
人事異動を取り消すことってできるのかな?入社してから、いつ人事異動で転勤や部署替えされるのかビクビクしています。今の仕事だけをやりたいのですが、もし人事異動を拒否する方法があれば教えてください。
こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
- 人事異動は原則、拒否できません
- 人事異動の拒否でよくある5つのQ&A
- 人事異動を合理的に拒否る唯一の方法
- 人事異動を拒否った後にすべきこと
- 人事異動を拒否りたい人がすべきこと
この記事を書いてる僕は、デジタルノマド。リモートワークをしつつ、旅するように暮らしてます。実際に僕は、人事異動を取り消した過去があります。
人事異動を拒否りたくないですか?
本記事では「人事異動を、拒否できるのか?」というお悩みにお答えします。結論、人事異動を拒否デキます。ヒントは「転職」です。
この記事を読むと、人事異動の拒否り方を理解できます。再現性の高い方法を採用しましたので、ぜひみなさんも、チャンスがあれば実践してみてください。ただし、悪用厳禁。
人事異動は原則、拒否できません
当たり前ですが、拒否できないですよ。
社員に、正当な理由なく拒否る権利がないので。
人事異動を行う理由とは?
理由は、下記のとおり。
- 理由①:社員を成長させるため
- 理由②:組織を成長させるため
- 理由③:不正を防止させるため
カルピスを混ぜなかったら、美味しくないですよね?会社も経営戦略として「社員という原液」を混ぜます。
社員を循環させることで、会社に潤いが生まれる。それに、人間関係もリフレッシュできます。
「適材適所」という言葉があるように、いろんな仕事を経験させて初めて、社員の意外な能力を掘り出せるかと。
人事異動が発令される時期は?
主に、10月や4月に多い。
1ヶ月前くらいから、通達されるかと。
人事異動は、下記のように発令されます。
- その①:内内示←コッソリ伝えられる
- その②:内示←ここで、ほぼ確定
- その③:辞令←正式な異動命令
内示で始まるパターンが多いかもです。たとえ入社1年目でも、余裕で人事異動はあり得ますので、早めの行動をしましょうね。
やるべきこと
通常業務と並行で、下記を行います。
- 仕事の引き継ぎ
- 関係各所へ挨拶
- 引越しの手続き
ぶっちゃけ、メンドくさい。慣れてないと絶対バタバタするので、スピード命です。やり方がわからなければ、職場の先輩や上司にコツを教えてもらいましょう。
人事異動させられる人の特徴
特徴は、下記のとおり。
- 特徴①:無能←ポンコツすぎていらねーわ...どっか行け!
- 特徴②:優秀←うーん会社の鏡...いろいろ経験してこい!
- 特徴③:左遷←精神的に追い詰めて、辞めさせてやるか...
経験上、上記3パターンが多い。逆に、可もなく不可もないフツーな人は、あまり人事異動の対象にはなりにくいですね。
人事異動の拒否でよくある5つのQ&A
よくある質問をまとめました。
- 質問①:内示の段階なら、拒否できる?
- 質問②:人事異動を拒否ったら、解雇?
- 質問③:公務員は人事異動を拒否れる?
- 質問④:パワハラ等を理由に拒否れる?
- 質問⑤:家族や病状を理由に拒否れる?
質問①:内示の段階なら、拒否できる?
結論、正当な理由なくして、拒否はできない。
交渉は可能ですが
拒否ったら「社内ニート行き」かと。
質問②:人事異動を拒否ったら、解雇?
結論、解雇はむずかしい。
とはいえ、間接的に「依願退職」へと追い込ませるような「嫌がらせ」があり得ますね。懲戒処分として、昇格や減給といった制裁も考えられるかと。
質問③:公務員は人事異動を拒否れる?
結論、拒否れない。
法律に規程されてます。
- 国家公務員法98条:職員は、その職務を遂行するについて、法令に従い、且つ、上司の職務上の命令に忠実に従わなければならない。
- 地方公務員法32条:職員は、その職務を遂行するに当つて、法令、条例、地方公共団体の規則及び地方公共団体の機関の定める規程に従い、且つ、上司の職務上の命令に忠実に従わなければならない。
上記のとおり。公務員も、正当な理由なく人事異動を拒否ることはできない。拒否った場合、たぶん、依願退職コースです。
質問④:パワハラ等を理由に拒否れる?
