
IT業界に未経験から転職するメリット・デメリットを知りたい。IT業界の現実って、実はブラックなんじゃないの?転職したいと思ってますが、デメリットが怖くて、なかなか転職の一歩を踏み出せない。未経験からでもIT業界に転職できるかな?
こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
- IT業界に未経験から転職するメリット・デメリット
- IT業界に未経験から転職する前にやるべきこと
この記事を書いてる僕は、ジョージアで暮らすデジタルノマド。IT企業でフロントエンドエンジニアとして働いてた経験があり、現在は、フリーのWEBマーケターとして活動しています。
本記事では、未経験からIT業界に転職するメリット・デメリットについて解説します。
この記事を読むと、IT業界に転職するメリットやデメリットを網羅的に理解するだけでなく、リスクヘッジ的な転職包囲網として、IT業界に転職する勇気が出ます。
さぁ、ITという大航海時代の大海原に出発しましょう。
IT業界に未経験から転職するメリット・デメリット
IT業界に未経験から転職するメリット・デメリットは、下記のとおり。
IT転職するメリット
- メリット①:業界全体が伸びてる
- メリット②:平均給料が高い
- メリット③:リモートワークもできる
- メリット④:風通しが良い
- メリット⑤:働き方が柔軟
IT転職するデメリット
- デメリット①:変化が早い
- デメリット②:実力主義
- デメリット③:福利厚生がショボい
メリット①:業界全体が伸びてる
いうまでもなく、世界を牽引するのは、GAFAM(Google・Apple・Facebook・Amazon・Microsoft)といったIT企業です。
- AIやビッグデータの活用
- 量子コンピューターの普及
- AR・VR
- ECの需要増加
- 5G・6G
さらには「X-Tech(クロステック)」といった、次世代のテクノロジー産業も生まれています。たとえば、農業でドローンを使うことにより、人で不足を解消しつつ、大規模栽培が可能になる、、、いった日本殺しのIT革命ですね。
また、経済産業省の調査によると、2030年までに164万人のIT人材が不足するデータも出てますし、IT業界の成長と共に、IT需要は高まっていくのは必然ですね。
このとおりIT業界全体が伸びてますし、メタバースやNFTなどの「WEB3.0」の世界も浸透していくと考えると、波乗りすべき領域は、やはり「IT業界」がベストかと。
メリット②:平均給料が高い
IT業界が成長してるということは、平均給料も高いことを意味します。
Dodaが公表してる「平均年収ランキング」によると、IT業界全体の平均年収は「433万円」であり、男性が「460万円」、女性が「379万円」という結果が出てます。日本の平均年収が400万だから、わりと高い部類ですね。
年代 | 年収 |
---|---|
20代 | 361万円 |
30代 | 492万円 |
40代 | 592万円 |
50代〜 | 722万円〜 |
年代別に見ても、年齢やスキルを重ねるにつれ、年収もUPすることがわかります。
給料の高い業界に転職するメリットといたしまして、やはり「心が豊かになる」と思いまして、給料が低い職場は、謎に忙しかったりするので、みんなギスギスしてます。
すると、心が腐るので、やはり、給料の指標は大切かと。詳しくは、給料の低い会社には転職すべきでない3つの理由【ヒント:IT業界】もどうぞ。
メリット③:リモートワークもできる
エンジニアやデザイナー、マーケターなどの人は、リモートワークとして働きやすい。
僕の友人もそうですが、会社に属しながら、海外でデザインの仕事をしてる人もいます。仕事はリモートワークだから、実質、旅しつつ、お仕事できるわけです。
こういった働き方を「デジタルノマド」と言いますが、給料をもらいながら、会社に縛られない生活って素敵じゃないですかね?
