
未経験からIT転職を成功させるのに「資格」って必要ですか?IT資格を持ってないと、IT業界に採用されにくいのかな?それに、たくさん資格もあって、必要な時間を確保できるか心配です。IT未経験な僕ですが、IT転職を成功させたいです。
こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
- IT転職に資格は、基本的に不要です
- IT転職で資格取得する、メリット・デメリット
- IT転職に役立つオススメIT資格3選
- IT転職の資格取得より大切な、たった1つのコト
- IT未経験「資格なし」で採用される、3つのコツ
この記事を書いている僕は、"デジタルノマド"という最先端の働き方で暮らしてます。基本的にIT資格は持っておらず、ITの世界をユルフワで生きています。
そんな僕が、IT転職を成功させる資格の必要性について解説します。
結論、IT転職に資格は不要です。なぜなら、時間の無駄だから。限られた時間の中でスピード転職を成功させるには、資格取得の時間が超モッタイない。資格取得より、採用に直結する努力をする方がコスパ良い。
本記事を読むことで、最短でIT転職するための「ゴール」を、鮮明にイメージできるようになりますよ。
目次
IT転職に資格は、基本的に不要です
IT転職を成功させたいですか?
なら、資格取得は、時間の無駄ですよ。
そもそも、こんな想いありませんか?
資格取得の裏側には、こんな心理があるハズ。
- 履歴書をバエさせたい
- 面接で有利になりたい
- IT転職を成功させたい
上記に対し、IT資格があれば採用されるハズだ...と。そのためには、IT資格の勉強をせねば...よし、今日から頑張るぞ〜!
シンプルに、コスパ悪くないですか?
気になるなら勉強してもOKですが、面接官から評価されるかは微妙です。というのも、IT業界では、サービスを作れたり、コードを書ける人材の方が評価されるからです。
資格を取得しても、採用されなかったら「資格取得の時間が無駄」になります。とはいえ「無駄じゃない」という意見もあるかもですが、人間は忘れやすい生き物ですので。
あなたが過去に取得した「資格」は、今でも役立ってますか?
IT転職で資格を取得する、メリット・デメリット
IT資格を取得する「メリット・デメリット」も解説します。
基本的には、採用後に目指せばOKかと。実務経験にプラスされ、その後のIT転職でも有利になります。
IT転職で資格を取得する3つのメリット
ある分には、越したコトない。
メリットは、下記のとおり。
- メリット①:基礎的なIT知識を習得できる
- メリット②:客観的なIT能力を担保できる
- メリット③:資格手当を貰える可能性アリ
メリット①:基礎的なIT知識を習得できる
自発的な勉強は、記憶に定着しやすい。
初心者にオススメは「ITパスポート」ですね。国家資格ですし、ITの基礎的なスキルを証明できます。
IT未経験の方は、ココから学ぶと挫折せずに学習できるかと。
メリット②:客観的なIT能力を担保できる
証明書として、客観的なスキルを担保できます。
面接官に「ITの基礎は理解できてるな」と安心感を与えることもできる。
とはいえ、資格より「ポートフォリオ」の方が一般的です。資格とセットで「ポートフォリオ」もアピールできると強いですよ。
メリット③:資格手当を貰える可能性アリ
リクナビネクストのITエンジニア200人に行った調査によると「勤務先にキャリア支援制度がない」と回答した人は、7割以上というデータもあります。
というと、資格を取得しても、手当を貰えるかは微妙ですね...
月収+1,000円とかのために、資格勉強しますか?それなら、副業にフォーカスして、ITスキルを身につけた方が遥かにコスパ良いかと。
むしろ、デメリットの方が大きい。せっかく資格取得しても、リターンを感じられないなら、モチベも湧かないかと。IT業界で働く人の中では、資格において不満の声も多いですよ。
IT転職で資格を取得する3つのデメリット
むしろ、デメリットの方が大きいかと。
IT転職に、資格取得はコスパ悪い。
- デメリット①:資格取得に時間かかる
- デメリット②:採用の保証は当然ない
- デメリット③:資格が役立つかも微妙
デメリット①:資格取得に時間かかる
一番のデメリットは、ココかな?と思います。シンプルに、資格に時間を当てるのはコスパ悪い。
- 資格の取得に100時間を勉強する←時間と共に、記憶は忘れる
- サイト制作に100時間を勉強する←成果物は、ネット上に残る
面接官の立場で考えると、シンプルに後者の方が採用されるかと。もちろん、転職者のバックグラウンドによりけりですが、実務未経験からIT転職するなら、資格なんかよりサービスを作れる方が重宝されますよね?
デメリット②:採用の保証は当然ない
資格を持ってても、魅力がなければ落ちます。
たとえば「TOEIC700点」でも、日本語でスムーズに会話できないと、相手は困りますよね?
