ジョージアのトビリシから、バトゥミに行きたいんだけど、コスパ良い行き方を知りたいです。バトゥミ旅で失敗しない方法を教えてください。
こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
- トビリシからバトゥミまでの行き方ガイド
- トビリシからバトゥミへ鉄道で移動する方法
- バトゥミ到着後にすべきこと
この記事を書いてる僕は、ジョージアで暮らすデジタルノマド。
トビリシからバトゥミまでの行き方を知りたいですか?
本記事では、ジョージアの首都「トビリシ」から、第2の都市「バトゥミ」までのコスパ最強の行き方を解説します。
この記事を読むと、トビリシ-バトゥミ間を鉄道で移動する方法を理解できます。結論、片道34GEL(1,700円ほど)で行けまして、コスパ最強(2022年11月現在)
ジョージアに来たら、ぜひ「バトゥミ」に行きたいですよね?安心してください。行き方は、カンタンです。なんせ僕は、朝目覚めて出勤するが如く、バトゥミに行きましたので。
よし、11月から拠点をトビリシ→バトゥミに移します。といいつつも、朝6時に起き、思考停止でバトゥミ行きチケットをポチりつつ、出勤するが如く、バトゥミ住民ナウ。そして、学習のために封印してたSNSも再開します。旅立ちの門出に虹もかかりました。平和の最前線で黒海を眺めつつ、孤独作業します😇 pic.twitter.com/HBm7Tztydz
— インペリアル ミヤビ@Web3.0ブロガー (@ImperialMiyavi) November 1, 2022
※ジョージア第2の都市バトゥミとは?
ジョージア第2の都市である「バトゥミ(Batumi)」は黒海沿岸に位置しており、夏場にかけて、観光客で大いに賑わうリゾート地としても有名。冬場は、雨や曇り空に日が多く、湿度もわりと高めです。
トビリシからバトゥミへの行き方ガイド
トビリシ - バトゥミ間は「374km」ほど。
東京 - 仙台を結ぶキョリ感です。
トビリシからバトゥミへの行き方は下記のとおりですが、この間を効率的に移動するのなら、5時間ほどで行ける「鉄道」がベスト。
- 方法①:鉄道
- 方法②:マルシュルートカ(安いけど、疲れる)
- 方法③:大型バス(おすすめですが、バス酔い注意)
- 方法④:セスナ機(2022年11月現在、運行なし)
鉄道以外にも、小さなミニバス「マルシュルートカ」や「大型バス」「セスナ機」などの行き方もありますけど、本記事では、利便性の高い「鉄道」にフォーカスします。
鉄道の運行状況
鉄道は、1日2〜3便です。
- 火〜木曜日:1日2便(8:00発-13:14着/17:05発-22:19着)
- 金〜月曜日:1日3便(8:00発-13:14着/10:25発-15:39着/17:05発-22:19着)
上記が、2022年11月現在の運行状況です。
トビリシからバトゥミまでは、5時間ほどで行けます。しかし、夕方便を選ぶと、夜22:00過ぎに到着します。夜にあたふたして彷徨うのは嫌なので、できれば早朝便がおすすめですね。観光もできますので。
上記の運行状況は、変更される場合もあります。詳しくは「ジョージア鉄道 公式サイト」よりご確認ください。
鉄道の料金・費用
料金表は、下記のとおりです。
1等席 | 2等席 | ビジネスクラス | |
---|---|---|---|
料金 | 75GEL(指定席76GEL) | 35GEL(指定席36GEL) | 125GEL(指定席126GEL) |
現地購入 | 74GEL | 34GEL | 124GEL |
僕は「2等席の現地購入」を選びましたが、ぶっちゃけ、余裕で「快適」でした。
席によっては、客と向かい合いになります。とはいえ、裏を返すと、見知らぬ現地人や環境客と話せるチャンスですからね。
なお、ネット購入する場合は、手数料で「1GEL」ほど上乗せされます。また、指定席を選ぶと、+1GELかかります。
鉄道を使うメリット・デメリット
鉄道利用のメリット・デメリットです。
鉄道利用のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
移動が快適 | 夏場は、混雑 |
Wi-Fiあり | 通信は遅い |
交通費が安い | 値上げの可能性あり |
海の景色も見られる | 冬の黒海は黒いです |
