
Brave(ブレイブ)とは何ですか?最近「Brave」という言葉をよく耳にします。Braveの特徴や始め方を教えてください。
こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
- Brave(ブレイブ)とは?
- Braveの特徴5つ
- Braveのインストール方法
- Braveの初期設定
- BraveのよくあるQ&A
ごきげんよう、ミヤビ(@ImperialMiyavi)です。ブログ歴は3年ほど。月間1万PV、ブログ収益は6桁を達成しました。
Brave(ブレイブ)とは何かを知りたいですか?
本記事では、Web3.0の次世代ブラウザ「Brave(ブレイブ)」を徹底解説します。
この記事を読むと、Braveの概要から特徴、インストール方法や初期設定の方法、稼ぎ方などをマルっと理解できます。
実はBraveを使うと、広告をブロックしたまま、サイトを閲覧できたり、YouTubeを視聴できます。さらに、広告をブロックした分に応じて、仮想通貨「BAT」も稼げます。
ぜひ本記事をきっかけに、Braveという次世代ウェブブラウザの世界に足を伸ばしてみませんか?
Brave(ブレイブ)とは?
Brave(ブレイブ)とは、Web3.0を代表とする次世代Webブラウザのこと。
広告をブロックしつつ、高速ブラウジングを可能にした、画期的なWeb3.0ブラウザです。
また、広告をブロックすることで、仮想通貨「BAT(Basic Attention Token)」という仮想通貨も稼げる仕組みが特徴的です。
仮想通貨「BAT」の稼ぎ方は【無料】Braveで仮想通貨「BAT」を稼ぐ方法【不労所得でOK】をどうぞ。
Web3.0とは?
Braveを理解する前に、Web3.0に関する知識もインプットしておきましょう。
Web3.0とは「ブロックチェーン」を使った非中央集権的なインターネット概念のこと。ザックリいうと「インターネットの新しい歴史」とお考えください。
まさに「Brave」は、Web3.0の次世代ブラウザです。詳しくは、Web3.0とは?【インターネットの歴史から紐解く】 をどうぞ。
Braveの収益源とは?
Braveブラウザは広告を排除してるのだから、広告収益を上げてないハズと思いますよね?実はBraveは、広告収益がビジネスモデルです。これは、Googleと同じモデル。
- Chrome:広告ビジネス
- Brave:広告ビジネス
Braveは、広告排除できるWebブラウザですが、収益源は「広告」です。えっ?...1ミリも大差ないじゃん...と思うかもですが、広告ビジネスモデルに違いがあります。
Braveでは、広告をブロックする代わりに、自社のプライベート広告をユーザーに配信してます。そして、ユーザーは、その広告を閲覧するかどうかの選択肢を持ってます。
また、Brave独自のニュースサイトも展開しており、これもユーザー自身で視聴するかの選択肢が与えられてます。
詳しくは割愛しますが、Brave =「広告ビジネス」とお考えください。
とはいえ、広告を排除しつつ、検索できる世界は、ユーザーにとってストレスなく素晴らしい。しかし、広告ビジネスを主とする企業には打撃ですよね?広告を表示されなくなるだけじゃなく、クリックもされないのですから...
Braveの特徴5つ
Braveの具体的な特徴は、下記のとおり。
- 特徴①:広告ブロック
- 特徴②:高速ブラウジング
- 特徴③:セキュリティが高い
- 特徴④:仮想通貨「BAT」を稼げる
- 特徴⑤:GoogleChromeで検索できる
特徴①:広告ブロック
Braveの最大の特徴は、Web閲覧時の広告をデフォルトでブロックする機能(設定から、解除も可能)
- リスティング広告
- インフィード広告
- ポップアップ広告
- アドセンス広告
- YouTube広告
視聴者としては、ほぼクリックしないであろう上記の広告をすべてブロックです。特にYouTube広告を課金なしにシャットアウトできるのは、ヤバすぎかと。
広告の誤クリック、広告表示の無駄な時間、広告の追尾など、広告によるストレスから完全に解放されます。
広告ブロックって違法じゃないの?
