ジョージアで銀行口座を作りたいのですが、どこの銀行を選べばいいんだろう?そもそも外国人なのに、銀行口座なんて作れるの?口座開設するメリット・デメリットは?現地で口座開設する方法を教えてください。
こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
- Bank of Georgiaとは?
- Bank of Georgiaの口座開設に必要なモノ
- Bank of Georgiaの口座開設の手順
- Bank of Georgiaの使い方【デビットカード編】
この記事を書いてる僕は、ジョージアで暮らすデジタルノマド。「Bank of Georgia」のヘビーユーザーです。
ジョージア生活に必須な銀行口座の作り方を知りたいですか?
本記事では、ジョージア生活で必須な銀行口座「Bank of Georgia」の作り方をマルっと解説します。
この記事を読むと、ジョージアで快適な生活を送れます。具体的には、サクッと国際送金でき、キャッシュレス文化に馴染みつつ、個人間でのマネー送金もできるようになります。
ジョージアは、銀行口座を開設するのに世界でもっとも簡単な国の一つです。パスポートと住所、現地電話番号さえあれば、日本人観光客だろうとサクッと30分で完結し、おまけに「デビットカード」も作れます。
Bank of Georgiaなしに快適なジョージア生活は無理ゲーです。生活水準が200%UPしまして、ジョージアに滞在予定の方は、必ず作りましょう。経験から保証します。
※本記事は、ジョージアの首都「トビリシ」での口座開設を想定します。最初に助言しておきますが、ジョージア人は、わりと「テキトー」です。支店や人によって、対応がマチマチでして、本記事とは異なる挙動が見られる可能性もあります。
Bank of Georgiaとは?
Bank of Georgiaとは、ジョージアを代表する「ジョージア銀行」のことでして、国内No.1。また、ジョージアで一番古い歴史ある銀行でして、2012年にロンドン証券所に上場するなど、とても信頼性の高い銀行です。
ジョージア主要銀行
主要銀行 | ジョージア銀行(Bank of Georgia) | TBC銀行 |
---|---|---|
ランキング | 国内No.1 | 国内No.2 |
公式サイト | Bank of Georgia | TBC Bank |
ジョージア =「高金利」
さらに、ジョージアは高金利国の一つでして、現地通貨「GEL(ラリ)」で定期預金すると、変動こそありますが、年利「9%」ほどの利息を受け取れます。
たとえば、日本円で1,000万相当をGEL建てで運用した場合、銀行口座に置いとくだけで、年90万円の利息です。
上記は単純な理論上の数値ですが、半永久的なニートも可能。ジョージアは月5万〜7万ほどで暮らせまして、国民の平均年収も「50万〜90万円」ほど。
とはいえ、国際情勢やGELの相対的不安定さを考慮すると、GELだけで資産運用するのは、リスキーです。基本は「分散」でして、余った金で資産運用するのがベストかと。
Bank of Georgiaの口座開設に必要なモノ
ジョージア銀行「Bank of Georgia」の口座開設に必要なモノは、たったコレだけです。
- その①:パスポート
- その②:現地電話番号
- その③:宿泊先の住所
日本人観光客でさえ、たった「30分」で作れます...さすがに、チートすぎ...
ジョージア =「バグってる」国の一つでして、こんな寛容な国は世界にありませよ。海外で口座開設するのは緊張しますけど、ぜひ、チャレンジしてみましょう。
その①:パスポート
パスポートは、すでに問題ないかと。
ココは、割愛します。
その②:現地電話番号
口座開設では、SMSを何度かやりとりします。書類記入でも、必要です。
そのために「SMSを受信可能な電話番号」が必要でして、現地の電話番号を持っていると非常にスムーズ。
現地電話番号の入手方法は、ジョージアの格安SIMカード「Magti」の買い方ガイド【裏ワザあり】をどうぞ。まぁ、トビリシ空港に到着後、SIMカードを入手しておくと、口座開設も楽チンです。
その③:宿泊先の住所
宿泊先の住所も必要です。
とはいえ、ココはテキトーでOKでして「今住んでる宿の住所」で構いません。
たとえ、口座開設後に引越し予定でも、「今の住所」で問題ありません。こーいった、ジョージアのゆるゆるなトコが、僕は好きです。
現地通貨が必要かも?
