
転職エージェントって、併用すべきかな?よく「複数登録しましょう」と耳にしますが、その具体的理由や活用する注意点を教えてほしい。あと、おすすめな転職エージェントもあれば教えてください。
こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
- 転職エージェントを併用しつつ、失敗を避ける究極の方法
- 転職エージェントの複数併用が不要な3つの理由
- 転職エージェントを併用する3つのメリット
- 転職エージェントを併用する際の注意点3つ
- おすすめな転職エージェントなど、存在しません
この記事を書いてる僕は、ジョージアで暮らすデジタルノマド。過去にはエンジニア経験もあり、現在は紆余曲折あって、ブログやアフィリエイトで飯を食べてます。
転職エージェントの併用について気になりませんか?
本記事では、転職エージェントをうま〜く併用しつつ、転職で失敗を避ける究極の方法を解説します。
また、転職エージェントの複数併用が不要である理由と、併用のメリット・デメリット、注意点についても解説します。結論、登録は、2つまでがベスト。
この記事を読むと、初めて転職エージェントを利用するあなたでも、転職で限りなく失敗を防げるようになります。
さぁ、転職エージェントの「旨い蜜」だけチューチュー吸って、サクッと転職を成功させましょう!
目次
転職エージェントを併用しつつ、失敗を避ける究極の方法
結論、2つまでがベスト。
複数も登録すると、マジ混乱します。
登録するなら「2つまで」にしておきましょう。
ちょっと、理由を深堀りする前に、転職エージェントのビジネスモデルについて、解説します。そうすることで、不利ポジに誘導されなく済みますので。
すっ飛ばしたい方は、転職エージェントの複数併用が不要な3つの理由からどうぞ。
転職エージェントのビジネスモデル
まず前提として、転職エージェントは、無料で使えます。
理由は簡単で、提携先企業から紹介手数料をもらってるから。裏を返すと、就職先は提携企業でして、一般公開されてない非公開求人も含めて、ビジネスで成り立ってます。
紹介手数料は「年収の30%ほど」です。年収500万の人材価値なら、150万ということ...
というと、市場価値の低い人材は、身分相応の求人を紹介されやすい。逆に市場価値が高くても、条件のいい企業に誘導されやすい場合もある。
こういったビジネスモデルを知っとくだけで、不利ポジに誘導させられません。詳しくは、気になる『転職エージェントの裏事情』をプロが暴露をどうぞ。
ポジショントークに踊らされるな!
よく記事で見かけますが、転職エージェントのポジショントークとして、下記のような訴求があります。
在職中に転職エージェントを使って、転職活動しましょう!
いやいや...そんなに焦らなくてOKですよ。会社から給料やボーナスをもらえますし、退職したら、失業手当も申請できます。
とはいえ、転職市場はスペード感も大切です。ポジショントークに踊らされることなく、「心のゆとり」と相談しつつ、あなたのペースを大切にしてください。
以上を踏まえて、転職エージェントの複数併用が不要な3つの理由を解説します。
転職エージェントの複数併用が不要な3つの理由
複数併用のデメリットです。
理由は、下記のとおり。
- 理由①:どこも大差なし
- 理由②:日程調整が複雑化する
- 理由③:担当者のアドバイスに混乱する
理由①:どこも大差なし
ぶっちゃけ、どの転職エージェントも「大差なし」です。基本的に、大手を中心に選び、目指す業界に強いエージェントなら、どこでもOK。
たくさん利用すると、登録作業や担当者からの連絡も大変だったりします。こういった理由から、転職エージェントの複数併用は不要かと。
理由②:日程調整が複雑化する
転職エージェントを複数併用すると、面接日程が複雑になります。
たとえば、3社ほど利用する場合。おそらく、面接日時が被る可能性も考えられますよね?
基本的には、担当者が面接の日程をうま〜く調節してくれます。しかし、日程が被ってしまった場合、変更依頼や面接日時を自分で調節する手間が増えます。
担当者は、あなた以外にも、何人もサポートしてます。日程をズラすと、担当者から連絡が来なかったり、スケジュール管理も難しくなり、シンプルにハードルが上がります。
理由③:担当者のアドバイスに混乱する
3社登録すれば、担当者は3人つきます。
シンプルに、浮気しすぎじゃないですか?
