本記事のもくじ
Googleアドセンス「ads.txtファイルの問題」にお悩みですか?
本記事では、Googleアドセンスに表示される「収益に重大な影響が出ないよう、ads.txt ファイルの問題を修正してください」というアラートの修正方法を解説します。
この記事を読むと、ads.txt ファイルの概要を掴みつつ、今すぐ修正すべき理由がわかります。
Googleアドセンスにログインすると、下記のエラーが表示されてませんか?
サクッと3分、たったの2STEPで解決できます。本記事をご覧いただきつつ、今すぐ修正しましょう。
ads.txt(アズ テキスト)とは?
ads.txt とは「Authorized Digital Sellers」の略でして、自社サイトにおける広告枠を厳密に管理することで、偽の広告枠が広告主に提供されるのを防ぐ仕組みのこと。
つまり、不正による広告収益の「漏れ」を防げます。具体的に「ads.txt」ファイルとは、、、下記のとおりです。
この「ads.txt」ファイルを契約レンタルサーバーにアップロードすることで「アドセンス審査に通過したサイト」という証明になります。
ads.txt ファイルを設置すれば、そのネット広告が本物かどうかわかり、広告主がその透明性の元、安心して広告ビジネスに取り組めるワケ。
ads.txt の警告文が表示される理由
ads.txt ファイルに関する警告文が表示される理由は、下記のとおりです。
- 理由①:ads.txt を設置してない
- 理由②:ads.txt を正しく設置してない
理由①:ads.txt を設置してない
解説したとおり、ads.txt ファイルを設定してないと、、、不正広告による収益の漏洩につながり、広告主やアドセンス収益を保護するために注意喚起が促されてます。
設置の義務はありませんが、万が一のための予防策として、可能な限り対策はしておきたいところ。
方法は後ほど解説しますが、ダウンロードした「ads.txt ファイル」をサーバーにアップロードするだけのカンタンな作業です。中学生でもできるので、ビビる必要はありません。
理由②:ads.txt を正しく設置してない
ads.txt ファイルを設置したけど、記述がミスってる場合、早めな対処が必要ですね。
記述内容は、ご契約されてるレンタルサーバーの「サーバーパネル」より確認するか、、、「https://サイトURL/ads.txt」とググることで、記述内容を確認できます。
ads.txt ファイルの正しい記述内容は、本記事で解説するので、ご安心くださいませ。
ads.txt の問題を放置すると...
ads.txt ファイルの問題を修正しないと、本来、支払われるべきアドセンス報酬が支払われない可能性があります。
とはいえ「推奨」程度です。そもそも、PVの少ないブログ初心者さんの場合、アドセンス報酬を受け取れる状態にないので、直ちに「影響アリ」というワケではありません。
アドセンス収益を安定して稼げる運営者さんは、ぜひ、ads.txt ファイルの問題に対処しましょう。ブログ初心者さんでも、余裕あれば、対処するに越したことはありません。
僕はこの問題を放置してたら、収益に影響でたので、ぜひ対策を。
Googleアドセンス「ads.txt」の修正方法【2STEP】
それでは、ads.txt ファイルの問題を修正していきましょう。Googleアドセンスにログインすると、下記のような「ads.txt ファイルの警告」が表示されてると思います。
要注意 - 収益に重大な影響が出ないよう、ads.txt ファイルの問題を修正してください。
ちょっと抵抗感あるかもですが、サクッと3分ほどで終わります。とても、カンタンな作業ですので、チャチャっと済ませましょう。
>> 参考:Google AdSense ヘルプ|ads.txt に関するガイド
手順①:ads.txt ファイルのダウンロード
まず、Googleアドセンスにログインしましょう。そして、ads.txt に関する警告文の横に表示されてる[今すぐ修正] をクリックします。
すると「1つのサイトで使用する ads.txt ファイルを作成する」という画面が表示されるので、左下にある「ダウンロード」をクリックし、ファイルをダウンロードします。
google.com, pub-0000000000000000, DIRECT, f08c47fec0942fa0
このように、ダウンロードした「ads.txt」ファイルには、サイト運営者のアドセンス登録情報がすでに記載されてると思います。
「pub-0000000000000000」の箇所には、自分の「パブリッシャーID」 を入力すればOK。
パブリッシャーIDの確認方法
ads.txt ファイルの中身
Googleアドセンス ads.txt ファイル | |
---|---|
広告システム | google.com |
サイト運営者ID | 「pub」-「16桁の数字コード」 (例:pub-1234567890123456) |
契約種別 | DIRECT:サイト運営者IDで指定したアカウントを直接管理している場合 RESELLER:サイト運営者IDで指定したアカウントを直接管理してない場合 |
認証機関ID | 認証機関IDは「f08c47fec0942fa0」を入力 |
- 広告システム:「google.com」
- サイト運営者ID:「pub」-「英数字16桁」
- 契約種別:「DIRECT」or「RESELLER」
- 認証機関ID:「f08c47fec0942fa0」
ads.txt ファイルの中身は、上記のとおりとしてください。
手順②:ads.txt ファイルのアップロード
続いて「ads.txt」ファイルを「ルートディレクトリ」にアップロードする作業です。
サイトのルートディレクトリとは、ドメイン直下ディレクトリ(フォルダ)のこと(例: example.com/ads.txt)
やり方はカンタンでして、ご契約のレンタルサーバーより、設定を行います。そこで今回は、国内トップなユーザー数を誇る「エックスサーバー」にて解説します。
エックスサーバーの場合
エックスサーバーでは、ドメイン単位で「ads.txt」の設定をサクッとできる「ads.txt 設定」が標準装備されてます。「サーバーパネル」にログインし [ads.txt 設定] をクリックしましょう。
ドメインを選択後、[ads.txt 設定追加]をクリックします。
- 広告システム:「google.com」
- サイト運営者ID:「pub」-「英数字16桁」
- 契約種別:「DIRECT」でOK
- 認証機関ID:「f08c47fec0942fa0」
ここに、先ほどの「ads.txt 情報」を4つ入力します。「確認画面へ進む」>「追加する」ボタンをクリックすれば、ads.txt ルートディレクトリへの設置は終わり。
これにて、透明性ある広告運用者として、信頼性が確保されました。
ads.txt ファイルを正しく設置できたかの確認方法
ads.txt ファイルが正しく公開されてるか、確認してみましょう。
Googleなどのウェブブラウザで、 ads.txt ファイルのURL(https://サイトURL/ads.txt)と検索します。
上記のとおり、ウェブブラウザからファイル内容を確認できれば成功です。
しばらくすると、警告文も消えてるハズ。時間を置いてから、確認してみましょう。
もし、ads.txt のアラート文が消えてない場合、ads.txtファイルの設置場所が間違ってる可能性もあります。正しく設置できてるか、確認してみましょう。
ads.txt ファイルに関するよくある質問3つ
ads.txt ファイルを設置してアドセンスを最適化しよう
本記事では、Googleアドセンス「ads.txt ファイルの問題」の修正方法を解説しました。
ads.txt ファイルの修正は、必ずしも必須ではありませんが、広告収益を失うきっかけにつながります。修正方法はカンタンですので、暇なときにサクッと修正しましょう。
セットで、アドセンス審査に合格後にすべきこととして【祝】Googleアドセンス合格後にすべきことは7つだけ【桂馬の高上がり】もどうぞ。
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