見知らぬ人との出会い | 向かい合い席もある |
※ちなみに今回のケースでは、冬のバトゥミでして、もしかしたら、シーズンの場合は、激混み&クソ暑い可能性があります。
トビリシからバトゥミへ鉄道で移動する方法
鉄道利用の場合は、事前に空席を見つつ、当日買うか、事前にネット予約して買うかの2択です。
- 手順①:鉄道チケットを購入する
- 手順②:食べ物や飲み物も買っておこう
- 手順③:乗車
手順①:鉄道チケットを購入する
鉄道チケットの買い方は、下記のとおり。
- 方法①:現地購入
- 方法②:ネット購入
なお、当日にチケットを現地購入した方が、安いです。つまり、ネット購入すると、割高で損します。
現地購入
まずは、トビリシ中央駅「ステーションスクエア」にGo。
この日は、8:00発の便に乗りたかったので、余裕をもって、朝7:00くらいに到着しました。1時間前くらいに到着すれば、余裕ですね。
正面玄関入り口を入ると、階段エスカレーターがあるので、チケット売場の「3F」まで上がります。
発券機より番号表を受け取ってください。
自分の番が呼ばれるまで待機します。
自分の番が呼ばれたら、あとは、窓口の人に英語で「I'd like to go to Batumi」とでもいいつつ、バトゥミ行きのチケットを購入しましょう。
僕は「現金」で買いました。もしかしたら、クレカでも買えるかもです。なお、ジョージア人ですが、英語は通じました。
もし英語が不安なら、事前にスクショでもしたチケット情報を提示すればOKかと。まぁ、むずかしいことはありませんね。中学生でも買えます。
購入すると、このようなチケットをもらえます。購入後、専用ホームがある「2F」まで降り、正面右手の入口を抜けると、そのまま駅のホームです。改札もないので、迷うことはありません。
ネット購入
ネット購入する場合は、下記のとおりです。
まずは、ジョージア鉄道の公式サイトより、必要項目を入力の上「Continue」をクリックします。
- ①:出発駅←Tbilisiを選択
- ②:到着駅←Batumiを選択
- ③:出発日←片道で買う場合
- ④:帰国日←往復で買う場合
- ⑤:人数←まとめて買えます
- ⑥:上記の空席があるか検索
- ⑦:出発便を選択←早朝がおすすめ
- ⑧:席:2等席でも快適です
コロナ関係の「お約束」に同意の上、次に進みます。ちなみに、車内でもマスクしてる人など、いませんからね。騒いでるのは、日本だけですよ。
青色の箇所が空席です。ちなみに指定席を選ぶと、追加で「1GEL」かかります。日本と比べたら格安なので、気にしない方は、ぜひポチりましょう。
なお、5分のタイマーが発動しますので、制限時間内に席をお決めください。(切迫性によるマーケティング手法は、ジョージアでは"あるある"です)
次に進むと、ログイン画面が表示されますけど、登録なしでも購入可能でして、お好きな方法を選択して、クレカ決済でどうぞ。
- Facebookでのログイン
- e-Mailアドレスでのログイン
- 登録なしでチケット購入
e-Mailアドレスでいいかな?と思いまして、支払い完了後に、登録メールアドレスに添付チケットが送られてきます。それを係員に見せるだけですので、ダイレクトで駅のホームに行けます。
2GELを犠牲にするだけあって、時間の節約ができます。
手順②食べ物や飲み物も買っておこう
トビリシ中央駅「ステーションスクエア」には、お店が少なめです。早朝便だと、お店も閉まってます。道中のスーパーで買うか、2Fフロアの売店で買いましょう。
手順③:乗車
電車入口に係員がいるので、パスポートとチケットを提示しつつ、そのまま自分の席までどうぞ。もしかしたら、観光客が席替えしてるかもですが、席なんてテキトーに座ればOKですよ。
コンセントもあるので、安心ですね。タイプ「C」ですよ。
さらば、トビリシ。それでは、快適なバトゥミ旅をお楽しみください。5時間の列車旅なんて、あっという間です。
ドス黒い「冬の黒海」が見えてきました〜
無事に、バトゥミ中央駅に到着しました。
長旅、お疲れ様でした。
ここまで読むと「なんか...ドス黒いな〜」という印象ですが、晴れの日は、ちゃんと素晴らしいですよ。バトゥミは雨が多いとよく聞きますが、週の半分は晴れてますからね。
黒海の名前の由来、知ってますか?