結論、可能です。
上司に盾ついて、人事異動(左遷や報復人事)を受ける場合があります。これは立派な権力乱用かと。しかし、明確な証拠がないと無理です。ボイスレコーダーで録音したり、周囲の証言を得ましょう。
質問⑤:家族や病状を理由に拒否れる?
結論、むずかしい。
ただし、考慮させることはできる。
- 両親を介護しなければならない
- 持病で通院しなければならない
- シングルマザーで、育児が必要
たとえば、上記のとおり。日頃から上司との信頼関係を構築してれば、考慮してくれるハズ。逆に、あなたの環境を伝えきれてないと「そんなの聞いてない!」と関係がギクシャクしてしまいます。
人事異動を合理的に拒否る唯一の方法
「転職」というカードを握っておくコトです。
なぜ、転職先を決めておくのか?
奇襲を仕掛けられるためです。すでに転職先が決まってれば、こっちのモン。そして、会社側はその事実を知らないハズ。
というと、人事異動を持ちかけてきた内示のタイミングで、転職の事実を知った場合、相手は戸惑いますよね?
つまり「人事異動させる or させない」という、コスパ天秤にかけることがデキる。ここがミソ。
コスパ天秤とは?
そもそも社員は、将来的な会社の利益を生み出す投資商品。一人あたりの採用に「50万〜100万ほど」投資してます。知ってましたか?
そして、社員に様々な仕事を経験させることで、稼げる社員へと「成長させたい」想いがある。
しかし、人事異動の対象となった社員が「いづれ、転職して会社をやめる」と知った場合どうでしょう?人事異動は「コスパ悪いな...」と思うハズですよね?
そういった心理を先読みしつつ「隠し玉」を握っておくと、会社を掌で転がすことがデキます。悪用厳禁です。
体験談:僕は過去に、人事異動を拒否った
ここで、過去のエピソードを少しばかり。
実際に僕は、人事異動を拒否った経験がある。
9月の初旬。突然、本部から人事異動の話が持ち上がる。本部、直属の上司、僕で三者面談。どうやら、10月から別の事業所へ異動らしい。しかし、ここで僕は「カウンタートラップ」を発動。「あっ、僕、国家公務員に採用されてるので、12月末でやめる予定なんすけど、どうします?」...
「どうします?」じゃねーよ...
「そんな話は聞いてねぇ...」といった顔でした。
流石に「10月異動の12月退職」となると、コスパ悪いですよね?
人事異動の件は、白紙になりました。直属の上司から「おめでとう」と握手されました。
ぶっちゃけ、会社側からしたらウザい。なので、後味をマイルド化する「スパイス」も後述しますね。
とはいえ、拒否しても問題なかった?
なんの問題もなかったです。
懲戒処分や不当な扱いもなし。
とはいえ、会社によりけり。たまたま僕のいた会社が「超ホワイト企業」だった可能性もあります。実際にあなたの会社の雰囲気や人間関係によりますね。
保証はしませんが、日頃から人間関係だけは上手くやっておきましょう。
職場の人間関係を上手くやるコツ
新人なら、下記をやっておけばOK。
- 挨拶←笑顔じゃなくてもOK
- 雑用←掃除がオススメ
- 電話←キツいけど、仕方なし
- ホウレンソウ←怠ると、シバかれる
- 社員と仲良くなる←ゲームとかでOK
上記をマジメに取り組むと、周囲から信頼されます。すると、退職するときもあなたの味方になってくれますので、ストレスなく退職できるかと。
重要なのは、転職カードを出すタイミング
ぶっちゃけ、運です。
- 条件①:転職先がすでに決まっている
- 条件②:上司に退職の話をしていない
- 条件③:退職前に人事異動の話がくる
僕の場合は、退職の話を切り出そうと思ってた矢先、人事異動の話が流れてきました。メンドくさがりなこともあり「ついでに言ったろ」といった感じでした。
3ヶ月前には、退職を申告しよう
人事異動の可能性は、わかりませんよね?なので、退職時期に近づいたら、フツーに上司に退職話を打ち出せばOK。
人事異動を拒否るために「転職カードを温存する」とか意味不明ですので。人事に退職のウワサが伝われば、人事異動の候補にもなりにくいかと。
人事異動を拒否れるその他のケース
原則、拒否ることはできない。
しかし、下記の場合なら拒否っても問題ない。
- ケース①:雇用契約に違反してる場合
- ケース②:社員の不利益が大きい場合
- ケース③:理由なく給料が下がる場合
ケース①:雇用契約に違反してる場合
条件外の勤務地や職種に転勤させられる場合など。雇用契約に違反してるので、拒否しても問題ない。