最高裁の出した判決によると、広告ブロックは「合法(世論的にはグレー)」です。
広告収入を軸とするメディアやブロガー、アフィリエイターにとって「天敵」かと。
広告収益が減る代わりに仮想通貨がもらえるから「Win-Winなのでは?...」と思うかもですが、アフィリエイトをする僕個人としては「賛成」ですね。
そもそも、過度な広告ってウザいので。
シンプルに、リンクでOKです。
>> 参考記事:広告ブロック機能の雄「Adblock Plus」は違法と訴えるも最高裁の下した判決は「合法」
特徴②:高速ブラウジング
広告をブロックするため、サイトの閲覧スピードが上がります。
Braveはパフォーマンスを重視して作られたブラウザです。Google Chromeと比べ、ページの読込速度は3倍高速に、メモリ消費は33%少なく、かつバッテリー駆動時間が最大1時間長くなっています。引用元:Brave|パフォーマンスを重視したブラウザ
- ページの速度は「3倍」も高速
- メモリ消費量は「33%」も減少
- バッテリーは「1時間」も長持ち
Braveは「角川アスキー総合研究所による主要コンテンツサイトの表示速度の調査」において、表示速度がブラウザの中で最速という結果もあります。
このように、Braveを使うと、広告をブロックしつつ、サイトの閲覧スピードがUPしつつ、バッテリー消費量を抑えつつ、デバイスの寿命にも優しい...というなんとも美味しい体験ができます。
特徴③:セキュリティが高い
Braveは、デフォルトで「トラッカー」もブロックしてくれます。トラッカー =「追跡」というイメージです。
たとえば、Googleで「ハンバーガー」と検索します。すると、ブラウザ中にデータとして蓄積され、次回以降の検索でも「ハンバーガー」に関する情報が表示される仕組みになってます。
要は「コイツはハンバーガーに興味あるのか...ふむふむ、じゃあハンバーガーの関する最新オススメ情報をイイ感じで表示させたろ...」といったイメージです。
心あたりありませんか?なんか知らないけど、検索に関連した記事が表示されやすいのを...
それは、Googleに監視されてる「証拠」ですからね。つまり、あなた =「商品」です。Googleは、広告ビジネス。ユーザーの動向をデータから分析しつつ、最適な検索結果を表示させることで、収益を上げてます。
こーいった監視された中央集権的な世界からの脱却こそが、Web3.0の目指す世界観でもあります。まさにBraveは、分散型社会への一歩を体現してます。
特徴④:仮想通貨「BAT」を稼げる
Braveでは、広告やトラッカーをブロックしつつ、仮想通貨「BAT」を稼げます。ただし、Braveが独自に用意したプライベート広告を表示させる必要があります。
Braveプライベート広告を表示することで、トークンを獲得できます。表示される広告は、閲覧行動から推測される興味や関心に基づきます。個人情報や閲覧履歴が、ブラウザから外部に送られることはありません。
従来の広告は、閲覧やクリックしてもユーザーにメリットはほぼありません。むしろ、ウザいだけですよね?しかし、Braveの広告機能を使えば、その収益の70%ほどがユーザーに仮想通貨「BAT」という形で還元される仕組みになってます。
Braveでは、広告表示する頻度を設定できます。こちらは後で解説しますが、僕は「1時間に10件」の広告表示に設定してます。
広告設定の範囲を決めることで、仮想通貨「BAT」の収益にもつながります。
特徴⑤:GoogleChromeで検索できる
なんと、Braveブラウザでは、GoogleChromeで検索できてしまいます。
Googleに関するすべての広告をブロックしつつ、ググれますからね。いくらなんでも...これは「チート」かと。
ブラウザによっては、同じキーワードで検索しても表示結果が異なります。個人的には「Google」が最適解だと思ってまして、Braveブラウザではなくて、Googleでググりたいところ。
そんな「痒いところに手が届く」を体現したのが、Braveです。広告を排除しつつ、Braveでググます。
ヤバくないですか?