各担当者の性格やスキルはバラバラ。だから「一体、どの担当者のアドバイスに従えばいいのか?」と混乱すると思います。
幅広いアドバイスを手に入れることはメリットでもあります。しかし不器用な人は、情報源を絞った方が混乱しないかと。フツーに考えて、3又と同じですからね?
あなたは、3人の彼女とうま〜く付き合えますか?
とはいえ、1社オンリーは、ギャンブル
どんなに素晴らしい転職エージェントだろうと、結局は、担当者次第。つまり、転職が成功するかは「担当者ガチャ」です。
1社だけだと、転職の情報が少ないですし、思考の偏りも発生します。2社なら、比較検討できますし、ちょうどいいバランスです。
悪質な担当者に当たってしまった場合、担当者をチェンジしてもらうか、別の転職エージェントに切り替えることをオススメします。
こういった理由で、保険もかねて2つの登録がベスト。
平均登録数
「リクルートエージェント」の調査によると、登録した転職エージェントの平均は「2社」という回答が「33.1%」とわかってます。

転職エージェントの平均登録社数 | リクルートエージェント
こういったデータからも「2社」が無難かと。4社以上も登録する人は少ないですし、管理も大変になるので、多くて3社までにしときましょう。
世の中、シレッと浮気するクソ男も多いですし、2人くらいなら、まぁなんとか、いけますよね?すみません、、、冗談です。
転職エージェントを併用する3つのメリット
「担当者ガチャ」を回避できます。
というわけで、転職エージェントを併用するメリットを解説します。基本的には、2社登録をオススメしますが、多くても3社までにとどめておきましょう。
- メリット①:転職エージェントを比較できる
- メリット②:ジャンルや業界ごとに使い分けられる
- メリット③:いろんな角度からアドバイスを受けられる
メリット①:転職エージェントを比較できる
1社だけだと、見える世界は1点だけ。しかし、転職エージェントを併用することで、担当者のスキルを比較検討できます。
- 担当者のスキルを押し測れる
- 波長の合わない担当者を回避できる
- どの転職エージェントで勝負するか比較できる
ぶっちゃけ、転職が成功するかは、担当者に依存しますからね。
優秀な担当者は、会社の利益を最大化しつつ、きっちり、要望に応えてくれます。しかし、悪質な担当者に当たる場合もあり、万が一の保険として、最低でも2社は、登録しておくべきかと。
メリット②:ジャンルや業界ごとに使い分けられる
転職エージェントにも「性格」があります。
- 一般職に強い転職エージェント
- 第二新卒に強い転職エージェント
- IT業界に強い転職エージェント
たとえば、上記のとおり。他にも、看護師、薬剤師、医師などの医療系に特化した転職エージェントもあります。
なので、一般系+あなたが目指すジャンルや業界に強い転職エージェントからピックすればOK。求人数や非公開求人数の違いはあれど、結局は、担当者ガチャですからね。
メリット③:いろんな角度からアドバイスを受けられる
シンプルに、得られる情報は2倍。
つまり、視野を広げられます。
担当者のスキルは人それぞれ。経験やキャリア、性格の異なったキャリアアドバイザーから、いろんな知見を盗みましょう。
とはいえ、情報の多角化はメリットでもあり、デメリットでもあります。3社併用すれば、情報量は3倍になりますし、情報処理できずパンクするかもしれません。
こういった理由からも、無難に2つの併用がオススメですね。
転職エージェントを併用する際の注意点3つ
転職エージェントを併用する際の注意点です。
- 注意点①:併用は、正直に伝える
- 注意点②:特に、報告は大切です
- 注意点③:同じ企業に応募しない
注意点①:併用は、正直に伝える
データでもわかるよう、転職エージェントの利用者は、平均2社以上です。エージェント側も了解済みでして、複数利用は悪いことじゃない。
相手に聞かれたら
素直に、併用を伝えましょう。
"天秤にかける"ことが大切です
ここで大切なのが、、、「転職エージェントは、2つ利用してます」と伝えること。
というのも、3つ以上の利用を仄めかすと、担当者から見放されますよ。
天秤にかければ、相手は焦ります。というのも、エージェントには「ノルマ」がありますからね。「いつまでに、どれくらいの転職希望者を、入社させるか」というムチです。
相手の売上を見据えよう
