本記事のもくじ
悲報ですが、ブログに自己表現は不要です。
本記事では、ブログに自己表現が不要な理由や自己表現を消しつつ、愛あるブログ記事を書くコツを解説します。
残念ながら、文章 =「個性を表す場」と捉えてしまうと、読まれず、稼げません。ブログやライター、YouTubeなどすべての仕事に共通します。
つまり『物書きは「調べる」が9割9分5厘6毛』の精神で、ライティングと向き合いましょう。
ブログに自己表現は不要な理由3つ
ブログに「自己表現」など不要です。
- 理由①:読者が求めてない
- 理由②:検索エンジンから評価されない
- 理由③:美文より正文
悲報ですが、ブログで自己表現ばかりしても読まれませんよ。
正しくは、検索上位を狙えません。
故に、読まれません。
理由①:読者が求めてない
ブログを書く目的は「読者の悩みを解決すること」です。自己表現ばかりする人って「自分の気持ちばかり先行」してますよね?
読者からしたら「お前の感想なんて、どーでも良いんだよ...」でして、読者の悩みに寄り添う姿勢が大切です。
- キーワードから書く
- 読者の悩みを代弁する
最優先は「読者のお悩み解決」です。自分の感想は後からで良く「全体の1割未満」でOK。
ブログに限らず、常に「読者の問題解決」にフォーカスすることが大切ですよ。
理由②:検索エンジンから評価されない
大切なのは「伝わる文章」です。
自己表現ばかりだと、ユーザーの問題解決にフォーカスできません。故に、読者の悩みを解決できず、検索エンジンからも評価されづらくなります。
- ユーザー:自己表現ばかりでウザいな〜...なんか読むのやめよ...
- 検索エンジン:この記事は的外れだな〜...検索上位に表示させるのやめよ...
たとえば「自家製ハンバーガーの作り方」を知りたいのに「俺のハンバーガー愛や歴史」を語られたら、萎えませんか?
つまり、自己表現ばかりだと、キーワードの「検索意図」とズレた記事になってしまい、結果的に、誰からも評価されないブログになってしまいます。
Googleの大切な理念
Google(検索エンジン =「SEO」)は、ユーザーファーストを求めてます。
1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
引用元:Googleが掲げる10の事実
ユーザーにフォーカスした結果、他のもの =「PV」「収益」が後からついてきます。そのため「自己表現するな」ということですね。
理由③:美文より正文
美しい日本語 =「茶道」です。
伝わる文章 =「会議のお茶」です。
円滑に会議を進めるのに、先生の立てたお茶って必要ですか?
むしろ、ペットボトルの「おーいお茶」でないと困りますよね。
ブログも同じ。
自己表現より「伝わる文章」です。
検索エンジンは賢いですが、書き手の「愛」を正確に読みとれません。そーいった観点からも、読者の問題解決にフォーカスしつつ、伝わる文章を書きましょう。
ブログにおけるプロとアマチュアの差とは?
過去に読んだ「いますぐ書け、の文章法」から引用します。
あっさり言ってしまうと、プロにとって文章は道具でしかなく、アマチュアにとっては「個性が現れる表現方法」だと考えてしまう傾向にある。引用元:いますぐ書け、の文章法
モノ書きの、本質ですね。
- プロ:文章 =「道具」
- 素人:文章 =「アート」
つまり「書きたいことを書くな」ということですね。
むしろ、プロのアーティストでさえ、自己表現しませんよ。常に「どーやったらファンに喜んでもらえるのかな?」というユーザー目線を意識します。
プロは、自己表現しません。
そもそも、ブログなんて読まれない
悲しくも、ブログは想像以上に読まれません。読者は「忙しい」ですから。
本屋でページをパラパラめくっては棚に戻す。所詮、こんなモンです。
膨大なインターネットの世界からあなたの記事をクリックしてもらえただけ感謝すべき。最後まで読んでくれたなら、宝くじで一等当選したレベルです。
だったら、読者には敬意を示すべき。
だから、1記事ごとに手を抜いてはいけません。入魂しつつ、読者ファーストで悩みを解決する。その対価として、読まれ、稼げます。自己表現は重要でありません。
自己表現を消しつつ、愛あるブログ記事を書くコツ3つ
自己表現は重要でないですが、ブログに「愛」を出すコツを解説します。
- コツ①:断定する
- コツ②:手持ちの武器で戦う
- コツ③:具体例で自己表現する
コツ①:断定する
断定することで、文章に自信が生まれます。
- NG:ブログに自己表現は不要だと思います...
