴリーは、必ず「設計段階」で作りましょう。
ここで「えっ...設計?」と思った人は、超ヤバいです。もう手遅れかもしれません。新しいブログを作るときに、改善してください。
上記のとおりでして、書くべき記事を決めてから、各カテゴリーに割り振るだけ。
テキトーに記事を書いて、なんとなく割り振る人がよくいます。そして後から、何となく削除する...まったくもって、ナンセンスです。
設計が甘い証拠でして、間違いなく「雑記ブログ」になって失敗します。家を建てるにせよ、設計が甘かったら"欠陥住宅"です。ブログも同じですよ。
コツ②:メインキーワードを含める
カテゴリーの「柱」となるメインキーワード =「ジャンル」です。 上記でも解説したよう、ジャンルが不明確だと、カテゴリーの軸もブレまくります。
たとえば「ジャンル:転職」なら、必ず「転職 〇〇」というカテゴリーを狙うこと。つまり「転職」に特化させることが大切です。
- カテゴリー①:転職 サイト
- カテゴリー②:転職 エージェント
- カテゴリー③:転職 面接
軸がブレると「転職 〇〇」「退職 〇〇」「仕事 〇〇」みたいなカテゴリー分けになってしまい、雑記ブログが加速します。
そもそも「転職」と「退職」って、意味は似てるにせよ、単語が異なるため、専門性が薄まります。そして、紹介する商品も「転職エージェント」や「退職代行」と分散するのでおすすめしません。
必ず、軸を一つに絞りつつ、カテゴリーも1ジャンルで統一させましょう。
コツ③:階層構造(ピラミッド)にする
ここは慣れないとむずかしいかもですが、カテゴリーは「階層構造」が大切です。
わかりやすい階層を作成する
一般的なコンテンツからそのサイトで求めている具体的なコンテンツへ、ユーザーができるだけ簡単にたどり着けるようにしてください。適宜ナビゲーション ページを追加し、内部的なリンク構造に効果的に組み込みます。サイト上のすべてのページにリンクから到達できるようにし、サイト内の検索機能を探さなくても済むようにします。関連ページへのリンクを適宜追加すると、ユーザーが同様のコンテンツを見つけやすくなります。引用元:Google検索セントラル|検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド
階層構造は「ピラミッド」をイメージするとわかりやすいですよ。
百聞は一見にしかず、図解をどうぞ。
どーでしょう?このように、頂点に「メインジャンル」が来まして、ジャンルがカテゴリーで枝分かれするイメージです。そしてその中に、関連記事が格納されます。
ただし、全記事2クリック以内
よく、カテゴリーを3層以上にしてしまう人がいますが、ダメですね。なぜなら、ユーザーやGoogleが認識しづらくなるからです。
基本的に「2クリック以内で全記事に到達できる」サイト構造が理想です。
つまり、カテゴリーは「第一階層 〜 第二階層」までとしましょう。
階層を深くしすぎると、クローラが記事を発見しづらくなります。それじゃあ、サイト構造をなかなか把握できません。
コツ④:第二階層を作らない
カテゴリーは第二階層までとお伝えしたとおりですが、ここでカテゴリー作りのヒントを授けます。それが「第二階層を作らない」という引き算思考です。
これはマジ神だと思いまして、ほとんどのブロガーは思い浮かびません。僕も最初はコケましたが、同じミスを繰り返さないと断言できます。
たとえば、先ほどの「ジャンル:転職」でも再現可能です。第二階層を作らないカテゴリー例をみてみましょう。
第一階層 | 第二階層 | |
---|---|---|
カテゴリー① | 転職エージェント 使い方 | なし |
カテゴリー② | 転職エージェント 選び方 | なし |
カテゴリー③ | 転職エージェント 口コミ評判 | なし |
カテゴリー④ | 転職エージェント おすすめ | なし |
カテゴリー⑤ | 転職エージェント ノウハウ | なし |
このように、間口の広い「転職」を狙うのではなく、一絞りした「転職エージェント 〇〇」を狙うという発想です。
こーすることで、転職エージェントだけに絞ったブログ運営が可能になりまして「余計な記事を書かない」という最大のメリットを享受できます。
しかし、素人だと悲惨です。
絶対マネしないでくださいね。
第一階層 | 第二階層 | |
---|---|---|
カテゴリー① | 転職 | 転職サイト |
