本記事のもくじ
ブログに固定ページを作ってないと、とてもマズいですよ!
この記事で紹介する「ブログ固定ページの作り方」を実践すると、WordPressブログで必要な固定ページの作り方を理解できます。
そこで本記事では、固定ページと「投稿」の違いや具体的な作成項目、トップページに固定ページを設定する方法を解説します。
この記事を読むと、ブログ運営における固定ページの重要性を理解できます。
結論、固定ページは下記の4つを作りましょう。
- その①:お問い合わせフォーム【必須】
- その②:プライバシーポリシー【必須】
- その③:プロフィール・運営者情報【推奨】
- その④:HTMLサイトマップ【任意】
少々メンドくさいかもですが、いったん作ってしまえば、ブログ作成に集中できます。ぜひこの機会に、ブログ運営に必須な固定ページを作りましょう!
WordPressブログの固定ページとは?
WordPressのブログ記事には、大きく分けて「投稿」と「固定ページ」があります。
- 投稿:更新頻度の高いブログ記事
- 固定ページ:更新頻度の少ない定位置の記事
ブログを始めたばかりだと、両者の違いがよく分からない人も多いかと。どちらも似てますが、それぞれの特徴や使い方を理解することが大切です。
投稿と固定ページの違い
下記の表のとおり、両者の違いをまとめました。
投稿 | 固定ページ | |
---|---|---|
投稿一覧の表示 | 表示される | 表示されない |
タグ・カテゴリーの紐付け | あり | なし |
ページごとのデザイン変更 | できない | できる |
トップページへの指定 | できない | できる |
用途 | ブログ記事 | お問合せフォーム プライバシーポリシー プロフィール サイトマップ |
投稿一覧の表示
「投稿」は、記事を公開後、記事一覧に表示されます。
一方「固定ページ」は、記事を公開後、新着記事などの投稿一覧に表示されません。つまり、特定のカテゴリーやタグに属さない独立したページを意味します。
固定ページは、メニューバーなどで記事をリンクさせない限り、表示されないことに注意してください。
タグ・カテゴリーの紐付け
「投稿」は、タグやカテゴリーにて記事を分類・管理できます。一方「固定ページ」は、タグやカテゴリーに紐づけできません。完全に独立したページになります。
ページごとのデザイン変更
「投稿」は、ページごとにデザインを変更できません。一方「固定ページ」は、ページごとにデザインを変更できます。
- 1カラム
- LP化
- レイアウトのリセット
※WordPressテーマによっては、投稿ページでもデザインの変更は可能です。
トップページへの指定
デフォルトでは、新着記事として「投稿」がトップページに一覧で表示されます。
一方「固定ページ」をトップページに指定することもできまして、完全オリジナルなデザインにて、トップページを彩ることもできます。
用途
- 投稿:ブログ記事
- 固定ページ:定位置のブログ記事
→「お問い合わせ」「プライバシーポリシー」「プロフィール」「サイトマップ」
以上より、一般的なブログ記事は「投稿」にて、お問い合わせフォームやプライバシーポリシーなどは「固定ページ」にて作ります。
投稿ページが適切な記事
つまり「投稿」にふさわしい記事とは、下記のとおりです。
- その①:ブログ記事
- その②:お知らせページ
- その③:商品販売ページ
一般的には、投稿 =「ブログ記事」という認識でOK。
ブログ運営において、今後たくさんの記事を書き続けることになりますが「投稿」にて作るイメージです。
くれぐれも、ブログ記事を「固定ページ」で作らぬよう気をつけてくださいね。SEO的にも問題でして、修正が鬼メンドくさいです。
ブログ運営に欠かせない固定ページ【4つある】
WordPressブログで作るべき固定ページは、下記のとおりです。
- その①:お問い合わせフォーム【必須】
- その②:プライバシーポリシー【必須】
- その③:プロフィール・運営者情報【推奨】
- その④:HTMLサイトマップ【任意】
その①:お問い合わせフォーム【必須】
お問い合わせフォームは、読者や企業との「連絡窓口」になります。
- 読者からの相談や質問
- 企業からの広告掲載の依頼
- ブログにおけるネットトラブルの回避
このように、ユーザーや企業と連絡をとる手段として、ブログ運営に必須です。
参考イメージとして、当サイトのお問い合わせフォームもどうぞ。
お問い合わせフォームの作り方
お問い合わせフォームを設置するには、WordPressプラグイン「Contact Form 7」を使う方法もありますが、おすすめは「Googleフォーム」です。