- OK:ブログに自己表現など不要です。
モテない男性の特徴に「自信なさげ」という傾向があります。
ブログの世界も同じでして、断定しないと「この人を信じても良いのかな...」と思われ、離脱されます。
〇〇だと思います...つまり「それって、あなたの感想ですよね...」ということ。
コツ②:手持ちの武器で戦う
手持ちの武器で戦う、、、つまり「あなたの言葉」を使いましょう。
- 有料セミナーに参加する
- ボキャブラリーを高めよう
- コミュニケーション力が重要だ
こーいったテクニックは不要でして、残念ながら、そこに正解はありません。
着飾ったテクニックを使っても、読者の心には響きません。むしろ「あなたの言葉」を読者は求めてます。
※僕に結婚式のスピーチを頼んだら、たぶん「おめでとう」の一言でおわり。長々と話しても飽きられますので、手持ちの言葉で十分です。
YouTubeも同じです
YouTubeでもそうですが、たとえば「初心者なのにカメラにこだわる」人がいます。
いやいや、スマホで十分でしょ。無理して高額なカメラを買う必要はありませんよ。
プロは、手持ちの武器で戦います。アマチュアは、どうせ使いこなせない武器に憧れます。
手持ちの武器で、戦いましょう。
コツ③:具体例で自己表現する
ライティングには「型」が存在しまして、おすすめは「PREP法」です。
- Point:結論
- Reason:理由
- Example:具体例
- Point:結論
自己表現は「具体例」のフェーズで語りましょう。
ユーザーの悩みにフォーカスしてから、書き手の想いを述べる。いきなり「俺は、俺は」とでしゃばるより、耳を傾けてもらいやすいです。
物書きは「調べる」が9割9分5厘6毛
過去に読んだ「読みたいことを、書けばいい。」から引用します。
物書きは「調べる」が9割9分5厘6毛引用元:読みたいことを、書けばいい。
ブロガーの考えなんて、1%だけ「僕は、〇〇だと思う」と書けばいい。
ろくにリサーチせず、自分の想いをツラツラ書くブログも自由ですが、モノ書きの世界では仕事できません。
自己表現は「1%」です。
残り99%は、リサーチと記事構成です。
詳しいブログ記事構成の作り方は【超重要】ブログで読まれる記事構成の作り方3ステップ【テンプレートで簡単作成】をお読みください。
物書きは「調べる」が9割9分5厘6毛!
自己表現したい人は、モノ書きになれません
本記事では、ブログに自己表現は不要な理由を解説しました。
- 理由①:読者が求めてない
- 理由②:検索エンジンから評価されない
- 理由③:美文より正文
そして、まとめると下記のとおりです。
- 結論、ブログに自己表現は不要です
- なぜなら、自己表現すると、読者を忘れてしまうから
- プロでさえ、自己表現はしません
- とはいえ、自己表現するなら、全体の「1%」でOK
- つまり、物書きは「調べる」が9割9分5厘6毛
特に「Webライター」ならなおさらですよ。ブロガーならギリ許されますが、それでもユーザーファーストを忘れてはいけません。
- 経験がないから書けません→なら、結構です
- この記事は書きたくないです→あなたに発注する意味はないですね
お仕事を受注して記事を書くワケですから、書きたいことばかり書いてたら、それは「クビ」という未来が待っております。
とはいえ、自己表現したいなら、SEOを汚さぬよう「noindex」設定するか「無料ブログ」で発信しましょう。何はともあれ、ブログは自由なので、素晴らしいと思います。
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最後までお付き合いありがとうございました。僕のTwitter(@ImperialMiyavi)もフォローしてもらえたら嬉しいです。ブログ運営に関するお役立ち情報を発信しており、ブログとセットで勉強できます!