メリット④:風通しがいい
会社によりけりですけど、IT業界は社風が良い。なんというか、上下関係がフラットというか「〇〇さん、これお願いします!」みたいな柔らかい職場が多い気がします。
- 穏やかな人が多い
- リモートワークもできる
- 転職も当たり前だから、新陳代謝がいい
価値観の古い職場だと「上司のグラスが空いたら、間髪入れず酒を注ぐ」みたいな風潮もあり、ぶっちゃけ、居心地が悪かった。世代格差の大きい職場は、若者にとってキツい。
「ラベルを上にして注げ」とか、どーでもよくないですかね?そんなことより、飲み会など行かず、副業できる社風のいい会社で頑張った方が、幸せだと思います。
メリット⑤:働き方が柔軟
先ほどのリモートワークでも解説した通り、IT業界は、社会の革新的な変化に対応しやすい。たとえば、週休3日制を導入する話もチラホラ耳にします。
弊社が採用してる水土日休みの週休三日制なら、毎日が「休日」か「休日明け」か「休日前」なんです。これって凄くないですか?
ちなみに明日は水曜だから休み!だから、全力で今日も頑張るよ!仕事やり切るよ! pic.twitter.com/81N3miYTyw
— くぼけー / 600株式会社 (@keikubo) July 16, 2019
水曜日が休みなら、たった2日を頑張れば休みという、なんとも美味しい制度です。
こういった革新的な制度も、大企業やIT業界から浸透します。現実的にはまだ先のお話しでしょうけど、コロナでリモートが加速した以上、変化する会社は取り組むでしょう。
- 水曜日に休みたい?週休3日を現実化するライフハック3選
- 週休3日に転職するなら、エンジニアがオススメな件
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ここからは、デメリット。
下記のとおりです。
デメリット①:変化が、早い
IT業界は、技術変化が早いです。
というと、変化の早い =「不安定」と思うかもですが、正しくは「変化の遅い業界で消耗する若手にチャンスあり」ですよ。
たとえば、WEBデザイナーを例に出します。今までは、HTMLやCSSをはじめとしたコーディング技術を理解してれば、問題ありませんでした。しかし現代だと「NoCode」といった技術も出てきます。
要は、プログラミング不要でサイトを作れる技術です。これって、わりと革新的ですよね?というと、プログラミング未経験者でも、NoCodeをサクッと学び、仕事を受注することも可能。
IT業界の技術変化は、2〜3年くらいで更新されるので、未経験者にチャンス大かと。
デメリット②:実力主義
IT業界は、スキルがナンボの世界。とはいえ、自分の能力が正当に評価されるという裏返しなので「100%の努力が120%で返ってくる」といった、成果主義な世界でもあります。
世の中には、どんなに頑張っても、見返りの薄〜い仕事があります。「120%の努力が、30%で返ってくる」みたいな仕事です。ぶっちゃけ、「働く場所」が悪かったりするので、そういう人は、正当に実力が評価される仕事に転職した方がいいと思います。
どの仕事でもそうですが、言われたことしかできない人は、良くも悪くも、会社のお荷物です。やはり、変化し、付加価値をつけて、会社の売上に貢献する行動が必要です。
デメリット③:福利厚生がショボい
IT業界は、技術変化が早いとお話ししました。というと、新しいIT企業が次々と生まれてくることを意味します。なので、IT業界には、ベンチャー企業が多かったりします。
というと、会社の福利厚生が整ってなかったり、資格手当も充実してなかったりします。とはいえ、大企業は例外かと。社内飲食が無料なGoogle様と、比較してはいけません。
どの道、IT転職に資格は重要じゃなかったりもします。資格手当もショボいIT企業が多いですしね。まずは、仕事で成果を出し、正当な評価として給料を上げることが先決です。
>>【未経験】IT転職に資格は必要?【結論、時間の無駄!/オススメIT資格3選】
IT業界に未経験から転職する前にやるべきこと
手っ取り早い方法として、転職サイトや転職エージェントに相談しつつ、あなたなりに独学してみることです。
未経験からでも転職できるかな?と不安かもですが、大丈夫です。というのも、未経験者を排除すると、挑戦者がいなくなりますよね?