すみません、、、ここはウル覚えなのですが、もしかしたら、口座開設料として、少しばかり手数料(GEL)が必要かもです。10GEL程度は、一応、持っておいてください。
Bank of Georgiaの口座開設の手順
ジョージア銀行「Bank of Georgia」を口座開設する具体的な手順を解説します。
- 手順①:Bank of Georgiaの支店に行く
- 手順②:番号表をとって、受付に並ぶ
- 手順③:口座開設の手続きをする
手順は、上記のとおり。
サクッと「30分」ほどで、手続き終了です。
つまり、現地ジョージア人からすると、「あのアジア人...ただモンじゃねーゾ...」となります。
Bank of Georgiaを口座開設すると、ジョージア国内で、GEL(ラリ)やドル・ユーロを預金する銀行口座を作ることができます。
さらに、デビットカードを発行すれば、ジョージア国内での買い物や食事、公共交通機関の支払いをキャッシュレスで会計でき、ATMも使えるようになります。
手順①:Bank of Georgiaの支店に行く
Bank of Georgiaの口座開設はオンラインでも可能。しかし、支店で手続きする方が120%確実です。事前予約もなく、そそくさと支店に足を運ぶだけ。
下記のように「Bank of Georgia」とググれば、支店やATMがたくさんヒットします。
ちなみに、僕がBank of Georgiaを開設したのは「Marjanishivili(マルジャニシビリ)」支店。トビリシ内でも、日本人慣れしてまして、外観も豪華で、とてもキレイです。
ジョージア銀行(Marjanishvili支店)
ジョージア銀行(Marjanishvili支店) | |
---|---|
住所 | 127 Davit Agmashenebeli Ave, Tbilisi |
営業時間 | 【月〜金】9:30〜17:30 【土】10:00〜14:00 |
定休日 | 日曜日 |
地図 | MAP |
※口座開設後、羽休めに、隣にある「ルカ・ポラーレ」でアイスクリームはいかがですか?ココ、とっても、美味しいですよ。もちろん、Bank of Georgia決済できます。
手順②:番号札をとって、受付に並ぶ
支店内には、発券機がありまして、そこで番号札を受け取りつつ、受付の順番を待ちましょう。
その間ヒマなので、口座開設に必要な書類を「2枚」記入します。サクッと「5分」で終わります。
書類の記入方法(1枚目)
Coming soon...
書類の記入方法(2枚目)
Coming soon...
手順③:口座開設の手続きをする
必要書類を記入したら、次は窓口で、口座開設の手続きを行います。自分の番号が呼ばれたら、窓口に行きましょう。
なお、口座開設は「英語」です。ジョージア語は、挨拶ができれば完璧。キレイなお姉さんが「ニッコリ」してくれました。
とりま、番号札、パスポート、スマホを渡します←ガチで取られます。スマホにクレカを仕込んでる人は、盗難防止のため、事前に抜いときましょう。
SMSのやりとり
あとは全部、受付嬢が、パソコンをカタカタして「流作業感」が漂いつつも、勝手に手続きが進みます。
具体的には、SMSに送信されたパスワードを受付嬢に伝えるだけ。5回ほどやりとりしたら、勝手に終わってます。あと、サインも必要ですね。
下記のように、「Onetime code(ワンタイムコード)」がSMSで送られてきまして、それを伝える作業です。
作業が終わると、デビットカードを発行してもらえまして、当日 or 翌日にゲットできます。僕の場合は、受付嬢の気分で「翌日」でした。しかし、金色のデビットカードをゲットです。
ジョージアで、なんか強そうな日本人が爆誕しましたw pic.twitter.com/pSmUhRPVBK
— インペリアル ミヤビ@Web3.0ブロガー (@ImperialMiyavi) June 7, 2022
以上です。
マジ、テキトーすぎ、乙。
専用アプリ『mBank』もダウンロードしよう
Bank of Georgiaの専用アプリ「mBank」も、セットでダウンロードしておきましょう。