ちょっと冷酷ですが、担当者からすると、利用者は「お金」です。なぜなら、冒頭で解説したとおり、紹介手数料というビジネスだからです。
たぶん「この人は、〇〇〇万円だな...」と「見えない値札」がブラ下がって見えると思います。
なので、利用者は「自分=商品」であることを認めつつ、エージェントの売上に貢献する姿勢も大切です。そうすることで、担当者との関係も良好になります。
サクッと転職したいのであれば、相手の売上も考慮しましょう。
注意点②:特に、報告は大切です
仕事でもそうですが、即レスが基本です。
即レスができないと「この人は、転職する気ないんだな...」と萎えてしまいます。すると、対応の質も下がり、損するのはあなたです。
相手を気持ち良くする「即レス」が大切です。フリーランスとかでも報告の遅い人が多いですけど、マジで信用を失ってるので、それは「クビ」を意味しますからね。
注意点③:同じ企業に応募しない
コレも注意ですが「同じ求人企業に応募しない」こと。
- 転職エージェントA:株式会社XXXに応募
- 転職エージェントB:株式会社XXXに応募
こうすると、企業は「どちらの転職エージェントから内定を出すか」で100%揉めます。
特定の業界を狙うと、別々のエージェントから同じ求人を紹介されることもあります。ちゃんと報告をしてれば、トラブルなく、気持ちよく転職できます。
こういった所でも、あなたの仕事レベルを測れます。複数の転職エージェントから、同じ求人に応募しないようにしましょうね。
おすすめな転職エージェントなど、存在しません
悲報ですが、そんなものありません。
メディアにダマされるのは、よくない
ぶっちゃけた話、オススメする転職エージェントを、実際に使ってる人は少ない。なぜなら、提携企業やエージェント側に損失が生まれるから。
転職エージェントのビジネスモデルを思い出してください。転職が成功するたびに、企業はエージェント側に数百万単位のマネーを支払ってましたね?当然、エージェント側は、人件費もかかってます。
転職エージェントの記事を書くために、わざわざ転職エージェントを使って転職しますか?もしそういう人がいるなら、企業に迷惑ですので、テイカー思考を見直すべき。
こういった背景から、メディアは、転職エージェントを利用しずらい。そもそも論、記事を書いてるのは「どこの馬の骨かもわからない外部ライター」ですからね。
ちなみに僕は、利用経験アリなので、ご安心を。
『おすすめ20選』とか、ありえない
世の中のサイトを見ると「おすすめ転職エージェント20選」みたいな記事を見かけます。ぶっちゃけ、アレは読者目線じゃない。それに、20個も使ってるハズがない。
そんなにオススメして、どうすんですかね?シンプルに、読者が迷いませんか?...
なぜ、上記のような記事を書くのか?それは、メディアがSEOでライバルサイトに勝つため。SEOというのは「検索で上位表示させるゲーム」とお考えください。
確かに「オススメ5選」より「オススメ20選」の方が、記事の質や網羅性は高くなります。つまり、SEOゲームに勝つためのゴリ押し戦法が強い傾向にあります。
何はともあれ、読者の気持ちを置き去りにするのは良くない。そもそも、文字数や網羅性でしか勝負できない =「セールスできてない証拠」ですからね。
転職エージェントの併用は、2つが無難
本記事では、転職エージェントを併用しつつ、転職活動で失敗を避ける方法を解説しました。ぶっちゃけ、どこも大差ないので、大手&有名所から選びつつ、無料登録してみましょう。
- その①:マイナビエージェント
:王道のマイナビ。大手だから求人数も多く、定番なので、ぜひ登録しておきましょう。
- その②:リクルートエージェント:
王道のリクルート。国内最大級の転職支援実績なので、ぜひ登録しておきましょう。
朗報:IT業界は、狙い目です
どうせ転職するなら、少しでも明るい未来を掴みませんか?
だから、IT業界はおすすめ。
年収は100万ほど高く、リモートも可能。
ちなみに、【2022】IT業界に強い無料おすすめ転職エージェント5選【会社など、踏み台にしよう】では、おすすめ5選を紹介してますけど、ぶっちゃけ、どこも大差なし。
本記事のとおり、2〜3社ほど登録すればOK。
というわけで、今回は以上です。
IT転職を見据えたキャリア設計もどうぞ。
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