もしかしたら、見た目に清潔感がないと落ちるカモです。というと「資格」というのは、本質ではありません。
それに「なぜその資格を取得したのか?」についても、論理的に回答できなければ「タダの資格マニアだな...」と思われてしまいます。逆に、他の転職者がスキル持ちなら、ソチラを選ぶと思います。
デメリット③:資格が役立つかは微妙
初級レベルの資格では、効果が薄いのは事実。むしろ、デキて当たり前なことをアピールしても「こいつ、うざいな...」と思われるのがオチですので。蝉のションベンを食らって、萎えるだけかと。
あなたが過去に取得した資格は、生きていますか?
おそらく「虫の息」かと。
資格って、基本的に役立たないです。
要は、モノの言い方
面接での伝え方にも注意しましょう。
たとえば、下記のとおり。
- 英検2級持っています!頑張ります!
- 英検2級持っています。大学時代に休学を利用し、海外に1年住んでました。現地人と交流して、生の英語を習得しました。以上の経験から、御社に「英語の風」を吹き込むことができます。社内の英語教育も活性化し、仕事への情熱も生まれると思います。
どうでしょうか?
圧倒的に、後者を採用したくなりませんか?
上記は「英語」ですが、IT資格でも応用できるかと。
ちなみに、エンジニアとかですと、コードは英語の世界です。変なIT資格を勉強するくらいなら、英語を学ぶ方が「価値アリ」ですよ。
IT転職に役立つオススメIT資格3選
未経験からIT業界へ転職する際に役立つIT資格を、3つ紹介します。
なお、他にもたくさんのIT資格がありますが、そんなに勉強できないですよね?
というわけで、初心者向けに厳選しました。
下記から1つ選べばOKかと。
- オススメ①:ITパスポート(IP)←国家資格
- オススメ②:基本情報技術者試験(FP)←国家資格
- オススメ③:マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)←民間資格
その①:ITパスポート
通称、iパス。IT未経験や初心者にオススメでして、幅広いIT知識を身につけたい人向けの国家資格です。
iパスは、ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべき、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。
IT企業だけでなく、公務員を目指す人にもオススメ。時代はITですので、ぶっちゃけ、すべての社会人は持っておいて損のない資格かと。
学習時間と合格率
- 学習時間:100〜150時間
- 合格率:50%前後
3ヶ月ほど学習すれば、合格できます。6割以上で合格です。
その②:基本情報技術者試験
ITエンジニアの「登竜門」と呼ばれる国家資格。
情報処理技術者試験は、「情報処理の促進に関する法律」に基づき経済産業省が、情報処理技術者としての「知識・技能」が一定以上の水準であることを認定している国家試験です。
独学だと、むずかしいかもです。無理じゃないかもですが、費用対効果が薄い。
学習時間と合格率
- 学習時間:200時間
- 合格率:20%〜30%前後
合格点は、6割以上。ぶっちゃけ、ITパスポートでいいです。
その③:MOS
マイクロソフト オフィス スペシャリスト。
エクセルやワードなどのマイクロソフトオフィス製品の利用スキルを証明できる資格です。
仕事で下記のソフトを使うことも多いので、IT以外の仕事全般でも役立ちますね。
- Excel:表計算ソフト
- Word:文書作成ソフト
- Power Point:パワポソフト
- Access:データベース管理ソフト
- Outlook:電子メールソフト
マイクロソフトの実技試験です。一般レベル(スペシャリスト)・上級レベル(エキスパート)の2種類ありますが、あなたのレベル感にあったコースを受験しましょう。
学習時間と合格率
- 学習時間:100時間くらい
- 合格率:スペシャリスト80%、エキスパート60%ほど
合格率は高めですので、誰でも勉強すれば受かるかと。
IT資格の学習方法は、2つだけ
学習方法は、下記のとおり。
- 方法①:独学←オススメ
- 方法②:通信←独学が不安な方
方法①:独学
参考書を購入し、独学をオススメします。というのも、仕事をする上で、自ら学ぶ姿勢がないと厳しいからです。特にITスキルの場合は、独学力を身につけて損はしません。
方法②:通信
独学が不安な方は、ユーキャンの通信講座がオススメ。月額料金はかかりますが、サクッと学習して時間を節約できます。
IT転職の資格取得より大切な、たった1つのコト
ぶっちゃけ、資格取得は本質ではない。
資格は、コスパ悪い
未経験からIT転職する上で考えるべきことは「コスパ」です。というのも、コスパの悪い転職をすると、人生が消耗します。
資格取得には「100時間=1日2時間 × 50日」ほど学習コストがかかります。
働きながらだと、かなり時間を奪われるかと。それなら、サイトやらアプリやらを作ることにコミットした方が、面接官から評価されます。
資格を取得しても、採用されるかは微妙。給料に反映されるかも怪しいのが現実。たとえ、ショボいサイトでもネット上に公開することで、作品として残ります。
他の転職者は、そこまでやらないので「差別化」になりますよね?
つまり、採用に直結します。
資格が役立つときとは?