Googleアカウントがあれば無料で作れまして、むずかしいプログラミング知識も必要なく、誰でもサクッと実装できます。
詳しくは、WordPressブログ必須!お問い合わせフォームの作り方【Googleフォーム一択】をどうぞ。
とはいえ、氏名やメールアドレスなどの個人情報を取得する場合があり、取り扱いに注意しなければなりません。そのため、下記の「プライバシーポリシー」が必須になります。
その②:プライバシーポリシー【必須】
ブログ運営では、いろんな方法でユーザーの個人情報を取得する場合があり、その利用目的をプライバシーポリシーにて明記し、ブログの透明性を確保しなければなりません。
プライバシポリシー
プライバシーポリシーとは、ブログ運営や広告、個人情報の取り扱いなどに関する方針を定めたページのこと。ブログ内で、個人情報を収集する目的、利用用途、取り扱い方法、免責事項などを明記します。
- GoogleアドセンスやASPの広告を掲載する旨
- お問い合わせフォームで個人情報を収集する旨
- Googleアナリティクスなどでcookieを収集する旨
参考イメージとして、当サイトのプライバシーポリシーもどうぞ。
プライバシーポリシーの作り方
ネットには、プライバシーポリシーの雛形がゴロゴロ転がってます。
とはいえ、ブログ用に最適化されてなかったりするので、お手上げな方もいると思います。そこで、ブログ初心者向けに「テンプレート」を用意しました。
詳しくは、WordPressブログ必須!プライバシーポリシーの書き方テンプレート【雛形コピペOK】をどうぞ。
免責事項とは?
プライバシーポリシーとセットで「免責事項」も記載しておきましょう。
免責事項
免責事項とは、ブログ経由で読者とのトラブルが発生した際に、運営者が責任を負わないことを明記した「約束」のこと。
たとえば、あなたのブログで購入した「ルンバ」があるとします。しかし「不良品」でした。読者は怒って、運営者に「金返せ!」と苦情を訴えました。
とはいえ、ブログ運営者に弁償を求められても「知らねーよ」って感じですよね...
そこで免責事項にて「当サイトで生じた損害などの責任を、一切背負いません」と明記することで、第三者とのトラブルを未然に回避することができます。
免責事項を記事ごとに分ける場合もありますが、プライバシーポリシー内にセットで記載しておけばOKですよ。
その③:プロフィール・運営者情報【推奨】
ブログ運営者の情報を載せることで、サイト運営の「透明性」を確保できます。
- プロフィール
- 経歴
- 実績
上記を載せることで、読者に「親近感」を持ってもらいやすくなります。また、発信ジャンルに関する経歴や実績を載せることで、記事の信頼性や専門性を担保できます。
Googleは「E-E-A-T(経験-専門性-権威性-信頼性)」を重視しており、つまり「誰が記事を書いたのか?」を評価基準としてます。
検索上位を狙いたいなら、プロフィールとて、決して手を抜いてはいけません。
イメージとして、当サイトのプロフィールも参考にどうぞ。
プロフィール記事の作り方
現在、作成中です。
しばしお待ちください。
その④:HTMLサイトマップ【任意】
サイトマップには「XMLサイトマップ」「HTMLサイトマップ」があります。
- XMLサイトマップ:検索エンジン向けのサイトマップ
- HTMLサイトマップ:ユーザー向けのサイトマップ
サイトマップとは、検索エンジンやユーザーに「どんな記事があるか」を構造的・ビジュアル的に伝える「レシピ」のようなイメージです。
HTMLサイトマップ
HTMLサイトマップとは、ユーザー向けに、ブログ内のコンテンツを一覧で表示している固定ページのこと。ユーザーが目的の記事を探すのに重宝します。
HTMLサイトマップのイメージとして、当サイトのサイトマップも参考にどうぞ。
HTMLサイトマップの作り方
作り方は「プラグイン」と「自作」があります。
メンドくさい人はプラグインをおすすめします。しかし、自作しても大した労力ではありません。プラグイン削減にもなるので、まさに「エコ」ですね。
XMLサイトマップを含めた詳しい作り方は【簡単】WordPressブログのサイトマップの作り方&送り方【プラグインで自動作成】をどうぞ。
ブログ固定ページの作り方【3ステップ】
固定ページの作り方をわかりやすく解説します。
手順①:固定ページの作成
WordPress管理画面にログイン後、左メニューより「固定ページ」 >「新規追加」をクリックします。
具体的な固定ページの作成は「ブログ運営にかかせない固定ページ」を振り返りましょう。
手順②:各種設定
固定ページが完成したら、下記の「各種設定」を行い、ウェブ上に公開します。
- 設定①:タイトル(固定ページのタイトル)