転職エージェント | ||
カテゴリー② | IT転職 | エンジニア |
Webデザイナー | ||
プログラミングスクール | ||
カテゴリー③ | 看護師転職 | 看護師 転職サイト |
カテゴリー④ | 医師転職 | 医師 転職サイト |
カテゴリー⑤ | 介護士転職 | 介護士 転職サイト |
カテゴリー⑥ | 医療事務転職 | 医療事務 転職サイト |
カテゴリー⑦ | 未分類 | - |
おいおい...転職の"プロ"かよw...って感じですが、間違いなく失敗します。もはや、終わりが見えませんし、記事の修正も無理です。
繰り返しですが、ブログは「絞る」ことが大切です。庶民がインフルエンサーをマネしても成功できないのは、この「絞る」意識が欠如してるからですね。断言します。
コツ⑤:トピッククラスター構造を意識する
カテゴリー設計と同時に「トピッククラスター構造」も意識しましょう。
難易度は高めですが、かなり重要です。
諦めずに、ついてきてくださいね。
トピッククラスター構造
トピッククラスター構造とは、サイト全体、カテゴリー群、まとめ記事、個別記事などのSEO評価を総合的に高める施策です。
トピッククラスターの構成要素
トピッククラスター構造は、下記から構成されます。
- 構成①:ピラーコンテンツ(親)
- 構成②:クラスターコンテンツ(子)
- 構成③:上記をつなぐ内部リンク(クローラーを巡回させるため)
たとえば、1組の親子関係からなるトピッククラスター構造を考えてみます。
カテゴリー:「転職エージェント おすすめ」 | |
---|---|
親:ピラーコンテンツ(第一階層) | 子:クラスターコンテンツ(第二階層) |
転職エージェント おすすめ(まとめ記事) | - |
- | 転職エージェント A おすすめ(記事) |
- | 転職エージェント B おすすめ(記事) |
- | 転職エージェント C おすすめ(記事) |
上記の構造にすることで「カテゴリー:転職エージェント おすすめ」のSEOパワーが、関連した記事群によって高まります。
ピラーコンテンツの検索意図は広く、複数のクラスターコンテンツでマルっと解決させるイメージです。こーいったクラスター群をいくつも作り、内部リンクでつなぎます。
だから、雑記ブログはおすすめしないんですよね...抽象度が高いと、一つのブログに複数ブログを運営するカタチになってしまい、再現不可能ですってお話...
もちろん、カテゴリーや専門性も分散するので、相当デメリットです。トピッククラスター構造について深く知りたい方は、別記事をご用意しますね。
コツ⑥:競合サイトを参考にする
競合サイトのカテゴリーを分析した方が、手っ取り早い場合もあります。
とはいえ、先ほど解説した「第二階層を作らない」カテゴリーを作れる人は滅多にいません。あくまで「参考」です。
大規模なブログは、そもそも親カテゴリーの範囲が広く、階層も深い場合が多い。そのため、そのままパクると失敗しやすくなります。
僕がカテゴリー分析した中で「流石だな〜」と感心したのは「ヒトデブログ」です。もはや、彼以外の設計をマネすると、確実に失敗します。
実は有名ブログでも、サイト設計やカテゴリーで失敗しており、SEO的に後から修正できないブログも多いです。ココに気づいた人は、ラッキーですね(*`・ω・)ゞ
コツ⑦:シンプルなカテゴリ名にする
シンプルでわかりやすいカテゴリー名にしましょう。
こーいったワードは避けること。読者は、悩みを解決するために記事を調べます。その際、一瞬でも「読みづらい」と思われたら、離脱されかねません。
カテゴリーは、いわば情報をまとめる「フォルダー」の役割を果たします。フォルダ名すらわかりづらかったら、目的の情報に辿り着きづらくなってしまいます。
おすすめなネーミングは「ジャンル + ニーズの高いキーワード」です。
ブログカテゴリー分けの良い例・悪い例
上記「7つのコツ」に基づいたブログカテゴリーの具体例を参考までにどうぞ。
悪いカテゴリー分け例
まず先に、悪いカテゴリー例からどうぞ。たとえば「雑記ブログ」が該当します。
第一階層 | 第二階層 | |
---|---|---|
カテゴリー① | 仮想通貨 | ビットコイン |
イーサリアム | ||
草コイン | ||
仮想通貨取引所 | ||
ウォレット | ||
カテゴリー② | NFT | NFTアート |
NFTゲーム | ||
NFT音楽 | ||