経験上、昇進や選抜のときですね。たとえば、同じような能力の2人がいた場合、下記のような思考が働きます。
「どっちにしようかな?...おっ、コイツは、資格持ってんじゃん。真面目そうだし、この人にするか...」
ぶっちゃけ、資格が役立つのはコレくらい。面接では「セミのションベン」くらいしか評価されませんので、コスパ悪いですよ。
求めるべき未来は、IT転職を成功させること。
つまり、採用されること。
じゃあ、やるべきことは、カンタンです。
それは、下記のとおり。
IT未経験『資格なし』で採用される、3つのコツ
自走力をつけつつ、転職エージェントを利用しましょう。
- コツ①:まずは、独学でITスキルを学習
- コツ②:スキルを作品としてアウトプット
- コツ③:面接対策は、エージェントを利用
コツ①:まずは、独学でITスキル学習
初心者こそ、まずは独学をオススメします。というのも、自発的に学ぶ姿勢がないと、変化の早いIT業界についていけないからです。それは「お荷物」を意味します。
というと「教えてパイセン!」とかだと、正直キツい...
いうまでもなく、企業は学校ではない。会社の利益を生み出すことが仕事ですので、自発的に学ぶ姿勢のない受身な人間は、そもそも採用されにくい。なら、面接でアピールすべきことは「自走力」です。
自走力とは?
読んで字の如く、自分で走る力のコト。
- どのようにスキルを学んだか
- 壁をどのように乗り越えたか
- 今後、変化にどう対応するか
上記のような「自走力」をあなたの言葉でアピールしましょう。ぶっちゃけ、面接段階でのスキルはあんま関係ない。20代は、ポテンシャル採用ですので、最低限のスキル+適切なコミュニケーションでなんとかなります。
スクールも、アリです
独学がキツいなら、スクールも検討すべき。
現代は、ホントに便利な世の中。国からの補助金があったり、無料で学べたりします。
こういった制度やスクールを活用することで、コスパ良くITスキルを身につけつつ、転職できます。素晴らしい現代社会に、感謝しましょう。
コツ②:スキルを作品としてアウトプット
学んでインプットした知識を「作品」としてアウトプットしましょう。なぜなら、採用に直結するからです。
IT業界ですと、作品を形にすることは大いに評価されます。たとえば、下記が「作品」というポートフォリオになります。
- WEBデザイナー:サイト・デザイン
- WEBエンジニア:サイト・アプリ
- WEBマーケター:ブログ・アフィリエイト・SNS
たとえば、あなたが「WEBマーケティング会社」に転職したいとします。そこで「月間3万PVのサイトを運営してまして、月収5万ほど稼いでいます。ポートフォリオは、こちらです。」などと実績アピールすれば、ほぼ採用されると思います。
つまり、数字や形として結果を出せると強い。しかし、クチだけですと「嘘くさいな」と思われてしまいます。
必ず、「作品」としてアウトプットしましょう。
コツ③:面接対策は、転職エージェントで
独りでIT転職すると、どうしても不安ですよね?そういった方は、IT専門の転職エージェントを活用すると、不安も「スーッ」と消えますよ。
いくらスキルがあるとはいえ、コミュニケーションや履歴書の書き方を間違えてると、IT転職の成功も遠ざかってしまいます。ココは一人で頑張らず、エージェントをフル活用し、サクッと決めちゃいましょう!
在職中に転職すべきか?
理想は、、、です。しかし「在職中に転職しなさい」というのは、エージェント側のポジション・トークなので、あまり気になさらずに。
そもそも、在職中にスキルを身につけ、IT転職を成功させるって、結構ハードじゃないですか?
僕の考えとして「少し落ち着いてからでもいいのでは?」と思います。というのも、心と行動に「ゆとり」が生まれるからです。
在職中に、ITスキルを身につける→貯金しつつ退職→ニートしつつ、転職エージェントを活用してIT転職
貯金と相談しつつになりますが、そんなに焦って転職活動しても負けるかと。履歴書に空白期間が発生しても問題ないので、ゆっくりとあなたのペースで転職すればOKですよ。焦りは禁物です。
IT業界に強い転職エージェント
とはいえ、人間は焦ってしまう生き物。
そんな方は「転職のプロ」に相談しましょう。
なお、転職エージェントは無料で活用できます。神ですね〜。
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IT転職の資格取得は、コスパ悪すぎる
本音で語るのですが、資格は不要です。
IT転職を決めてから考えればOK。
IT転職を成功させるために、やるべきことは下記のとおりです。
- その①:ITスキルを身につける
- その②:ITスキルの「作品」を作る
- その③:IT転職エージェントを活用する
上記を意識して、あなたのペースでIT転職すれば問題ないですよ。まずは、ITスキルを身につけるステップから始めてみましょう。文系の僕でも挫折せずにデキたので、あなたにもデキるハズ。下記より、どうぞ。
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