スマホでクレカ決済できたり、明細も見れます。そして、ポイントも貯まります。また、個人間でのGEL送金もできまして、みんなでご飯を食べたときなど、支払いで揉めません。
パスワードを変更
mBankの初期パスワードを変更しておきましょう。
なお、4桁の「PIN code」も送られてくるので、こちらはATMを使うときに必要になります。4回ミスると、ロックされます。解除したい場合は、再度、ジョージア銀行に訪れ、手続きしてもらいましょう。
Bank of Georgiaの使い方【デビットカード編】
さいごに、口座開設とセットでゲットした「Bank of Georgia」のデビットカードの使い方を解説します。
- 使い方①:国際送金
- 使い方②:買い物・食事・公共交通機関
- 使い方③:個人間の送金
- 使い方④:ATM
使い方①:国際送金
Bank of Georgiaの口座に、日本円からGELにスワップして入金できます。方法は、カンタンでして「WISE」を使いましょう。
- 手順①:ネットバンキングにログイン
- 手順②:専用口座に日本円を振り込む
- 手順③:GELが口座に着金する
これにて「Bank of Georgia」口座内にGELが入金されまして、現金やクレカに頼らずとも、快適にキャッシュレス生活できます。
※ 登録には、本人確認書類が必要です。マイナンバーカードがあるとスムーズです。
使い方②:買い物・食事・公共交通機関
ジョージアは、キャッシュレス文化が進んでる国の一つ。街中のカフェやレストラン、スーパーや薬局など、全てじゃないですけど「Bank of Georgia」で決済できます。
また、バスや電車などの公共交通機関でも、Bank of Georgiaのデビットカードを「ピッ」とかざすだけで、スムーズに乗れちゃいます。
つまり、現金を持たないキャッシュレスな暮らしを実現できます。
僕は、財布は持ち歩いてません。
スマホ =「財布」です。
使い方③:個人間の送金
mBankは、個人間での送金もできます。
コレ、メッチャ便利です。
口座を開設すると、個人番号みたいなのが割り当てられまして、もしくは電話番号からでも可能ですので、下記のとおり、個人間で送金してみましょう。
- 手順①:Transfer to Someone
- 手順②:Account number or Mobile number
- 手順③:送金先と送金額を入力し、Transferする
仮想通貨の送金みたいで楽しいです。
そして、手数料もかかりません。
使い方④:ATM
現金を引き下ろしたいときもありますよね?
キャッシュレス文化が進んでるとはいえ、現金しか使えない機会もあります。たとえば、個人経営の八百屋やパン屋、マルシュルートカに乗る時など。
現金が必要なときは、現金が引きおろせるATM(入金しかできないATMもあるので注意)から、必要な額をおろしましょう。
- 手順①:ATMにデビットカードを差し込む
- 手順②:4桁の「Pincode」を入力する
- 手順③:必要な額を下ろす
あまり使う機会は少なめですけど、サクッといつでも使えるように覚えておきましょう。
Bank of Georgiaは神
本記事では、ジョージア生活に必須な「Bank of Georgia」の口座開設方法をマルっと解説しました。
- ジョージアNo.1の銀行
- 必要なものは「パスポート」「電話番号」「住所」だけ
- キャッシュレス生活を実現できる
ジョージアに滞在するなら「Bank of Georgia」の口座開設は必須です。日本のクレカでもOKですが、手数料負けします。短期滞在だろうと、ちょろっと銀行に行けばサクッと作れます。
この時間と手間を惜しむと、長期でストレスです。デメリットはほぼないので、ジョージアにお越しの際は、日本人という特権を活かしてサクッと口座開設しましょう。
本記事が、ジョージア生活のお役に立てたら幸いです。緊張するかもですが、チャレンジしてみてください。
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