IT業界は、人手不足が顕著でして、採用されやすいと思います。とりま、転職のプロたちに相談しつつ、活路を見出しましょう。
IT業界に強い転職サイト3選
下記にまとめました。
- doda(デューダ)
:「転職ならデューダ」でおなじみ、業界トップな公開求人数|転職活動の主軸で使いましょう
- VIEW
:若手ハイクラス転職サイトアプリ|dodaを使いつつ、スマホアプリでハイクラス市場も狙いましょう
- ミイダス
:市場価値を見出す転職アプリ。毎月2万人以上が登録し、優良企業15万社が利用する人気の転職サイト|あなたの転職市場価値の分析に役立てましょう
転職サイトは、個人戦。転職サポーターは、いません。
とりあえず「転職なら、doda(デューダ)」でOK。あとは、スマホアプリで便利なVIEW、自分の市場価値を測れる「ミイダス」に登録すれば、問題ありませんね。
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【2023】IT業界に強い無料おすすめ転職サイト3選【おすすめなど存在しません】
IT業界に強い転職サイトを知りたいですか?本記事では、無料でおすすめなIT転職サイトを3つ紹介します。IT転職サイトを活用して、乾いた人生から卒業しませんか?
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IT業界に強い転職エージェント5選
下記にまとめました。
- マイナビIT AGENT
:王道のマイナビ。大手だから求人数も多く、定番なので、ぜひ登録しておきましょう。
- リクルートエージェント
:王道のリクルート。国内最大級の転職支援実績なので、ぜひ登録しておきましょう。
- IT求人ナビ転職
:ITエンジニアに特化した転職支援サービス。未経験も可能なので、ぜひ登録しておきましょう。
- Geekly
:IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェント。未経験も可能なので、ぜひ登録しておきましょう。
- レバテックキャリア
:エンジニアやデザイナーに特化した転職エージェント。経験者は、ぜひ登録しておきましょう。
転職エージェントは、転職サポーターという味方付き。
上記から、2〜3つほど登録しましょう。というのも、担当者がつくので、登録しすぎると管理が大変になります。詳しくは、転職エージェントを併用しつつ、失敗を避ける究極の方法【結論、2つまで】をどうぞ。
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【2023】IT業界に強い無料おすすめ転職エージェント5選【会社など、踏み台にしよう】
IT業界に強い転職エージェントを知りたいですか?本記事では、無料でおすすめなIT転職エージェントを5つ厳選して解説します。IT業界に転職しつつ、会社を踏み台にしましょう。
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独学ロードマップ
上記に登録しつつ、担当者と相談しつつ、自分なりに独学もしてみましょう。詳しい方法は、下記をどうぞ。
- その①:WEBエンジニア向け独学ロードマップ
- その②:WEBデザイナー向け独学ロードマップ
- その③:WEBマーケター向け独学ロードマップ
※ 現在、作成中です。
IT転職とセットで読むべき本
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IT業界に転職しよう
本記事では、IT業界に転職するメリット・デメリットを解説しました。
IT転職するメリット
- メリット①:業界全体が伸びてる
- メリット②:平均給料が高い
- メリット③:リモートワークもできる
- メリット④:風通しが良い
- メリット⑤:働き方が柔軟
IT転職するデメリット
- デメリット①:変化が早い
- デメリット②:実力主義
- デメリット③:福利厚生がショボい
会社など、踏み台にしよう
さいごに、僕の価値観を少しだけお話しして終わります。それが「会社なんか、踏み台にしよう」という愛のある想いです。
こういうと「えっ?ヒドい人だな...」と思われるかもですが、世の中はビジネスです。
転職サイトや転職エージェントを利用しても、結局は、そこに応募して企業に紹介されるわけですから、転職希望者 =「商品」という構図に変わりありません。この辺りのビジネスモデルは、気になる『転職エージェントの裏事情』をプロが暴露をどうぞ。
というわけで、今回は以上です。今の会社を踏み台にしつつ、IT業界に転職し、ITスキルを盗みましょう。そして、IT業界からフリーランス独立でもOKです。
何はともあれ、一つの会社にしがみつくだけの人生は、むしろ「リスキー」です。キャリアは、転々と積み上げる時代ですよ。
IT業界に強い転職サイト・エージェント
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