・黒海海水に、硫化鉄
・黒海周辺は、黒歴史諸説ありますが、Black Seaだけあり、実際わりと黒いです。しかし、黒海に沈みゆく夕日、打ち寄せる波音、沖から吹く潮風に耳を澄ませば、ほんの少しだけ、心が澄み渡る気もします。この穏やかな時を、噛み締めたい😇 pic.twitter.com/P45Ek873cX
— ミヤビ@🇬🇪ブログ (@ImperialMiyavi) November 4, 2022
新年早々、素晴らしい景色に乾杯。0.3GEL(16円)の息を呑む絶景は、ジョージア在住の日本人でも、知る人は少ない。一人で見るには少しもったいない世界でした。しばし、安息の地に引きこもりつつ、自然エネルギーを溜めます😇 pic.twitter.com/9jpoqadb4F
— ミヤビ@🇬🇪ブログ (@ImperialMiyavi) January 1, 2023
バトゥミ到着後にすべきこと
結論、秒速で宿に向かいましょう。
- 理由①:雨・寒い・風強い
- 理由②:バトゥミ駅から中心街まで遠い
理由①:雨・寒い・風強い
僕は、冬のバトゥミを満喫しにきました。
とはいえ、夏でも秒速で宿に向かうべきです。なぜなら、重たい荷物を背負って、灼熱のバトゥミを歩くのは「酷」だからです。
何はともあれ、駅に到着すると、白タクボッタクリ爺さんたちにモテまくりでして、定番にして最強の「アラ(ジョージア語でNo)」と言い放ち、華麗にスルーしましょう。
理由②:バトゥミ駅から中心街まで遠い
下記の地図をご覧ください。
意外と、、、バトゥミ駅(貨物専用駅)と勘違いしやすいかと。
地味に、バトゥミ駅って、中心街から離れてるんですよね〜...歩いたら、1時間以上かかるので、下記の方法をどうぞ。
- 方法①:バスに乗る
- 方法②:Boltでタクシーをチャーターする
何はともあれ、秒速で宿に向かうこと。
10分で、バトゥミ中心街に行けます。
バスに乗るには「Bank of Georgia」というデビットカードがあると「ピッ」とタッチするだけで、破格の0.3GEL(15円ほど)で乗れます。
詳しくは【30分】ジョージア生活に必須「Bank of Georgia」の口座開設ガイドも参考に、銀行口座とデビットカードを作っておくと、ジョージア生活をコスパ最強で送れます。
トビリシからバトゥミは、簡単に行けます
本記事では、鉄道を使ったトビリシからバトゥミまでの行き方を解説しました。
- 手順①:鉄道チケットを購入する
- 手順②:食べ物や飲み物も買っておこう
- 手順③:乗車
初めてのチケット購入は、緊張するかもですが、中学生でも買えるくらい簡単でした。チケットを節約したい方は、当日、現地で購入するのがおすすめですよ。
まぁどの道、安いので、ケチる必要もありません。むしろ、ケチっても、快適なバトゥミ旅を実現できます。朝の出発便は「8時」と早めですが、午後1時すぎにバトゥミに到着するので、午後は観光三昧ですね。
というわけで、今回は以上です。
それでは、素敵なバトゥミ旅をどうぞ〜
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