ケース②:社員の不利益が大きい場合
たとえば、重大な病気を抱えてるにも関わらず、本人の希望を無視する場合など。あなたの健康状態や家族状況などは、事前に会社側に伝えておきましょう。配慮してくれるハズですので。
ケース③:理由なく給料が下がる場合
人事異動を理由に、給料を下げてはならない。いくらポンコツとはいえ、給料は維持されるべき。
人事異動を拒否った後にすべきこと
職場に「サラッ」と忠誠を誓いましょう。
僕の場合、社員の目が潤いました。
今いる職場を、愛しましょう
経験から本音ですが、その仕事を愛しましょう。
わりと、社員の目もウルウルします。
社員の心に『グサリ』と刺さる言葉
僕は、下記を上司に言いました。
すると、社員に愛されました。
辞めるまで、ここで一生懸命、皆さんと仕事したいです...と。
社畜精神なんて、ありえない...と思うかもですが、損ですね。今の仕事を全うデキない人に、転職後の未来も予感できませんので。
おかげで退職するまで、ハッピーに仕事できました。そしてありがたいことに「君なら、公務員でもやってけるよ!」と背中を押されました。コレが、愛されるコツです。
新人なら、飲み会の幹事もやるべし
退職まで、新人の務めを果たしましょう。
僕は、自分の送迎会の幹事すらやりましたので。
ぶっちゃけ、罰ゲームかと。
しかし、本部からナゾに褒められました。退職する分際ですが、転職後1ミリも問題ないことを印象付けられるので、スムーズに退職したい方は、新人なりに働きましょう。
あとは、有給フル消化でOK
流石にココまでやると「コイツは、優秀だな...」と思われ、上司から「有給休暇すべて使ってね」となります。すべて消化してから退職し、あとは転職まで「バラ色のニートライフ」です。
人事異動を拒否りたい人がすべきこと
転職先を見つけましょう。
転職活動しましょう
そもそも論として「人事異動を拒否りたい」と思う人は、今の仕事がビミョーなハズ。
生活費のためだけに仕事してても、ストレス溜まりませんか?
いっそのこと、転職を視野に入れましょう。
転職など、限りなく小さな決断ですので。
どうせ転職するなら、IT業界がオススメ
転職は、コスパを重視すべき。
なぜなら、転職には労力がかかるから。
人生のコスパを上げてみませんか?
フリーランス独立も可能なIT企業はオススメ。エンジニアやデザイナーなど、ITスキルを身につけてしまえば、半永久的に食いっぱぐれのない人生になるかと。
もちろん、勉強は必要ですが、どうせ今の仕事を続けても勉強です。人生のコスパをワンランクUPできる「IT業界」に挑戦してみてはいかがでしょうか?
IT転職を成功させるための行動
具体的な行動手順は、下記のとおり。
- 手順①:独学でITスキルを身につける
- 手順②:挫折を防げるスクールもアリ
- 手順③:転職エージェントを活用する
手順①:独学でITスキルを身につける
- その①:WEBデザイン(解説記事)
- その②:WEBエンジニア←(解説記事)
- その③:WEBマーケティング←(解説記事)
手順②:挫折を防げるスクールもアリ
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手順③:転職サイト・エージェントを活用
下記では、IT業界に強い転職サイトを3選、転職エージェントを5選ほど紹介してます。基本的には、一人で転職するか、転職サポーターの味方つきかという違いです。
こういった便利なサービスを使うことで、転職活動をスムーズに進められて採用を勝ち取ることができます。いうまでもなく無料ですので、ぜひ登録をおすすめします。
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人事異動を拒否るなら、転職しましょう
さいごに、本記事をまとめます。
- 人事異動を拒否ることは、原則できない
- 社員に、正当な理由なく拒否る権利はない
- 人事異動を「考慮」させることはデキる
- 僕は「転職」というカードを使い拒否った
- 拒否るなら、逃げるようにIT転職しよう
ぶっちゃけ、人事異動は「チャンス」です。
なぜなら、仕事の経験値を積めるので。
むしろ、そういったチャンスを棒に振ると、会社から不当な扱い受けるのは至極当然です。出世の道も閉ざされますね。
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