カテゴリー③ | メタバース | - |
はい...よく見かけますね。一見、問題なさげに見えますが、一つのブログ内に9つのブログを運営してる状態です。
上記カテゴリーには「絞る」意識が欠けてます。個人ブログでは、こーいった現象がよく起きます。企業なら人材マネーで可能かもですが、マネしても"つらたにえん"なだけですよ。
下記では、もっと「絞った」素晴らしいカテゴリー例を紹介しますね。
良いカテゴリー分け例
それでは、カテゴリーを絞った例を紹介します。ここで、注目すべきは「コツ④:第二階層を作らない」です。
第一階層 | 第二階層 | |
---|---|---|
カテゴリー① | NFT 始め方 | なし |
カテゴリー② | NFT 稼ぎ方 | なし |
カテゴリー③ | NFT 作り方 | なし |
カテゴリー④ | NFT お悩み | なし |
もしくは「NFTアート」や「NFTゲーム」に絞ったブログ運営でも良いと思います。
このように、あえて「NFT」に絞ることで、専門性がグーんと高まります。書くべき記事も絞られるため、ブログ運営がとても効率化します。
カテゴリーを絞らないと、確実に失敗しますよ。これからブログを始める人は、この「絞る」意識を実践してみてください。
WordPressブログのカテゴリー設定方法【2ステップ】
WordPressでカテゴリーを設定する方法を解説します。
手順①:カテゴリーの追加
まずは、WordPress管理画面 >「投稿」>「カテゴリー」より、新規追加しましょう。
- 名前:カテゴリー名
- スラッグ:カテゴリーURL
- 親カテゴリー:なし or 既存のカテゴリー
- 説明:任意
カテゴリー名とスラッグは、意味を統一させましょう。たとえば「カテゴリー:NFT 始め方」なら「スラッグ名:nft-starting」みたいなイメージです。
第二階層目を作るなら、親カテゴリーを一つ上のカテゴリーに設定してください。間違っても、関連のないカテゴリーに設定してはいけませんよ。
説明欄については、任意です。検索結果やカテゴリー欄に表示されますが、地味なSEO対策にもなるため、余裕があるなら設定しておきましょう。
手順②:カテゴリーの編集
カテゴリーを編集するには、先ほどのカテゴリーページから「編集」または「クイック編集」をクリックします。
カテゴリー編集項目 | |
---|---|
名前 | カテゴリー名 |
スラッグ | 絶対に変更しないこと |
親カテゴリー | なるべく変更しないこと |
説明 | メタディスクリプションと同じでOK |
アイキャッチ画像 | 任意 |
カテゴリーのタイトル | カテゴリー名でOK |
カテゴリーのメタディスクリプション | カテゴリーの説明 |
背景色 | 任意 |
投稿の一覧表示 | 任意 |
SNSボタンの表示 | 任意 |
特に気をつけるべき点は、スラッグ名を変えないことです。
ブログの立ち上げ初期なら問題ないですが、サイトが育ってきてから変更すると、今までのSEOパワーがリセットされます。
ブログカテゴリー分けの注意点5つ
カテゴリーを作る際の注意点を解説します。
- 注意点①:絶対にパーマリンクを変更しない
- 注意点②:パーマリンクは英語
- 注意点③:未分類を作らない
- 注意点④:1記事1カテゴリーまで
- 注意点⑤:親と子の2階層まで
注意点①:絶対にパーマリンクを変更しない
繰り返しですが、カテゴリーのスラッグ(URL)は絶対に後から変更してはいけません。
なぜなら、今までに積み上げたSEOパワーがリセットされてしまうからです。インデックス登録されてる場合は、URLが存在しなくなり、404エラーの原因にもなります。
初心者殺しだと思いますが、カテゴリーだけでなく、記事のURL(パーマリンク)も同じくですよ。
注意点②:パーマリンクは英語
スラッグは「半角英語」で設定します。
- 半角英語
- ハイフン(-)で区切る
- 長すぎず、シンプルに
上記を意識しておけば問題ありません。
基本的な書き方は「パーマリンク」と同じです。詳しいパーマリンク設定については【SEO最適化】WordPressブログのパーマリンク設定ガイド【失敗は簡単】をどうぞ。
注意点③:未分類を作らない
サイト設計をしっかり行わないと、つい「未分類」カテゴリーを作ってしまいガチですが、これは「NG」です。
読者は「未分類」というカテゴリーを読みたいと思うでしょうか?