- 設定②:パーマリンク(固定ページのURL)
- 設定③:カラム設定(1カラム or LP or リセット)
特に「パーマリンク」は、ミスると大変なので【SEO最適化】WordPressブログのパーマリンク設定ガイド【失敗は簡単】をお読みください。
また、SEO対策として「アイキャッチ画像」「メタキーワード」「メタディスクリプション」なども必要に応じて設定しましょう。
問題なければ「公開」ボタンを押します。設定したURLにアクセスしてみて、正常にアクセスできればOK。
手順③:専用メニューの作成
固定ページを公開したら、ちゃんとアクセスできるよう、ページリンクを設置します。
固定ページのおすすめな配置箇所は「フッター」です。
そのため「フッターメニュー」を作り、その中に固定ページを格納します。
フッターメニューの作り方
WordPress管理画面より「外観」>「メニュー」>「新しいメニューを作成しましょう」にて新規メニューを作成し、メニュー名を「フッターメニュー」と入力しましょう。
続いて「メニュー項目を追加」>「固定ページ」より、作成済みの固定ページにチェックを入れ「メニューに追加」をクリックして、固定ページをメニュー内に格納します。
リンクテキストを編集する場合は、該当の項目を選択して「ナビゲーションラベル」を入力します。また、各項目をドラッグ&ドロップすれば、並び替えも可能です。
さいごに「メニュー設定」から、表示したいメニューの位置を選択し、ここでは「フッターメニュー」を選択します。
設定が完了したら、忘れずに右下「メニューを保存」をクリックしましょう。設定した箇所に固定ページが表示され、正しくアクセスできれば完了です。
フッターメニューのデザインは、WordPressテーマやCSSで編集してみましょう。
>> 関連:【おしゃれ】WordPressブログでCSSを編集する方法【プログラミング不要】
ブログ固定ページをトップページに設定する方法【2ステップ】
実は、トップページに、固定ページを表示させることもできます。独自のデザインやレイアウトにて、自由にトップページをカスタマイズできます。
- 手順①:トップページ用の固定ページを作る
- 手順②:トップページに固定ページを設定する
※WordPressのトップページには、デフォルトだと「投稿一覧」が表示されます。
手順①:トップページ用の固定ページを作る
まず「トップページ用の固定ページ」を作成します。タイトルは「トップページ(固定ページ)」などと、わかりやすくしましょう。
トップページ用の固定ページの作り方
本記事では、WordPressの有料テーマ「AFFINGER」を使った方法を紹介します。
専用タグを使いつつ、まるで「パズル」の如く、パーツを組み立てるイメージです。
具体的な作り方は別記事をご用意してますので、しばしお待ちください。
※なお、お使いのテーマごとに作り方は異なります。
手順②:トップページに固定ページを設定する
トップページ用の固定ページを作成できたら、トップページに表示させるよう設定しましょう。
まず、WordPress管理画面 >「設定」>「表示設定」をクリックします。
続いて「ホームページの表示」>「固定ページ」を選択し、トップページに表示させたい固定ページ(トップページ用)をプルダウンから選択します。
設定は、コレだけ。
忘れずに、保存しましょう。
トップページに戻り、設定した固定ページが表示されてればOKですね。
トップページをカスタマイズしてもOK
基本は、トップページ用の固定ページを作りますが、WordPressブログのトップページをウィジットやCSSでカスタマイズして、独自に作ることもできます。
ブログ固定ページでよくある質問6つ
ブログ固定ページで利便性を高めよう
本記事では、WordPressブログで必要な「固定ページの作り方」を解説しました。
ブログ運営の透明性を確保するためにも、本記事で紹介した4つの固定ページは必須です。
設定されてないと、ユーザーや検索エンジンからの信頼性が低下する可能性があるので、今すぐ固定ページを用意し、ユーザービリティを向上させましょう。
WordPressブログの始め方
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【無料】たった10分でできるWordPressブログの始め方【エックスサーバー】
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最後までお付き合いありがとうございました。僕のTwitter(@ImperialMiyavi)もフォローしてもらえたら嬉しいです。ブログ運営に関するお役立ち情報を発信しており、ブログとセットで勉強できます!