もはや、Chromeに戻れません。
Braveのインストール方法
とても簡単です。
サクッと3分で終わります。
- 手順①:Braveをダウンロード
- 手順②:インストーラーを実行
- 手順③:インポート設定
手順①:Braveをダウンロード

手順①:Braveをダウンロード
公式サイトより、Braveをダウンロードします。ダウンロードには、1分ほどかかります。
手順②:インストーラーを実行

手順②:インストーラーを実行
ダウンロードしたファイルをクリックし、Braveをインストールします。
手順③:インポート設定
古いブラウザからブックマークや拡張機能、パスワードなどのインポートができます。
検索エンジンは、使いやすい「Google」でOK。

Braveはドックに追加すると便利
Macユーザーの方は、使いやすいよう「ドック」に追加しておきましょう。以上で、インストールと初期設定はおわり。
Braveの使い方
Braveの使い方を解説します。まず、Braveを立ち上げると、下記ような画面になります。使用済みなので、数値が刻まれてたり、カスタマイズされてますm(._.)m

Braveの使い方
- その①:検索画面
- その②:トラフィックデータ
- その③:よく使うサイト
- その④:カード編集
- その⑤:Brave News
- その⑥:カスタマイズ
その①:検索画面
上記にキーワードを入力し検索します。なお、Googleに変更しておきましょう。もちろん、Brave検索もできますが、特にメリットもないので、使い慣れたGoogleでOK。
Brave(ライオン)アイコン
クリックすると、現在ブロックしてる広告とトラッカー数を確認できます。
BAT(三角)アイコン
クリックすると、BAT情報を見れます。また閲覧サイトに「チップ」としてBATトークンを送ることもできます。
その②:トラフィックデータ
下記が表示されます。
- ブロック済みの広告
- 節約したデータ量
- 節約した読み込み時間
解説のとおり、Braveでは、広告をブロックしつつ、データ量を削減し、読み込み時間を大幅に短縮します。こーいった無駄なデータ通信を排除できるので、Braveは優秀ですね。
その③:よく使うサイト
ここには、普段からアクセスするサイトを登録できます。ブックマークに登録しておくと時短で便利です。
その④:カード編集
獲得したBATトークンを確認できます。
その⑤:Brave News
Brave専用のニュースも読めます。カスタマイズ設定より、お好みの記事を設定できます。特にクリプト関連のNewsをチェックしておくといいかと。
その⑥:カスタマイズ
背景画像の変更、ダッシュボード、Brave News、時刻表示、編集カードなど、細かい設定ができます。お好みに設定してみてください。
BraveのよくあるQ&A
Braveを利用する上でのよくある質問にお答えします。
- 質問①:Braveは無料ですか?
- 質問②:広告の表示はできますか?
- 質問③:BATトークンの使い道は?
質問①:Braveは無料ですか?
Braveの利用は、無料です。広告をブロックするのに、お金はかかりません。普段ググるようにブラウザを使えば、なんの問題もありません。
質問②:広告の表示はできますか?
Braveは、デフォルトで広告やトラッカーをブロックします。
また「Brave Rewards」に参加することで、Brave専用の広告を表示させて、それを閲覧することにより「BAT」を獲得することもできます。
Brave Rewardsの設定をONにすることで、1時間あたりの広告表示回数を調整できます。最大で1時間に10件まで設定できます。獲得できるBATに影響しますので、お好みに設定してください。
質問③:BATトークンの使い道は?
YouTubeやeSportsでの投げ銭、あとは仮想通貨取引所での換金に利用できます。
BATトークンは、日本で有名な「Coincheck(コインチェック)」を利用すれば扱えます。
上記の取引所で「BAT」を取り扱ってます。換金は「bitFlyer」がおすすめでして、取引所とブラウザをサクッと連携できます。連携方法は、下記をご覧ください。
Braveを始めてみよう
本記事では、Web3.0の次世代ブラウザ「Brave」を解説しました。本記事の内容を振り返ります。
- 特徴①:広告ブロック
- 特徴②:高速ブラウジング
- 特徴③:セキュリティが高い
- 特徴④:仮想通貨「BAT」を稼げる
- 特徴⑤:GoogleChromeで検索できる
従来の広告をブロックしつつ、仮想通貨「BAT」を稼げる仕組みは画期的かと。高速ブラウジング、強固なセキュリティも魅力的ですね。
Braveユーザーが拡大するにつれ、その実用性からBATの価格が上昇する可能性もあります。GoogleからBraveに乗り換える人も多くなるかもしれません。
現に僕は、Braveでググってます。
あなたも、どうですか?
普段と変わらず検索するだけで、BATを稼げるので、いわゆる「不労所得」にもなります。今のうちに、次世代Webブラウザ「Brave」に触れておけば、先行者利益を獲得できるチャンスです。
この記事を読み終えたら、Braveをダウンロードしてみてください。
Braveでググってるだけで、自然とBATが溜まっていきます。コレを機に、仮想通貨を始めてみるのもアリかと。Braveと連携が可能な「bitFlyer」がおすすめです。