読者の悩みを解決することが、ブログの使命です。カテゴリーに属さない記事 =「ゴミ記事」を意味します。
サイト設計をしないと「雑記ブログ」になりやすくなります。雑記だから、カテゴリーが複雑になって、"ワケワカメ"になるんです。
なお、WordPressのデフォルトで設定されてる「未分類」というカテゴリーは、きちんとオリジナルのカテゴリー名に変更してください。
注意点④:1記事1カテゴリーまで
基本的に「1記事1カテゴリー」を守りましょう。1つの記事に複数のカテゴリーがまたがると、重複が発生します。
- ユーザーが混乱する
- クローラーが混乱する
二股って、感じ悪いですよね...
それと同じです。
カテゴリーを複数に分類させたい場合は「タグ」を使うのが一般的ですよ。
カテゴリーは「横」に串刺すイメージですが、タグは「縦」に串刺すイメージです。
注意点⑤:親と子の2階層まで
カテゴリーは「親子関係」を逸脱してはいけません。
- クローラーがサイト構造を把握できない
- ユーザーがサイト内容を把握しづらくなる
- メニュー内に収まりきらない
- カテゴリー項目が重複する恐れがある
もしくは「親」だけでもOK。これは「2層目を作らない」と解説したとおりです。
さらに子カテゴリーの直下に「孫カテゴリー」も作れば、3層目になります。しかし、階層が深すぎるため、作らないほうが良いです。
複雑なカテゴリーを作ると、かえって、Googleとユーザーに逆効果です。運営者自身も管理しづらくなるため、2階層目までにおさめましょう。
ブログカテゴリーでよくある質問3つ
ブログカテゴリーは後戻りできない最重要項目
本記事では、ブログで最重要なカテゴリー分けの決め方を解説しました。
- コツ①:最初に設計する
- コツ②:メインキーワードを含める
- コツ③:階層構造(ピラミッド)にする
- コツ④:第二階層を作らない
- コツ⑤:トピッククラスター構造を意識する
- コツ⑥:競合サイトを参考にする
- コツ⑦:シンプルなカテゴリー名にする
いうまでもなく、カテゴリーは「サイト設計」の段階で作ります。ここをサボって、記事を書きながらカテゴリーをつぎ足すと、増築を繰り返した不自然な「家」になります。
カテゴリーは、いわば「家の間取り」でして、あらかじめ配置を決めないと、グチャグチャな「家」が完成します。それを避けるには、入念な「設計書」が大切です。
サイト設計とは、狙うジャンルや書くべきキーワードを決める作業でして、ココが明確でないと、カテゴリーもブレブレになります。
カテゴリーには、記事のSEO評価が蓄積され、削除やスラッグを書き換えたりすると、振り出しに戻ってしまいます。記事全体の検索順位も落ちかねません。
この記事を読んでるあなたは「時すでに遅し...」かもです。しかし、次のブログを立ち上げたときは、必ずサイト設計から渾身のカテゴリーを作り上げてください。
今のブログで成果が出ないなら「捨てる」判断も大切です。別に捨てたとて、次に活かせます。撤退を見極めつつ、挑戦してみてください。
WordPressブログの始め方
-
【無料】たった10分でできるWordPressブログの始め方【エックスサーバー】
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